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メンズにおすすめのダッフルコートとコーディネート例
冬の定番アイテムといえば、ダッフルコート。暖かくて、比較的誰にでも似合いますが、おしゃれに着こなすのは案外難しいものです。他の人と差をつけたい方へ、メンズにおすすめのブランドやコーディネート例をご紹介します!
ダッフルコートとは?
「ダッフルコート」は、もともと北欧の漁民(漁業を生業とする人)が着ていたもの。
暖かく、手袋をしたままでもボタンの取り外しができて、非常に便利だったのです。
その後、イギリス海軍に軍服として採用され、在庫品が市場に出回ったことで広く一般にも知られるようになりました。
ダッフルコートの最大の特徴は「トグル」と呼ばれる留め具。
ころんとした形が、なんとも愛らしいですよね。
次の項目では、メンズにおすすめのブランドをご紹介します!
グローバーオール
「グローバーオール」は、戦後、イギリス軍からダッフルコートの販売を委託されたブランドです。
機能性が高く、見た目もおしゃれなコートは瞬く間に人気を集め、それ以来、より質の良い製品を作り出そうと日々企業努力を続けています。
ロング丈モリス/74,800円(税込)
メンズのダッフルコートの中で、人気NO.1を獲得しているのがこのロング丈モリス。
ちなみに「モリス」という商品名は、グローバーオールを設立したモリス家の名前からとってあります。
どんなファッションにも合うし、お尻まで隠れてとても暖かいので、持っているとなにかと重宝しますよ!
オールドイングランド
「オールドイングランド」は、1867年にパリで生まれたブランド。
伝統的な英国のスタイルにフランスのエスプリをミックスした「フレンチトラッド・スタイル」は、世界中で愛されています。
ニューパイルダッフルコート/172,800円(税込)
クセのない、すっきりとしたデザインなので、着る人やインナーを選びません。
「正統派のメンズ・ダッフルコートが欲しい!」という人には、かなりオススメの1着です。
マッキントッシュ
イギリスを代表するブランドである「マッキントッシュ」は、1823年にチャールズ・マッキントッシュが「マッキントッシュクロス」と呼ばれる革新的な防水布を発明したことから始まりました。
この発明は、それまで外套にオイルを染み込ませるなどの工夫でなんとか雨をしのいでいた人々に衝撃を与え、その後、マッキントッシュ・クロスを使用したダッフルコートは急速に広まっていきました。
GM-013/91,000円(税込)
全体のシルエットをコンパクトにして、現代風にアレンジしたダッフルコート。
トグルの部分にはレザーが使用してあり、都会的な雰囲気を演出しています。
バーバリー
世界的に有名なブランドである「バーバリー」は、1856年にイギリスで誕生しました。
「バーバリー・チェック」と呼ばれるチェック柄が特に有名ですが、他にも英国の伝統的なスタイルを守りながら、斬新なアイディアで商品化された服やアクセサリーが多数発表されており、メンズファッションの分野でも人気を博しています。
ダブルスプリッタブル ウールブレンドダッフルコート/291,600円(税込)
イタリアで織り上げた「テクニカルウール」のダブルフェイス生地を使用し、風の強い日もしっかり温かさを保ってくれるメンズ・ダッフルコート。
フードは取り外し可能なので、幅広い着こなしに対応できます。
アーノルドブルック
「アーノルドブルック」は、英国ランカシャー発祥のブランド。
テーラーとして定評があり、確かな品質でありながらファッション性の高いダッフルコートを作っています。
ボアダッフルコート/28,800円(税込)
求めやすい価格も魅力な、メンズ・ダッフルコート。
定番の「メルトン生地」ではなく、肉厚なボア生地を使用しているので、一風変わった着こなしを楽しむことができます。
ふかふかの手触りの良さも、ボア生地ならでは!
ダッフルコートのコーディネート例
ニット、ジーンズ、ダッフルコート、と定番のアイテムでコーディネートしたメンズファッション。
「ダッフルコートは初めて」という人でも挑戦しやすいです。
シンプルなので、帽子やアクセサリーなどでアクセントをつけると良いかも?
モノトーンのコーディネートに、キャメルのダッフルコートを合わせたメンズファッション。
タートルネックとのバランスが絶妙です。
ボーダー柄のニットと、明るい色調のダッフルコートで、ポップに決めたコーディネート。
ちょっと冒険してみたい時に。
ダッフルコートの下に同系色のニットでアクセントをつけたコーディネート。
すっきりとした印象です。
ダッフルコートの前をきっちり留めて、マフラーを巻いたコーディネート。
暖かいのはもちろん、ファッション性も抜群です。
コートはあえてショート丈を選び、裾からニットをのぞかせて。
ダッフルコートのお手入れに関する注意点
クリーニングに出す際に覚えておきたいこと
トグル(前を留める部分)には、ダッフルコートによって様々な素材が使われていますが、クリーニング用の洗剤でツヤが失われたり、破損したりするケースが少なくありません。
そして、ループ紐が縫い付けてある部分が合成皮革の場合、洗剤によって風合いが損なわれることもあるので、十分に注意しましょう。
また、ダッフルコートは扱いが難しいので、クリーニングに出すと追加料金をとられることもよくあります。
自宅でのお手入れのコツ
ダッフルコートを長持ちさせ、さらにクリーニングの回数を減らすには、こまめなブラシかけが欠かせません。
帰宅後は、必ずコート全体にブラシをかけ、ほこりや汚れを落としてあげましょう。
その際、毛の方向に逆らうと生地が傷む可能性があるので、毛の流れに沿ってブラシを動かすことが大切です。
どんなブラシを選べば良いのか悩んだら、静電気の起きにくい馬毛のものや、カシミア用のものなら間違いがないですよ。
冬のメンズファッションはダッフルコートで決まり!
いかがでしたか?
ダッフルコートは暖かいだけじゃなく、毎日のコーディネートにも取り入れやすいアイテムです。
定番の色や形のものを1着持っているとなにかと重宝するので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
ダッフルコートの着こなしに慣れてきたら、明るい発色のものや、変わった素材のものにも挑戦してみましょう!