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軽トラともひと味違う!昨今注目される「ピックアップトラック」の魅力とは

個人でも手軽に所有できる、コンパクトなトラック……といえばイメージされるのが「軽トラ」。しかし、それともまた違うスタイリッシュなデザインが魅力なのが「ピックアップトラック」。米国で人気を博しているこのピックアップトラック、実は最近日本でも注目されているのです!今回は「ピックアップトラックってカッコいいな!日本でも買えるのかな?」と気になるあなたのために、その魅力や代表的な車種、購入方法などについてまとめてみました!

トラックだけど何だかスマート!「ピックアップトラック」ってどんな車?

出典:https://no.wikipedia.org/wiki/Fil:1955_Ford_F-100_front.jpg

ピックアップトラックとは、アメリカでは主流の小型トラックの種類です。
後方に開放的な荷台が付いている、大型ではないトラック……というとやはり軽トラかな?と思いますが、ピックアップトラックはどちらかといえば乗用車的な要素がより強いと言えます。
アメリカ映画でもお馴染み!向こうでは超人気のピックアップトラックですが、その理由は「貨物車扱いなので税金や保険料が安い」ということなのだとか。

実は日本でもピックアップトラックは税金面で優遇されているため、個性を主張したい&便利な荷台が欲しい方にとっては一石二鳥の車だと言えます。
しかし、その反面高速道路料金が高かったり、燃費が悪かったりとデメリットも存在するので、経済的かどうかは使い方次第かもしれません。

後方に開放的な荷台が付いてる!「大型じゃない」トラックの総称

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF

ピックアップトラック(Pickup truck )とは、米国での自動車の分類のひとつで、大型以外のトラックの総称である。ボディ形状は、キャビン以降に開放式の荷台を有する。 日本の車検証の車体の形状欄は、キャビンと荷台が一体のもの(例・ファミリアピックアップ、パブリカピックアップ、サニートラック、マイティボーイ等)はピックアップ、別体のもの(例・ハイラックス、プロシード等)はボンネットと記載され、後者はボンネットトラックの一種と見なされる。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF

アメリカ映画でお馴染み!海外では超人気のピックアップトラック

ピックアップトラックという単語自体は分からなくても

「あ、こんな形のクルマなら走っているのを見たことがあるー!」という方や

「アメリカの映画でよくでてくるよねー!」とそのスタイル自体はどこかで見たことがあるはずですね。

出典:http://ameblo.jp/rokkey6400/entry-12067035700.html

冒頭でもあったようにアメリカの映画でよく見ることの多い「ピックアップトラック」

それもそのはず、実際にアメリカではかなりの台数のピックアップトラックが街を走り回っております。

日本ではプリウスやアクア、フィットといったコンパクトなエコカーが上位を占める車種別の新車販売台数もアメリカではシボレー シルバラード、フォード Fシリーズといったピックアップトラックが上位を占めており、とにかくピックアップトラックが売れまくっているのです。

出典:http://ameblo.jp/rokkey6400/entry-12067035700.html

実は日本でも「貨物車」扱いのため、税金面で優遇されている!

日本はどうなの?ピックアップトラックっていったらボディも重そうだし、排気量も大きそうだし、税金高いんでしょ?と思っているかた

いいえご安心ください。

日本でもピックアップトラックは普通貨物車扱いのため、税金面で優遇されているのです。

出典:http://ameblo.jp/rokkey6400/entry-12067035700.html

荷台があって便利・ボディタイプが豊富など、他にもメリットは色々!

■荷台がある!
トラックですから荷台があるのは当たり前なのですが、やはりピックアップトラックを選ぶ上での一番の理由はコレでしょう!

■税金面で優遇されており、維持費も安い!
これは前編で述べた通り、日本では貨物自動車は税金面で優遇されております。ここで浮いた分はカスタムなり、燃料代なり・・・etc好きな事に使えます!

■同じ車種でも沢山のグレード・ボディタイプがある!
同じ車種でもシンプルなエントリーグレードから、豪華装備のトップグレードまで。ボディタイプもキャビンの形状やベッドの長さが数パターン用意されており、自分にピッタリな1台をチョイスできるのも良いですね!

■他の車種に比べリセールも良い
ピックアップトラック自体の人気が高いのに加え、やはり実用的な車ということでリセールバリューもほかのボディタイプの車に比べ良い傾向があります。

出典:http://ameblo.jp/rokkey6400/entry-12067077504.html

ただし、燃費や高速料金の面ではデメリットも!心得て購入しよう

■大き過ぎる・・・
その雄大なボディサイズが大きな魅力のフルサイズピックアップですが、人によってはこれでは大きすぎるという場合も。そういう方には日本でも取り回しにさほど困らないミドルサイズのピックアップトラックがあるので諦めるのは早いです!

■燃費が・・・
大きなトレーラーなどをけん引できるように必然的に排気量の大きなエンジンを積むことが多いピックアップトラック。
燃費も決して良いとは言い難いですが、高速なんかで一定の速度で巡航する分には意外と燃費は良いです!そもそも税金で浮いた分で十分カバーできる範囲ですよね。

■高速料金が・・・
意外と知らない人が多いのがコレ。1ナンバーは中型車になるため、高速料金は普通車に比べ割高。毎日通勤で高速を使うという場合は事情が別だけども、たまに使うくらいであればそこまで差は無いのでそこまで気にする必要はないかもしれないですね。ちなみに首都高の料金は普通車と同じなのでご安心を。

出典:http://ameblo.jp/rokkey6400/entry-12067077504.html

国産車もある?ピックアップトラックの代表的な車種をチェック!

では、ピックアップトラックの代表的な車種を見てみましょう。
今回ご紹介するのは、国産車3つ+外車1つ!そう、実は国産車の中にも、ピックアップトラックは存在するのです。
ただし、残念ながら今ではほぼ北米専用のラインナップなので、並行輸入車としてしか手に入りません。

中古車販売サイトで現在最も新しい年式の価格も併せてご紹介していますが、全体的な相場は500万円前後といったところのようですね。

その① シュッとしたラインがカッコいい!「ホンダ・リッジライン」

出典:http://response.jp/article/2016/02/12/269611.html

最初にご紹介するのは、つるっとしたスマートなラインがカッコいいホンダの「リッジライン」。
遠くから見ても存在感バツグン!のピックアップトラックで、主に北米市場向けに販売されています。
何となくセダンっぽくも見え、日本でも使いやすそうな車ですよね。

 日本の自動車メーカーが海外でだけ販売しているクルマは少なくないが、中でも、ホンダ・リッジラインは魅力的な一台だ。カナダで製造され、北米大陸が主なマーケットになっている。

出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/877318/blog/20270598/

 シャープなラインと面で構成され、荷台のサイドラインが水平基調ではなく、斜めなのが特徴的だ。だから、片側5車線、6車線もあるようなアメリカのフリーウェイでも、遠くからでも見分けが付く。
 ひと昔前のホンダ車が持っていたバタ臭い雰囲気がプンプンしていて、カッコいい。
 ツインリンクもてぎサーキットの外周通路を遠くから走ってくる、この白いリッジラインもすぐにわかった。他のクルマに見え隠れしながらも、存在感は抜群。

出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/877318/blog/20270598/

リッジライン Sport V6 3500cc 4WD

車両価格
528.0万円
支払総額
568.0万円

出典:http://kakaku.com/kuruma/used/maker/%83z%83%93%83_/%91%BC(%83z%83%93%83_)/

その② オフロード向けモデルも超絶個性的!「日産・タイタン」

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%B3

出典:http://jp.autoblog.com/2016/01/11/nissan-titan-warrior-concept-detroit-official-2016/

続いてご紹介するのは、日産の海外向けフルサイズピックアップトラック「タイタン」。
ギリシア神話の神から付けられたその名の通り、ズイッと前に突き出すような存在感とドッシリとした安定感が魅力的です。
2枚の画像のうち、下は最近発表された「オフロード向け」モデルとのことですが、こちらも力強くてカッコいいですね。

タイタン (TITAN) は、日産自動車の海外向けフルサイズピックアップトラックであり、北米で生産されている。
F-Alphaプラットフォームを利用し、タイタンのフルサイズSUV版であるアルマーダ(TA60型)もラインアップされる。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%B3

タイタン クルーキャブ SV 4WD
368.0万円(総額 432.0万円)

出典:http://kakaku.com/kuruma/used/item/13548787/

その③ 豊富なラインナップと力強いデザイン!「トヨタ・タコマ」

出典:https://www.flexdream.jp/news/archives/320

出典:https://www.flexdream.jp/news/archives/320

続いてご紹介するのは、トヨタが北米市場向けに販売しているピックアップトラック「タコマ」。
1995年に発売されたというタコマは、とにかくラインナップが豊富なのが特徴的!実用的なベースモデルからスポーツモデルまで、ニーズに合わせた様々な形が楽しめます。
使い勝手の良さは世界一!との声も。
2枚の画像のうち、下の赤いカラーはSUV仕様なのだとか。

元々ハイラックスの北米仕様であるが、1995年にタコマとして登場して以降、フロントのデザインを大幅に変更している。
大半のグレードにV6ガソリンエンジンが設定される一方、ディーゼルエンジンは無い。装備を抑えた実用仕様から、スーパーチャージャーを搭載したスポーツモデルまであり、北米市場の嗜好に合わせたものとなっている。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%9E

ハマーやタンドラやスグルのようなアメ車(外国人?)の派手さは無いものの、
さすが世界のトヨタ・・・
完成度の高い・・・
いや・・・世界1使い勝手が良いトラックです

出典:http://ameblo.jp/dulyfukuoka/entry-10685107911.html

タコマ D

車両価格
498.0万円
支払総額
558.0万円

出典:http://kakaku.com/kuruma/used/maker/%83g%83%88%83%5E/%83%5E%83R%83%7D/

その④ 50年以上の歴史を持ちながら、未だ現役!「フォード・F-150」

出典:http://jp.autoblog.com/2016/01/03/ford-ceo-confirms-hybrid-f-150-by-2020/

最後にご紹介するピックアップトラックは、アメリカの自動車メーカー・フォードが販売する「F-150」。
これは何と50年以上の歴史を誇る「Fシリーズ」と呼ばれるモデルの中のひとつで、高級バイクの有名メーカー・ハーレーダビッドソンと共同開発した仕様もあるという個性派です。
いかにもアメリカン!な本格派ピックアップトラックで、一度は乗ってみたいと思わせますね。

Fシリーズ(F-Series)は、フォードが1948年から製造・販売するフルサイズピックアップトラック型の自動車。サイズが大きくなるに従って'F'に続く数字が大きくなる。1999年以降F-250以上のモデルはスーパーデューティーとして独立したため、それ以降Fシリーズとは、主にF-150を指す(英語圏での発音はエフ・ ワンフィフティ)。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BBF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

 全米トラック部門売り上げ台数No1を誇るフォードFシリーズ。中でもF150には様々な特別限定モデルや記念モデルが存在した。ちなみに現行モデルでは、たとえばラプターやハーレーダビッドソン等は、単一グレードとして存在している。そんなF150のハーレーダビッドソン仕様。このコラボレーションの初年度・1999年には「イメージを強引に結びつけているのでは?」との声もあったようだが、7代目となる06年モデル当時では年間1万台を販売するほどの人気限定モデルとして定着していたという。

出典:http://amesha-world.com/testride/detail.php?id=412

F-150 XLT スーパーキャブ AWD

車両価格
668.0万円

出典:http://kakaku.com/kuruma/used/maker/%83t%83H%81%5B%83h/F-150/

欲しいピックアップトラックが、日本では未発売!どうすれば買える?

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF

では、ピックアップトラックを日本で購入するにはどうすれば良いのか?というお話ですが、基本的には前述した通り「並行輸入車」として、中古車販売サイトから買うことが可能です。
2011年までは三菱の「トライトン」という車種(上記画像)であれば国産車として購入できたのですが、残念ながら販売終了となってしまいました。
また、在庫数はあまり多くないようですが、トヨタの「ハイラックス」や、マツダの「プロシード」といった往年の国産車種が国内の中古車市場に多少出ている様子ではあります。

しかし、「やっぱりアメリカンなモデルが欲しい!」と思われる場合には、並行輸入車を購入することになりますし、その際には、いくつか気を付けておきたいこともあります。

まず、正規輸入車と違って輸入元が独自に設定しているローンやリースを利用できないため、組むのがなかなか難しい場合があります。
一括で買えないのであれば、購入を決める前に販売店や業者に相談しましょう。
また保証に関しても、本国のディーラーを通した手続きや、場合によっては日本法人の協力が必要になる場合もありますので、確認が必要です。
購入後のメンテナンスに関しても、修理部品を手に入れるのが難しい恐れがあります。

最後に、表に出ている「乗り出し価格」を鵜呑みにしないこと!オプションによって変わることもあるので、見てすぐに「これなら買える」と思わず、販売店に確認しましょう。

ピックアップトラックは、主に「中古車販売業者」から購入できる!

グーネットで販売されているピックアップトラックが、一覧で紹介されています。

カーセンサーで販売されているピックアップトラックが、一覧で紹介されています。

ただし、ほとんどが「並行輸入車」になるため、購入の際には注意点も……

並行輸入車の場合、正規輸入車のような、輸入元が独自に用意しているローンやリースの設定はありません。たとえば正規輸入車のウェブページでは、低金利のローンや、期間限定の優遇キャンペーンが紹介されているのをよく見掛けますが、このようなローンを並行輸入車では使うことができません。

また一般的な金融機関やリース会社でローンやリースを使う場合も、不慣れな並行輸入車であるということから難色を示される場合があります。

出典:https://corecars.jp/import-car-merit-and-demerit#i

その① ローンやリースに関しては、まず販売店や業者に相談してみよう!

販売店や輸入代行業者での購入を考えている場合は、まずはその販売店や業者に相談してみましょう。ローンについては金融機関やリース会社と提携している場合があるほか、提携先がなくとも、過去に実績のある金融機関やリース会社を紹介してもらえる場合があります。保険については対応可能な保険会社や代理店を紹介してもらうと、スムーズに進む場合が多いです。

出典:https://corecars.jp/import-car-merit-and-demerit#i

その② 保証に関しても要確認!場合によっては日本法人の協力が必要なことも

世界共通保証の適用にあたっては、自動車メーカーによって対応は異なりますが、最初に販売した本国のディーラーを通した手続きや、場合によっては日本法人の協力が必要になる場合もあります。日本で並行輸入車の販売を行う販売店がノウハウを持っている場合もあり、購入前によく確認を行っておくことが大切です。

出典:https://corecars.jp/import-car-merit-and-demerit#i

その③ 修理部品が手に入りにくいことも!まずは販売店に相談してみよう

部品については、並行輸入車の販売店では、現地から直接手配するルートを持っている場合があります。販売店の力量や経験に左右される場合もありますが、まずは相談してみましょう。

また本国での純正部品が日本よりも割安に価格設定されていたり、OEM部品(純正部品供給メーカー製補修部品)を安価に入手できる場合もあります。

出典:https://corecars.jp/import-car-merit-and-demerit#i

その④ 「乗り出し価格」をすぐ鵜呑みにしないで!思った以上に見積もりが高いことも

乗り出し価格については、表に出している価格をすぐには鵜呑みにしないことが大切です。表に出している価格と、実際の乗り出し価格の差が大きいか小さいかは、販売店の姿勢にも繋がる部分です。

何が見積もりに含まれているのかなどをメールや電話で確認して、必ずトータルでのコストで比較しましょう。

出典:https://corecars.jp/import-car-merit-and-demerit#i

個性的&実用的!ピックアップトラックなら、休日がもっと楽しくなる

いかがでしょうか?ピックアップトラックは個性的かつ実用的で、更に税金面でも優遇されているという非常に魅力的な車なのですね。
通勤に使うのには不向きかもしれませんが、これ1台あれば大きな荷物を運ぶ時にも楽ちんなので、様々なシーンで活躍してくれそうです。

並行輸入車を購入する場合は多少面倒なこともありますが、きちんと確認しておけば大丈夫ですので、気になる方はぜひご検討ください。