- 住まい(279)
大晦日まで放置しちゃダメ!男のワンルームを「大掃除」するコツを徹底紹介
年末の大掃除といえば、帰省は年明けだし30日前後にまとめてやろうかな……と思ってしまう一人暮らしの男性が多いのではないでしょうか?しかし、実は29日と31日は「大掃除をしてはいけない日」となっているのです!今回はギリギリまで溜め込まないために、帰省前にパパッと終わらせる!男のワンルームを大掃除するコツをまとめてみました。12月は仕事も忙しい時期。年末までに掃除できる時間はもう限られてきますよ!
その① 思い付きで行動しない!「大掃除にあてる時間を工夫する」
最初にご紹介する大掃除のコツは、「大掃除にあてる時間を工夫する」というもの。
とりあえずやる気になったら大掃除しよう、あっ今日やろうかな……なんて思い付きで行動すると、どうしても「じゃあ今日はまあいいか」「別に終わらせなきゃいけないわけじゃないし、また明日でいいか」とズルズル引き摺りがち。
ですから、例えば「休日の午前中×4回で終わらせる!」「平日1時間ずつ、場所を決めてやっていこう」など、メリハリのあるスケジュールを決めましょう。
1日に複数の作業(布団を干してキッチンを掃除し、床を掃除するなど)を行う場合は、「キッチンでつけ置きしておいて、その間に他の作業をやろう」といった風に、時短テクを使うとスムーズに進みます。
休日はやる気にならない!好きに過ごしたい!という場合は前述したように平日1時間ずつでも構いませんから、自分に合ったペースを見つけることが大切です。
住んで1年目ならそれほど汚れていませんから、窓を開けてハタキをかけ、家電を拭き掃除→コンロ回りを掃除し、床に掃除機をかける……と1日で終わる程度の内容でも室内はキレイになるかもしれません。
最初から完璧を目指さないで!「1日4時間×4回」のように、日にちと時間を決めよう
一人で掃除をするのはモチベーションを保つのが大変ですね。
まずは完璧にはやらないことをおすすめします。
無理はしない、できなければ全部はやらなくていい ということです。
全部やらなくちゃなんて思ったらそれだけで気が滅入ります。
1日4時間×4回
どうですか?これならできそうでしょう?(*^^*)
4回をどう使ってもいいのですが、例えば
■キッチンまわり
■お風呂とトイレ
■天井と窓
■不要物の処理
と分けられますね。
12月に入ったら、土日の4日間、午前中に大掃除の予定を組んじゃいましょう。
朝9時からお昼の1時まで頑張って、終わり!
お昼ご飯を食べて、その後は自由なことをする! そう考えたら続けやすいです。
余暇を有意義に使うには!複数の作業を一度にやる「時短テク」を駆使しよう
一人でやる大掃除であればなおのこと、「時短の工夫」は大切です。
■晴れていれば、ます布団を干してから作業。
■トイレやお風呂には、放置型の洗剤をかけておいてから他の作業。
■換気扇やガスコンロなど汚れの強いものを洗う時は、洗剤を入れたお湯に先につけておく(動画にもあります)。シンクに入らないようなら大きなビニール袋に入れて洗剤をかけ、口をしばってしばらく置いておくと同じような効果があります。
休日に掃除をしたくない場合は、平日に1時間ずつでもOK!
一人暮らしだと、忙しかったり急な予定が入ったり、疲れているのに休日は休みたい、などなど・・・なかなか大掃除出来ませんよね。
そんな方は、夜に少しずつ掃除したり、気付いた時に掃除しておくと、まとめてする必要がありませんよ^^
簡単になら1日で終わる!?住み始めなら大がかりな掃除は必要ないかも
⒈風の出入り口を確保する為に窓を二箇所開ける。
⒉風上から風下、上から下へと部屋中にはたきをかける。
⒊ほこりが落ち着いてきたら、掃除機をまた上から下へとかける。
⒋住居用洗剤を雑巾につけて家電や家具を拭き掃除していく。
⒌コンロ周りを掃除する。
⒍部屋の隅々を掃除機をかけて終わりです。
その② 「上から下」「奥から手前」が基本!玄関や室内の大掃除ポイントとは?
ワンルームの場合は、大抵室内、キッチン、玄関、風呂(洗面所)、トイレというのが一般的な間取りですよね。
まず、室内と玄関の大掃除から見ていきましょう。
ホコリや汚れは天井から落ちるため、基本は「上(高いところ)から下(低いところ)へ!」「奥から手前へ!」です。
天井や棚など高い場所からハタキをかけていき、床の掃除機は最後、クイックルワイパーや拭き掃除は部屋の奥から玄関へ流すように(こちらはそこまで徹底することはありません)行いましょう。
また、今年使わなかったものは思い切って全て捨ててしまうとスッキリ!
布団からもホコリが出るので、掃除をする前にベランダへ避難させておき、窓を拭く時は内側から拭く時汚れを分かりやすくするため、外側(ベランダ側)から行います。
ホコリは天井から落ちる!「高い場所から低い場所」を掃除しよう
上から下へ
掃除の基本でもあり、効率を大切にしたい大掃除では特に重要なポイントです。
当たり前ですが、ホコリやゴミは上から下へ落ちていきます。二度手間にならないように、まずは高い場所の掃除をしてから、だんだんと低い場所を掃除しましょう。
たとえば、部屋掃除なら「天井→家具→床」という手順になります。
クイックルワイパーや水ぶきは「奥から手前」に流していく!
奥から手前へ
これも、効率的に掃除を行う上で重要です。奥の部屋のホコリ・ゴミを玄関先に流していくイメージをするとわかりやすいでしょう。
ただし、「上から下へ」の基本よりは絶対的なものではありません。まずは、掃除が大変な場所(キッチン等)を先に済ませておくというのもひとつの手。柔軟に対応しましょう。
今年使わなかったものは、思い切って「捨てる」!
捨てる
部屋が狭い一人暮らしでは、「捨てる」技術も大切です。モノを減らせば、普段の掃除もラクになります。年末の大掃除は、モノを捨てる絶好の機会。いらないものは捨てて、部屋全体をスッキリさせておきたいですね。
コツはひとつの基準を作ること。
たとえば、「1年以上使用していないものは捨てる」というふうに。1年も使っていないなら、これから使う可能性よりも、使わない可能性のほうがずっと高いでしょう。思い切って捨ててみると、気分もラクになりますよ。
布団は掃除前にベランダへ!窓を拭く時は外側からやろう
布団やカーペットなどは外に干してしまいましょう。
ハウスダストの多くは布団から出ると言われています。
この後行う掃除で布団を埃っぽくしないためにも、ベランダに避難させましょう。
窓を拭きましょう。
濡れた雑巾と乾拭き用雑巾を用意して外側から掃除を始めてください。
乾拭きをしないと水垢が残ってしまったり、埃がついてしまいます。
サッシなどには使わなくなった歯ブラシを使うと掃除がしやすいです。
玄関は靴を整理して床面を出し、掃いたりドアを拭いたりしてから綺麗に乾燥!
玄関については、絶対に重要なのが「靴の整理」と「掃き掃除」です。
玄関の床に出てしまっている靴があれば出来る限りしまえるよう、捨てたり整理したりして靴箱をキレイにしましょう。
傘や靴をしまって床を出したら、ホウキや掃除機を使って床掃除を行います。
余裕があれば玄関ドアも水拭きします。
床面に水を流すのは、余程汚れていなければ必要ないかもしれません。
最後に壁や靴箱を拭き、しっかりと乾燥させれば終了です。
1、晴れて乾燥した日を選ぶ
天気予報とお休みの日を合わせ、また近隣への迷惑も考慮して出来るだけ午前中に済ませましょう。
2、物を避ける
靴や傘などを移動させ、なるべく床面を広くしてください。
3、掃く
ホウキやブラシなどで全体を満遍なくこすって、ゴミや土ボコリを浮かせます。
床材の強度に合わせて、適切な硬さのブラシを使用してください。
4、浮いたゴミを取り除く
玄関の向こうがすぐに外ならそのままホウキで掃き出してもいいでしょう。
二階以上の部屋でアパートやマンションとなると外は共用部になるので掃除機で吸っても構いません。
5、水洗い
玄関ドア全体を窓掃除の要領でまるごと水洗いします。
一人暮らしと窓掃除。(1) - ヒトリグラス
床面は水で流しながらブラシで汚れを外にかき出しましょう。
ホースなどが無い場合はバケツでも手鍋でも手頃な物を使ってください。
また構造上、水を流せない場合はたっぷりの水で拭き、絞ってまた拭くという過程をあなたの気の済むまで繰り返してください。
6、玄関ドア・壁・家具類を拭く
壁や靴箱などに汚れた水が飛び散っています。
キレイなタオルで水拭きしましょう。
7、乾燥
玄関ドアを開け、換気扇と扇風機を回しましょう。
その際、部屋の窓も開けて風通しを良くしてください。
また、このまま外出したりしないようにしましょう。
その③ 「重曹」と「クエン酸」を買おう!キッチンやお風呂、トイレの大掃除ポイントとは?
最後に、大掃除の醍醐味と言っても良い「水回り」のコツをご紹介します。
まず、用意しておきたいのが「重曹」と「クエン酸」。
これはスーパーやホームセンターなどで数百円で購入できる上、家全体の汚れをほとんど落としてしまえるという万能アイテムなのです!
重曹は水で溶かしてスプレーにすれば、様々な場所の拭き掃除に使えますし、流しやバスタブ、便器などの水あかにはクエン酸が便利です。
キッチンの大掃除をする際、コツとしてはやはり「つけ置き」しておくこと。
換気扇やコンロなど、普段は掃除できない+油汚れの酷いものは、先に重曹を水に溶かしたものに浸しておけば、後から汚れが落ちやすくなります。
お風呂や洗面所などは、「スプレーして放置しておく系」の洗剤類が便利。
なかなか落ちない場合は重曹やクエン酸を使って磨く必要がありますが、軽いカビや汚れは大分見違えます。
バス用品もヌルヌルしている恐れがあるため、洗剤や上記のアイテムで磨きましょう。
磨くだけなら専用洗剤は買わなくてOK!?「重曹」と「クエン酸」で大抵の汚れは落ちる
ナチュラルクリーナーと言えば、なんだかオサレですが、「重曹とクエン酸」のことです。これだけあればカンペキなんですよね、実は。
いろいろ家庭用洗剤がありますが、ホントはこれだけでOKなんです。それは、家庭内のよごれが酸性のよごれとアルカリ性のよごれがほとんどだからです。酸性のよごれはアルカリで落ちるし逆にアルカリ性のよごれは酸で落ちるんです。つまり
・酸性のよごれ=重曹(アルカリ性)を使う
・アルカリ性のよごれ=クエン酸(酸性)を使う
わけです。中学レベルの理科ですよね(^^)V そうなると次は「このよごれは酸性? アルカリ性?」ということですよね。これ、かーーーーなりカンタンな覚え方があります。それは
・オシッコ系
・魚の生臭さ
・たばこのケムリ
・水あか
これだけがアルカリ性のよごれです。
ガスコンロや換気扇などは、流し台で「つけ置き」しておく!
キッチンのつけ置きをしましょう
どれだけ自炊をするのかにもよりますが、キッチンにはつけ置きが必要なガスコンロや換気扇があります。
まずはつけ置きをして、その隙に次の掃除をはじめてしまいましょう。
キッチンでつけ置きしていたものを片付けましょう。
しっかりと水洗いした換気扇やガスコンロを元の状態に戻します。
電子レンジや冷蔵庫の中なども掃除をした方が良いですが、自分のやる気と
相談をしつつ、臨機応変に対応しましょう。
お風呂や洗面所は、「放置して流す」系の洗剤を撒いて放置し、その間に他の掃除をする!
お風呂場や洗面所、トイレや洗濯槽などの水回りには、水垢やカビが発生しやすいです。
こういった水回りには、水で洗い流せる洗剤を使うと良いでしょう。
きれいに落ちない場合はスポンジなどを使って、丁寧に汚れを落としていきます。
浴室槽洗剤や洗濯槽洗剤は様々なものがありますから、汚れに応じて選んでみてくださいね。
お風呂のバス用品も忘れずキュッキュッ!水に触れているものはヌメっているかも?
洗面器やシャワー本体も風呂用洗剤で磨いていきます。細かい部分の掃除には歯ブラシが便利です。掃除をあまりにもしていないと、シャンプーやリンス、ボディソープのボトルの底がヌルヌルしているので、細かい部分も丁寧に拭いていきます。
バス用品は週1とかで掃除する必要はありませんが、数ヶ月に1度は汚れを確認しておきます。カビやサビがあるなら気づいた時にすぐ掃除です。
立ってする派な男性のトイレ掃除は「床や壁」を重点的に!
トイレ掃除に関しては、立って用を足す男性の場合「床や壁」を重点的にした方が良いと言われています。
立ってする場合は実はかなりしぶきが飛んでいるそうで、便器から跳ねて周囲を汚していることもあるのです。
座って用を足す派の男性は、女性の場合と同様便器の中や周辺を重点的に。
男性の場合
男性は立って用を足すことが多いため、便器だけでなく床や壁を重点的に掃除すると良い。立って用を足す場合、1日平均で2700滴程度しぶきが飛んでおり、その大半は便器に集約される。しかし、便器から跳ねて周囲を汚すこともある。
コツを押さえれば簡単!無理のないスケジュールで、大掃除を制しよう
いかがでしょうか?1人で大掃除となると大変だ!と思うかもしれませんが、スケジュールを立ててコツを押さえれば、意外と簡単に終わってしまいます。
ただし、スケジュールを立てるといっても「明日1日で絶対に終わらせる!あれもやってこれもやって、重曹とクエン酸を買ってきて……」と無理な予定を考えたところで、あまり意味がありません。
あくまでも自分の仕事やプライベートな時間との兼ね合いを鑑みて、無理のないスケジュールを立ててくださいね。