美侍

ゼロから入門!ロードバイクを始めるには何を準備すべき?

健康的でカッコいい!ということで、最近人気を集めているロードバイク。漫画の題材としても取り上げられ、どんどん知名度が上がっていますよね。バイクさえ購入すればすぐに始められ、無理なく運動できそう、というイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?やってみたいけど、実はどんなスポーツなのかよく分からない……という方のために、走る前の準備やおすすめバイクなどをご紹介します!

ロードバイクは、高速走行用の自転車を使ったスポーツ!

出典:http://cyclist.sanspo.com/108844

写真:砂田弓弦様

ロードバイクって言うけど、バイクには免許が必要なんじゃないか?と思いますよね。
しかし、ロードバイクに運転免許は必要ありません。
道路を走る原付や二輪車とは違い、道を高速で走行できる「自転車」のことをロードバイクと呼ぶのです。

普通の自転車よりもかなり高額ですが、その分加速性が高く、ペダルも軽やかで爽快な走りを味わえます。
ちなみに、高速で走る自転車と聞いて「競輪」を連想する方もいるでしょうが、競輪用の自転車はブレーキが付いていないため更に難易度が高く、一般道を走ることはできません。

ロードバイクは、高速走行できる自転車のこと

ロードバイク (英: road bike) は、舗装路を主とした道路での高速走行を目的に設計された自転車である。「ロードレーサー」と呼ばれることもある[1]。ツール・ド・フランスなどの自転車ロードレースで用いられる。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF

高速走行性能を優先して設計されるが、空気抵抗の点ではさらに先鋭化させたリカンベントも存在する。どろよけやスタンドなど走ることに不要な部品は基本的に装備せず、前照灯や後部反射板を備えていない車両も存在する。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF

ロードバイクは、時速50km/h以上のスピードが出せる

時速50km/h以上のスピードを出せること、前傾の運転姿勢を取るため前方視界が限られることなどから、シティサイクル等に比べて事故の当事者となり得る可能性が高いため、一般道での走行には細心の注意を必要とする[注釈 4]。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF

ロードバイクには、ライトとベルを付けることが義務付けられている

自転車の前後に反射機材を取り付けることは法律で義務付けられていますので、夜間走行の際は忘れずにライトを付けて走りましょう。

出典:http://ride-road-bike.com/beginner/manners.php

ロードバイクは法律的には軽車両のため警笛区間を走行する際は警笛を鳴らす必要があります。

そのためロードバイクには警音器、ベルを取り付けましょう。

出典:http://ride-road-bike.com/beginner/manners.php

ロードバイクは「走り」に重きを置いている自転車なので、中には前照灯やベルが付属されていない車種もあります。
しかし、日本では法律上、軽車両にライトやベルを取り付けることが義務付けられているので、オプションで必ず購入しましょう。

ロードバイクと自転車は操作にも違いがある!

出典:http://itouyaryokan.com/blog/1121.html

「自転車には乗れるから、ロードバイクも大丈夫でしょ!さっそく今日買ってきて、明日から通勤に使おー!」なんて考える方もいるかもしれません。
しかし、ロードバイクは「自転車の一種」というだけで、いわゆる「ママチャリ」とは全く異なります。

ママチャリタイプの自転車しか使ったことがない……という方は、操作に慣れるまで、はじめのうちは苦戦するかもしれませんので、購入後しばらくは休日にのんびり運転するつもりでいましょう。
いきなり通勤や通学などに使おうとすると、勝手が違って思わぬ怪我をしたり、遅刻をしたりしてしまう恐れがあります。

ハンドルの形状が異なる

シティ車など、一般的な自転車と比べて明らかに違うのが「ドロップハンドル」。下向きに大きく湾曲した形状が特徴で、走るシチュエーションやスピード域に合わせて握る部分を変えることで走りやすい姿勢を作り出します。

出典:https://www.aeonbike.jp/features/online_magazine/roadbike_basic

ブレーキレバーと変速レバーが異なる

ブレーキレバーと変速レバーが一体化した「デュアルコントロールレバー」が一般的。レバーから手を離さずに、変速・ブレーキ、それぞれの操作が可能ですが、メーカーによって操作方法が異なるため事前に確認しておきましょう。

出典:https://www.aeonbike.jp/features/online_magazine/roadbike_basic

走行距離が異なる

ラクに高速で走れるロードバイクは長距離走行もお手のものです。今までは電車やクルマで出かけていた10km・50km・100km先の目的地が、自転車での移動範囲になるかもしれません。

出典:https://www.aeonbike.jp/features/online_magazine/roadbike_basic

ブレーキの性能が異なる

スポーツバイクには高性能なブレーキが搭載されていることが多い。
小さな握力で強大なストッピングパワーを発生させるので、前だけを強くかけると前輪がロックして前転する恐れがあり、後ろだけかけると簡単にスリップしてしまう。前後をバランスよくジワリとかけるのがコツだ。

出典:http://www.cyclemode.net/2011/beginner/lecture/

通常の自転車と比べると、身体のバランスを取ったり、程よいブレーキをかけたりするのが難しいようです。
しかし、慣れれば非常に楽に運転できますから、数十キロを超える距離も難なく移動できてしまうとか。
自転車で車と同じくらいの長さを走れるなんて、驚きですね。

どのくらいお金がかかるのかを知ろう!

出典:https://www.pakutaso.com/20130553134post-2720.html

普通の自転車に比べて高性能で、デザイン性の高いロードバイク。
もちろん、その分お値段も少々高めに設定されています。

また、通常の自転車は完成品が売られていることがほとんどですが、ロードバイクの場合は「完成車(購入したらすぐに乗れる形)」と「フレームセット(フレームのみの販売だが、その分自分でカスタマイズできる)」という2つの販売方法があり、後者の方が相場は高くなるようです。

しかも始めるにはウェアや装備品も買わなければならないでしょうし、本格的にやるには結構お金がかかりそうですよね。
初期費用はいくらぐらい必要なのでしょうか?見てみましょう!

本体:10~20万円
これは選ぶバイク次第。

出典:http://ameblo.jp/massan2011/entry-11475297613.html

必要だと思う初期装備 5万円
ペダル、ライト(フロント・リア)、ボトルゲージ、ボトル、工具&サドルバッグ、スタンド、防犯チェーン、空気入れ(据え置き型、携帯型)、ウェア、ヘルメット、アイウェア、グローブ、シューズ、、、あたりか?
私の実績値ベースで約5万。

出典:http://ameblo.jp/massan2011/entry-11475297613.html

メンテナンス費用 (初期:3万円、2年目以降2万円)
長期間乗ることで掛かる費用がある。消耗品の類は、乗っていると摩耗する。

出典:http://ameblo.jp/massan2011/entry-11475297613.html

ウェア費用 5万円
春・秋:長袖ジャージセット 5,000円
冬  :裏起毛ジャージセット/ソフトシェルジャージセット 2万円
    冬用グローブ:5千円、シューズカバー:5千円
その他:インナーシャツや防寒用のウィンドブレクジャケット 1万5千円

出典:http://ameblo.jp/massan2011/entry-11475297613.html

車体12万円+初期備品2万円=乗り出し価格14万円

とりあえず乗れればいいって装備でも、車体以外で2万円も掛かった。

出典:http://bentouboy.com/28/

ロードバイクの初期費用は、20万程度

初期費用は、ざっと見て15万円弱~20数万円程度のよう。
乗り始めるとバイクをカスタマイズしたり、メンテナンスしたりでプラス数万円飛んでいきますから、こだわる方はもう少し多めに考えておいた方が良さそうですね。

購入する車種を考えよう!

さて、心がまえもできたし、いよいよロードバイクを買おう!と思ったあなた。
希望の車種は決められましたか?ロードバイクにはスタイリッシュで美しいラインのものがたくさんありますから、どれにしようか迷ってしまいますよね。

しかし、前述した通りロードバイクは10万円~20万円程度が相場。
こだわればこだわるほど、その値段は跳ね上がっていきます。
もっと気軽に始めたい!10万円以下でそれなりにカッコイイバイクはないの?と悩むあなたのために、リーズナブルな初心者向けバイクをまとめてみました。

louis garneau lgs-cr23(ルイガノ)

出典:http://www.louisgarneausports.com/14louis/lgs-cr23.html

最初にご紹介するのは、カナダのスポーツメーカー「ルイガノ」から販売されている「louis garneau lgs-cr23」。
完成車価格で79000円と10万円以下の値段ながら、滑らかな乗り心地で使い勝手の良い車種です。

LEDライトも標準装備されていますので、オプションで付ける必要はありません。

merida scultura 100(MERIDA)

出典:https://cyclemarket.jp/product/detail/225

続いては、台湾の自転車メーカー「MERIDA」から販売されている「merida scultura 100」。
価格は93900円と少々お高めですが、10万円以上の車種と比べても遜色のない性能とデザインを兼ね備えています。

初心者とはいえカッコいいバイクに乗りたい!という方におすすめです。

GIANT DEFY4(GIANT)

出典:http://www.giant.co.jp/giant16/bike_datail.php?p_id=00000042

こちらは昨今急成長している台湾の自転車メーカー「GIANT」から発売されている「GIANT DEFY4」。
コストパフォーマンスに優れ、日本にも全国に支店があるため、購入しやすいメーカーだと言われています。

価格は85000円とリーズナブルですが、性能は折り紙つき。
ラインナップも豊富なので、ぜひお気に入りを探してみてください。

装備品を揃えよう!

出典:http://www.bike-navi.info/230equipmt/15032308.html

バイクを購入したからといって、準備が終わったわけではありません。
ロードバイクには、安全を守るために必要な装備がいくつかあるのです。
最初に「ライトやベルはオプションの場合もある」とご説明しましたが、それはあくまでも法律に違反しないための最低限の装備。

では、他に購入しておいた方がよいものには何があるのでしょうか?見てみましょう。

ヘルメット

【ヘルメット】
クロスバイクでちょっと近場程度くらいなら必要ないでしょう。ロード等になってくると必須なものになります。こちらも車両と同じくサイズ合わせをしないとヘルメットとしての役目が薄れてしまうので、しっかりとしたところで試着・購入を。

出典:http://whitepace14.blog.fc2.com/blog-entry-18.html

空気圧ゲージ付きのポンプ

軽快車以上にタイヤの空気圧を気にしなければならないのがロード&クロスバイクの特徴でもあるので空気圧ゲージ付きのポンプ購入をオススメ。

出典:http://whitepace14.blog.fc2.com/blog-entry-18.html

盗難防止の効果の高いワイヤー錠×2つ

スポーツバイクは軽快車以上に盗まれやすい乗り物です。ワイヤー錠でのロック技術等については「ロードバイク ロック」とかで検索を。 1つだと盗難防止の効果が薄いので2個以上がオススメ。

出典:http://whitepace14.blog.fc2.com/blog-entry-18.html

後反射板

・後反射板 0~100円

100円ショップに売ってる赤い反射板で十分です。自分は照明式のを使ってますが、点灯のタイミングが微妙なのと、照明式のものは点灯してないと全然見えないので結構不便です。

出典:http://flanverju.sakura.ne.jp/?p=142

ロードバイクの車体を拭く布

最低必要なのは、車体を拭く布です。
古くなった衣服を切って使えばOK。ガチでない限りそこまでマメに掃除なんてしないでしょ?
チェーンの汚れも、布で拭い取ればそこそこ綺麗になります。
掃除した後はちゃんと油を挿そう。

出典:http://flanverju.sakura.ne.jp/?p=142

ヘルメット、スポーツバイク用の空気入れ、厳重なカギなどは必ず持っておいた方が良いようです。
また、簡単なお手入れのために専用の布と、出来れば潤滑油も購入しておくと安心。

爽やかな風を感じて!安全にロードバイクを楽しもう

いかがでしょうか?一見自転車のようなロードバイクですが、実は更に奥深い可能性を秘めたものなのですね。
本格的にやろうとするとお金もかかりますから、貯金や普段の生活を見直し、始められるかどうか考える必要がありそうです。

しかし、一度晴れやかな日にロードバイクに乗って出かけてみると、今までには感じたことのない自由な空気と心地よい風に驚くことでしょう。
ルールを守り、安全にしっかりと注意しながら、ぜひ快適なロードバイクの旅を体験してみてくださいね。