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愛らしい顔立ちで楽しさ倍増!根強い人気のスズキ「チョイノリ」の魅力とは
ぽかんと口を開けたような愛らしい顔立ちと、街乗りにピッタリのお手軽なフォルムが人気を集めたスズキのスクーター「チョイノリ」。現在では残念ながら日本での生産が中止されていますが、未だ根強いファンが残る車種ですよね。今回は「チョイノリって面白そうなバイクだな」「個性的だけど、性能面はどうなんだろう?」と気になっているあなたのために、チョイノリの特徴や魅力、楽しみ方などを詳しくご紹介しましょう!ぜひご参考ください。
可愛い?カッコいい?スズキ「チョイノリ」の特徴を知ろう!
チョイノリとは、2003年に発売されたスズキの原付スクーター。
残念ながら2007年に日本での生産は終了していますが、未だ根強い人気を誇る車種のひとつです。
ぽかんと口を開けたようなおとぼけフェイスが愛らしく、似たようなスクーターを探しても他には存在しない!ということで、愛好家が絶えません。
特徴は何といっても、余計な装備を一切省いた軽さ、手軽さ。
一応スクーターの括りではあるのですが、自転車感覚で使える乗りやすさで、近距離利用に絞った設計はもはや潔いと言えます。
価格は当時新車で何と6万円弱!400㏄が30万円前後だった時代、バイクでありながら驚異のコストパフォーマンスで皆を驚かせました。
2003年発売!合理性をとことん追求された、スズキのユニークな原付スクーター
スズキ・チョイノリはスズキが、2003年2月11日に発売した原付スクーターである。なお2007年8月末以降、日本国内での生産は行われていない。
コンセプトは「ちょい乗り」。通勤通学の交通手段として、目的を近距離の移動だけに絞り軽量簡素化した他、国内生産でどこまで安くできるかが課題になっており、各部品のコンパクト化や、新開発エンジン・新設計フレームの採用、樹脂部品の集約などにより従来車との比較で約4割の軽量化を実現した他、部品点数を約3割削減、ボルト・ナット類の締め付け箇所を約5割削減するなど設計・生産段階での合理化を追求した。
とにかく軽い!自転車感覚で使える画期的な原付だった
軽いので、車によっては積んで遊びに行ける。
大通りは怖いが、ちょっとした足と考えれば非常に便利。
燃費は最高。けど3Lしか入らない。
30キロが法定速度なんで、警察も眼中に無いので捕まらない。
何と新車が6万円弱!?驚異的なコスパで話題を集めた
細かな積み重ねがあって、
新車価格59800円という恐ろしい価格でリリースされました。
ラッタッターが出たのは400ccの4気筒機が32万で買える時代です。
チョイノリ時代の400cc4気筒機は60万オーバー。
驚異的なコストカット能力。
乗ってみるとどう?スズキ「チョイノリ」の魅力とレビューをチェック!
では、スズキ・チョイノリの人気の秘密と、実際に乗っている方のレビューなどをチェックしてみましょう。
スズキ・チョイノリはいかにも「ちょっとそこまで」という感じのユニークな名称と、前述したように徹底的に簡素化された車体がウケて、現在でも支持されているスクーターです。
装備を徐々に減らしていくという方向性ではなく、必要最低限のものを積み重ねるという考え方で一から造る、という発想は当時斬新だったそう。
購入者の方々のレビューを見ると、やはり一番は「唯一無二のデザイン」に惹かれたという意見が多いようです。
また、乗ってみると本当に軽く、気兼ねせずスイスイ乗れて燃費も抜群に良い!というのも強み。
コンパクトなので駐車スペースに困ることもなく、駐輪場の片隅にもスッと収まります。
ただし、注意点は「近距離限定」ということ。
収納する場所は基本的になく、メットインスペースも存在しないのでカスタムしない限り長距離移動はできません。
格安バイクだと思って購入すると、原付二種以上のサイズを求めていた方は後悔する恐れも。
ユニークな名称と、徹底的に簡素化された車体!現在でも人気が高いバイク
通勤通学など、ちょっとした移動に気軽に使えるバイクというコンセプトのもと開発されたチョイノリは、そのユニークな名称も話題となり人気を博しました。
目的を近距離での移動だけに絞った特殊なバイクとも言え、徹底的に軽量簡素化することに成功しました。
既存の原付から装備を減らしていくという考えではなく、必要最低限のものだけを積み重ねるという考えの基製造されたバイクで、現在でも入手しようとする方は少なくありません。
魅力はやはり「デザイン」「軽さ」「燃費」!駐車スペースにも困らず楽ちん
・唯一無二のデザイン
→まさにチョイノリのアイデンティティーです。似たようなデザインすら無い。
・取り回しの良さ
→乾燥重量39kgの軽さは、正に自転車そのものです。車体も小さいので、何処にでも置ける。
・バッテリーレス
→バッテリーの心配をする必要なし。
・とても軽い
・燃費が良い
・駐車スペースをとらない
ただし、近距離限定車!収納スペースがないので遠出には不向き
収納スペース、積載方法が一切ない(標準状態)。キャリアはないし、メットインスペースもないし、セル無しモデルはフロントバスケットすら装着できない。フロアはカバン1個くらい置く面積はあるが、ここに荷物を置くと足の置き場がなくなる。
スズキ・チョイノリには「カスタム」して楽しむという方法も!魅力的な改造車がいっぱい
また、スズキ・チョイノリは「カスタムして楽しめる」というのも醍醐味です。
基本的には30キロ程度しか出ませんが、カスタムするともっと速く走るようにもできますし、きちんと登録すれば更に高排気量のバイクとして使うことも可能です。
カスタムしたオーナーの方によれば「あんなに軽そうなのに速い!?」「えっチョイノリだよな?」と振り返られるのが面白いのだとか。
カスタム車には元々のチョイノリのおとぼけフェイスを活かしたものもあれば、その軽さを活かしてもっとスタイリッシュに仕上げたものも。
いずれもオーナーのセンスが光りますね。
ちなみに、スズキ・チョイノリの中古相場は最低1万,5000円!新車でもリーズナブルだったためか、今すぐにでも買いに行けそうな価格です。
カスタムすればもっと楽しい!チャーミングなのに速い?自分専用「チョイノリ」
このバイクの魅力は「そうは見えないのに速いところ。チョイノリで速いから、みんなが『オッ!』って振り返るのが楽しい」のだという。
ただの低価格の低パワーのスクーターと侮るなかれ・・・・・・
カスタムしているオーナーも実は多いのだ。
原型を活かしたものから、更にシンプルにしたものまで!オーナーのセンスが光るチョイノリたち
ちなみに……中古相場は何と最低1,5000円!リーズナブルなチョイノリ
中古車の価格相場
1万5000円~5万9800円
一目惚れから愛好家へ!?スズキ・チョイノリは若者にも未だ根強い人気
スズキ・チョイノリは安くて手軽なスクーターというのが魅力ですが、何といっても印象的なのはやはりチャーミングで個性的な外見。
チョイノリという車種を元々あまり知らなくても、一目見て「可愛い!」「チョイノリいいなあ」と一目惚れしてしまう人が多いよう。
手軽に弄って更に自分好みにできるというのも強みですし、ちょっとそこまで行く用に、人とはちょっと違った乗り物が欲しい!という男性にはピッタリなのではないでしょうか。
よし。チョイノリ買おう。お父さんにプレゼントじゃカワイイ pic.twitter.com/Ss7WBEs9Jo
— N高バイク部総長鈴木 (@shinichirx721) 2016年12月20日
チョイノリ面白そう…
— 中ちゃん@ヤマハ党 (@SW20_YZFR1) 2016年12月19日
SUZUKIのチョイノリは欲しいと思った
— ミラ (@Milla_move) 2016年12月19日
スズキ・チョイノリでちょっとそこまで!素敵な愛車で充実した1日を過ごそう
いかがでしょうか?スズキ・チョイノリはチャーミングな顔立ちと手軽さ、安さに注目されがちですが、カスタムして更に自分好みの愛車にすることもできるのですね。
「チョイノリのデザインは好みなんだけど、もっと大きいバイクに乗りたいんだよなあ……」という方は、そういった可能性も考慮してみると選択肢が広がるかもしれません。
スズキ・チョイノリはそのユニークなデザインから見ているだけでも面白い車種ですので、ぜひ中古市場やレビューサイトなどをチェックしてみてくださいね。