美侍

実は様々なタイプが存在!炎から家と身を守る「消火器」の買い方&保管方法

一人暮らしの男性だと、あまり用意していないことが多いのが「消火器」。しかし、自炊をする人やタバコを吸う人にとっては特に身近なアイテムですから、万が一の事態を考えれば用意しておいた方が安心です。今回は「消火器ってないとヤバいかな?高かったら困るんだけど……」と悩んでいるあなたのために、消火器の重要性や種類と価格、保管方法など、気になることをまとめてみました!ぜひご参考ください。

法律では任意だけど……?あれば安心!「消火器」の重要性と種類とは

消火器の設置は、一応法律では「任意」となっています。
しかし、一人暮らしでも自炊をしたりタバコを吸ったり、冬場の暖房機器にトラブルがあったりすると火事の危険性はありますから、万が一の時のために用意しておいた方が良いでしょう。
消火器というと、大抵皆さん家庭用の赤いボトルをイメージするかと思いますが、実は中に入っているのは粉末(薬剤)や液体(強化液等)、ガス(二酸化炭素等)と様々です。

これらは状況に応じて向き不向きがあり、例えば木材や紙などが燃える「普通火災」の場合にはどれでも使えますが、天ぷら油や灯油などが原因の「油火災」なら粉末系消火器や強化液消火器などが最適ですし、漏電や電気機器など電気が原因の「電気火災」なら粉末消火器やガス消火器がおすすめです。
かといって全て買う必要はなく、基本的には粉末消火器か強化液消火器1本、あるいはその両方を常備しておくと安心でしょう。

消火器の設置は法律では「任意」だけど、突然の火災から身を守るために用意しておこう!

一般の住宅については、法令による消火器設置の義務はありません。
火災による死者数のうち、住宅火災を原因とするものが大きな割合を占めています。
消火器は初期消火の道具として最も一般的で身近なものです。
火災から大切な生命や財産を守るためにも、各家庭へ消火器の設置をおすすめします。

出典:http://www.city.kyotango.lg.jp/kcfd/yobou/akusitu/qanda.html#01

実は消火器の中身は様々!状況に応じて向き不向きがあるので、注意しておこう

粉末系消火器
速効で火勢を抑えて消火します。浸透性がないので可燃物によっては再燃することがあります。放射時間が比較的短いので、火元を的確に狙うことが大事です。

水系消火器
冷却効果が高く浸透性があり、再燃を防止します。放射時間が長いので落ち着いて消火できます。

ガス系消火器
対象物に入り込み、窒息効果で素早く消火します。消火薬剤がガスなので電気施設や精密機械なども汚損しません。

出典:http://www.jfema.or.jp/about/choice

木材や紙が燃える「普通火災」は、大抵の消火器で火を消せる!

普通火災に対応する消火器

木材や紙が燃える火災をA火災といい「普通火災」とも呼ばれます。普通火災を消火するためには、水消火器、強化液消火器、粉末消火器などを用い、冷却法や窒息法によって消火します。普通火災に対応する消火器は数多く、多くの消火器で消火できます。

出典:https://e-f.jp/denki9/syoukaki.html

天ぷら油や暖房機器などによる「油火災」には、強化液や粉末消火器がおすすめ!

油火災に対応する消火器

天ぷら油や暖房機器など、油による火災をB火災といい「油火災」とも呼ばれます。油火災では、水消火器を使用できません。水消火器を使用すると、水と油が接触した瞬間、加熱された油によって瞬時に水が沸騰し、油を飛散させて火災が広範囲に拡大してしまうおそれがあります。

油火災を消火するためには、強化液消火器を使用するか、粉末消火器による抑制・窒息作用によって消火するのが一般的です。

出典:https://e-f.jp/denki9/syoukaki.html

電気が原因の「電気火災」には、粉末消火器やガス系消火器などがおすすめ!

電気火災に対応する消火器

充電した電気配線など、電気に関するものが燃えた場合の火災をC火災といい「電気火災」とも呼ばれます。電気火災の場合、水消火器を使用すると漏電被害が広がるおそれがあり危険です。水を電気機器に掛けることにより、健全な電気機器が水損により故障してしまい、復旧が遅れるなど二次災害となるおそれがありますので、使用することはできません。

電気火災は粉末消火器での消火が可能ですが、鎮火後は粉末が飛散し、設備復旧が困難になります。特に重要な施設であれば、二酸化炭素を噴出する消火器など不活性ガス系消火器を使用すれば、鎮火後の設備復旧が容易になります。

出典:https://e-f.jp/denki9/syoukaki.html

常備するのは1~2種類程度でOK!一般的な粉末消火器+油火災に有効なものを

一般の住宅に消火器を設置する場合、家の構造や大きさにもよりますが、まずは一般的な多くの火災に対応できるABC粉末消火器を居間や玄関辺りに設置し、出火の可能性の多い台所には天ぷら油に有効な消火器具を設置するようにしてください。

出典:http://www.city.kyotango.lg.jp/kcfd/yobou/akusitu/qanda.html

ユニークな形状のものも?代表的な消火器2つ&個性派2種の特徴をチェック!

しかし、実家にあった奴って粉末かな?どの商品がいいのか分からない!とお困りの方も多いでしょう。

今回はそんなあなたのために、一般的な家庭用消火器の代表格&便利な個性派消火器を2種類ずつまとめてみました!

その① 家庭に置いてある消火器の代表格!ほぼ万能な「粉末消火器」

最初にご紹介するのは、家庭に置いてある消火器の代表格!普通火災、油火災、電気火災全てに対応した万能選手「粉末消火器」。
使い方は安全ピンを引き抜いて火元に向け、レバーを握って噴射するだけと、覚えてしまえば結構簡単です。
ただし、粉が舞うので部屋で使う場合は、視界に注意しましょう。

消火能力単位が良く、石油ストーブ周りや灯油タンク近辺に適した消火器です。
部屋の中での放射は、粉末により視界が悪くなるため、注意が必要です。

出典:http://www.otsuki-pump.co.jp/syoera.html

現在、家庭用消火器として出回っているのは『粉末ABC消火器』といわれるものがほとんどです。
消火器を見て頂けると判りますが、3つの丸い印が付いています。

白い丸:普通火災用
黄い丸:油火災用
青い丸:電気火災用

それぞれ、使用できる火災の種類を表しています。
普通のご家庭における初期消火には、ほぼ万能と考えて頂いて結構です。

出典:http://www.st.rim.or.jp/~naganuma/syoukaki.html

使い方はピンを引き抜き火元に向け、レバーを握るだけ!

1. 安全ピンを上に引き抜く。
 安全ピンが付いたままの状態では、どんなにレバーを強く握っても消火剤は出て来ません。

2. ホースの先端を消火器から外し、火元に向ける。
 消火剤の出る勢いはかなり強いので、先端をしっかり持って、火元に向けて下さい。

左の画像のように、ホースを上に引っ張ってもホースは外れません。
右の画像のように、先端を持ち上げるようにして外して下さい。

3. レバーを握る。
 レバーを握ることにより、レバーの下についている針が炭酸ガスのボンベに穴を開けてます。
 消火器内に炭酸ガスが充満し、その圧力で粉末消火剤がホースから外に押し出されます。

出典:http://www.st.rim.or.jp/~naganuma/syoukaki.html

その② 粉末消火器と並ぶ定番消火器!台所におすすめの「強化液消火器」

続いては、粉末消火器と並ぶ家庭用消火器の代表格「強化液消火器」。
薬剤が液体なので、冷却効果が高く油火災に最適な消火器だと言われています。
粉末消火器を購入した方も、余裕があれば台所に置いておくと安心ですね。
使い方は粉末消火器とほぼ一緒!粉も舞わないので、メガネをかけている方や喘息もちの方でも安心です。

薬剤が液体で使いやすく、液体の持つ冷却効果が特徴で、天ぷら油火災に最適な消火器です。一般住宅の台所には、強化液消火器をお勧めします。

出典:http://www.otsuki-pump.co.jp/syoera.html

■不凍性・制炎効果にすぐれた強化液消火薬剤を使用
天ぷら油火災にも優れた消火力を発揮します。

■日常の点検が容易で、破裂事故の危険性がないバーストレス™消火器(蓄圧式)
加圧用ボンベを使用せず、クリーンな窒素ガスを充てんし常時均一に圧力を保持することで、破裂することがありません。
また、日常点検は、ゲージ圧の確認でOKです。
※この10年間の破裂事故は、すべて加圧式です。蓄圧式は発生していません。
またバーストレス™消火器(蓄圧式)は、操作時の急激な加圧を避けて、より安全性を追求しました。

■PRTR法非該当
PRTR法非該当、PFOS非含有の消火薬剤を使用したタイプⅡ環境配慮型消火器です。

出典:http://www.hatsuta.co.jp/fire_extinguisher/steel_als.php

使い方は粉末消火器とほぼ一緒!合わせて覚えておくと安心

ノズルを火元に向ける。噴出力が強いので、しっかりと握っておく。

出典:http://koyatsuki-info.com/archives/249

レバーを強く握る。握力が弱い女性やお年寄りは、消火器を床に置いて上のレバーを押し付けるように握る。

出典:http://koyatsuki-info.com/archives/249

燃焼物に直接放射する。火元からは、3mくらい離れて放射する。特に油火災の場合、近すぎると噴射の勢いで油が飛び散り、かえって火が大きくなったり自分にも油が飛び散ってやけどをするので、十分に注意する。

出典:http://koyatsuki-info.com/archives/249

その③ 消火器ほどの威力はないけど使いやすい!「エアゾール式消火器」

個性派消火器の1つ目は、手軽なスプレータイプの「エアゾール消火器」。
何といっても使い方カンタン!場所も取らないというのが魅力的な消火器で、通常のスプレーと同じく噴きかけるだけで消火が可能です。
ただし、上記2種類の消火器に比べると消火能力は弱い(初期消火におすすめ)ようなので、大きく火が燃え上がった時には使えないと思っておいた方が良いでしょう。

Q:「エアゾール式簡易消火具」と「消火器」はどこが違うの?
エアゾール式簡易消火具は、住宅用の消火器とは同等の能力はありませんが、ご家庭内における石油ストーブ、天ぷら油等の火災に対する初期消火の有効性及び消火剤等に対する人体への安全性などについて、消火器とは別に技術上の規格が定められています。


出典:http://www.jfeii.or.jp/knowledge/for_house3.html

片手で操作でき、消火剤と噴射のための加圧ガスが入っています。消火剤は再充填はできず、使い切りタイプです。

出典:http://www.jfeii.or.jp/knowledge/for_house3.html

使い方は通常のスプレーと同じく「噴きかける」だけ!

ご使用にあたっては、火炎に余り近づきすぎず2~3m離れたところから消火を開始すると安全かつ有効に消火できます。
使用時には、再発火を防ぐため全量を放射することが必要です。
一度使用した消火具は消火剤が足りなくなったり、加圧ガスが自然に抜けてしまう可能性もありますので、再使用しないで下さい。

出典:http://www.jfeii.or.jp/knowledge/for_house3.html

その④ パニックになっていても使いやすい!「投げ込み式消火器」

最後にご紹介するのは、近年話題となっている「投げ込み式消火器」。
これはカバーから本体を取り外して投げ込むだけで消火が完了するというもので、消火能力も非常に高いとされています。
火事が起こると大抵はパニック状態になって消火器の使い方にも迷いがちですが、これならサッと投げるだけなので便利ですね。

火元に投げ入れられた衝撃で、ボトル容器内の液体(消火液)が拡散
             ⇩⇩
消火液の水分蒸発作用により、燃焼物を冷却
             ⇩⇩
消火液に含まれるリン酸アンモニウムと主要消火剤によって
発生するアンモニアガスが燃焼の連鎖反応を中和し抑制すると同時に
重炭酸アンモニウムと火災の熱によって反応した炭酸ガスが燃焼面への酸素を遮断
※ 延焼物の発火点を上げて燃えにくくする硫酸アンモニウム作用により、再燃防止効果もある
             ⇩⇩
          燃焼物を消火!

出典:http://shinsai-taisaku.blush.jp/page028.html

使い方はカバーから本体を取り外し、火元に投げつけるだけ!

保護カバーから消火剤入りアンプルを取り出し、火元へ向かって投げつけて使用します。とっさの場合に誰でもスッキリと消火することができます。
※アンプルが割れないと消火効果がありません。
柔らかい布団などに当てず、火元近くの壁や床に当ててください。

出典:https://bonex.co.jp/product/sat119.html

買う場所によっても違う!一般的な消火器の相場って?

では、一般的な消火器の値段はいくらぐらいなのでしょうか?実はこれ、買う場所によって結構違うのです!
まず、前述した粉末消火器や強化液消火器など、やや大型(10型)タイプの消火器の場合、定価では何と18,000円~2万円程度。
しかし、ホームセンターでは大抵5,000円前後、ネットとなると3,000円前後とかなりお手ごろになりますから、手が届きやすいですね。

ちなみに、自治体や消防団での購入は7,000円~1万円程度と、意外と値段が張ることが多いようです。
ただし、自治体や消防団によって差はありますから、一度確認してみると良いでしょう。

ホームセンターの相場は「5,000円」前後!定価よりはかなり安め

消火器の購入手段として、もっとも身近な場所はホームセンターではないでしょうか。ホームセンターはなんでも安いというイメージがありますが、最安値というわけではありません。一般的にもっとも普及しているのが10型の消火器(各メーカーの定価は18,000円前後)になるのですが、だいたい5,000円前後で販売されていることが多いです。

出典:http://syoukaki.info/%E6%B6%88%E7%81%AB%E5%99%A8%E3%81%AE%E5%80%A4%E6%AE%B5

やっぱり最安は「ネット通販」!安いものでは3,000円程度の商品も

ネット通販もポピュラーな存在となり、あらゆる店舗が出店しています。家電やブランド品などはネットで買う方が安いと認知されていますが、消火器も同じです。店舗数の増加、容易に値段比較できることから、もっとも安く買える手段といえます。10型の消火器で、安いところでは3,000円前後で販売されています。ただし、ネット通販だからすべて安いという訳ではありません。店舗によって価格の開きがありますので楽天などの最安値検索などを使い、よく調べましょう。

出典:http://syoukaki.info/%E6%B6%88%E7%81%AB%E5%99%A8%E3%81%AE%E5%80%A4%E6%AE%B5

自治会や消防団での購入は意外と高い!?ネットで確認してからの方がいいかも

消火器の販売は、地域(自治会や消防団)の斡旋や紹介などでもされています。同じ10型で7,000円~10,000円程度が多いようです。地域の斡旋だと信用してしまいますし、きっと安いのだろうと思ってしまいがちですが、以外と高いです。

出典:http://syoukaki.info/%E6%B6%88%E7%81%AB%E5%99%A8%E3%81%AE%E5%80%A4%E6%AE%B5

エアゾール式は簡易的ということもあり結構安い!中には800円しない商品も

エアゾール式消火器はというと、初期消火に最適な簡易消火器ということで、比較的リーズナブルです。
相場は800円~2,000円程度でしょうか。
これなら消火器はちょっと高すぎて……という方も、気軽に購入できますね。

最低1500円前後から購入できる、リーズナブルなエアゾール式消火器です。

まさかの1000円切り!780円から購入できる、エアゾール式の消火器です。

投げ込む式消火器は商品によって価格差が激しい!1,000円未満~6,000円前後も

投げ込む式消火器は、商品によって価格差が非常に激しいです。
エアゾール消火器と同じく簡易的な威力のものは800円前後でも購入できますが、10型消火器と同等の能力を持つ「投げ消すサット119エコ」の場合、1回分6,000円前後とかなり高額。
もちろんあれば心強いですから、余裕のある時に購入しておくと良いでしょう。

株式会社ファイテックが販売している、投げ込む式消火器の「ファイテック」です。
天ぷら油の火災用ということで、800円前後と非常にリーズナブルですね。

株式会社ボネックスが販売している、投げ込む式消火器の「投げ消すサット119エコ」です。
天ぷら火災の初期消火に対応できるアイテムが2つ付いたオトクなセットですが、6,000円ちょっとと結構高価ですね……。

しまうのも晒しておくのも何かなあ……消火器の最適な「保管方法」とは?

最後に、消火器の保管方法についてご紹介しておきます。
まず、消火器の保管場所として最も避けたいのが「火気(ガスコンロや暖房器具など)の近く」と「多湿」なところ。
特に粉末消火器の場合、多湿な場所に置くと中身が固まったり容器の底の部分が腐ったり、使用の際に生じた高圧ガスで外容器が吹き飛び、最悪死亡事故に繋がることもありますので注意しましょう。

基本的には、直射日光の当たらない台所の入口近くや玄関脇などがおすすめです。
日々の通行や、万が一の際の避難の邪魔にならない場所を選びましょう。
ちなみに、消火器は買えばずっと使えるというものではなく、未使用でも5年経てば中身を交換、10年で外容器まで交換という風にした方が良いと言われています。
廃棄する場合は粗大ゴミとして扱うのはNG!販売店や専門業者に頼むか、専門のリサイクルに出すかどちらかにしてくださいね。

火気の傍は厳禁!直射日光の届かない台所の入口付近や、玄関脇などがおすすめ

火を使う場所の近くが適当ですが、ガスコンロのすぐ脇ではいけません。
実際の火事の時に、消火器に手が届きません。
台所の入り口付近の目立つ所が適当でしょう。
自分ばかりでなく、隣近所の人が助けてくれることを想定して玄関脇に置いておくのも良いでしょう。
直射日光を避け、湿気の少ない、目立つ場所が最も適しています。

出典:http://www.st.rim.or.jp/~naganuma/syoukaki.html

特に湿気は厳禁!多湿の場所に置くと最悪外容器が吹き飛び、死亡事故なる恐れも……

特に湿気は厳禁です。
消火剤は粉末ですので、湿気で固まってしまったり、また消火器の容器の底の部分が腐食する恐れがあります。
消火器は使用の際に内部に高圧ガスが発生するため、最悪外容器が吹き飛んでしまい、大怪我や死亡事故にも繋がりかねません。実際、年に数人の方が事故で亡くなっています。

出典:http://www.st.rim.or.jp/~naganuma/syoukaki.html

通行や避難に支障がないところを選ぶのも重要!

通行や避難に支障のないところで、使用時には容易に持ち出せる場所に置いてください。
また、サビの原因になる水のかかるような場所やコンロ、ストーブなどの火気のそばには置かないでください。

出典:http://www.city.kyotango.lg.jp/kcfd/yobou/akusitu/qanda.html#03

使わなければそのまま放置……はダメ!消火剤は5年を目処に交換しよう

消火剤は一般的に5年を目処に交換して頂けるようお勧めしております。
消火剤の詰め替えは専門の業者にお願いして下さい。
消火器本体の寿命は保存状態にもよりますが、10年を目処としております。
従って、新品を購入されてから5年後に消火剤の詰め替えを、さらに5年たったら本体ごと買い替えをお勧めしています。

出典:http://www.st.rim.or.jp/~naganuma/syoukaki.html

廃棄する時は販売店か専門業者に!リサイクルに出すのもOK

廃棄消火器は普通のゴミとは違います。所かまわず放置しないでください。
廃棄消火器はすみやかに処理してください。
(不用になった消火器は、事故防止のために、必ずお買い求めになった販売店か専門業者に、ご相談ください。)

平成22年1月1日から、古くなった消火器をリサイクルする制度(廃消火器リサイクルシステム)の運用が開始されました。
・ 古い消火器を廃棄するには、リサイクル窓口へ持ち込むか、又は引取りを依頼してください。
・ 引取りを依頼する場合には、リサイクルシール代と引取りに係る収集運搬費が必要になります。

出典:http://www.city.kyotango.lg.jp/kcfd/yobou/akusitu/qanda.html#03

使い方を間違えると危険!正しく安全な方法で、消火器を備えよう

いかがでしょうか?消火器は火事から身を守ってくれる非常に重要なアイテムで、最近では手軽で便利な商品も販売されているのですね。
しかし、扱い方を間違えると思わぬトラブルが起きたり、事故に繋がったりする恐れもありますから、購入しても粗末にするのはやめましょう。

消火器に最適な保管場所を選び、使用期限を定期的に確認するなどしながら、万が一の事態に備えてくださいね。