美侍

寒い季節には要注意!車のバッテリー上がりの対処法とは?

暖房を使う時期になると、特に増える車の「バッテリー上がり」。しかし、一体どのような状態になったらバッテリーが上がっているのか、実際に上がったらどうすれば良いのかは、意外と分かりませんよね。今回は「冬場は多いって言うけど、何か不安だなあ……」というあなたのために、バッテリー上がりの判断や対処法などについて、詳しくまとめました!これを読めば、今からの季節の運転も怖がらずにできるはず。ぜひご参考ください!

車が動かなくなる!?「バッテリー上がり」の判断方法とは?

出典:https://www.pakutaso.com/20131142318post-3495.html

そもそもバッテリー上がりとは、車の発電量に対して使用する電気負荷が上回ってしまった状態で起こるバッテリートラブルのことです。
主な原因はエアコンや電飾品(ライトやカーオーディオ、室内灯など)の使いすぎ、過充電や車の長期放置、過酷な環境下での使用(真夏の炎天下で長時間走る等)、充電不足、そしてバッテリーそのものの寿命などが挙げられます。

バッテリー上がりを判断する基準としては、まず基本的に「エンジンがかからない」という状況であること。
突然エンジンがかからなくなった、という場合は、まずバッテリー上がりを疑った方が良いでしょう。
具体的な判断方法としては、①キーをひねってセルを回す(回らなければバッテリー上がり)、②クラクションを鳴らす(鳴らなければバッテリー上がり)、③ライトやパネルの光が弱くなっていないかチェックするといったものがありますので、試してみてください。

バッテリー上がりは、発電量に対し使用する電気負荷が上回ってしまった状態で起こる!

発電量に対し使用する電気負荷が上回る状態が続くと、バッテリーは上がりやすくなります。消費量が多い電装品は、エアコンや熱線、ヘッドライト、ブレーキランプなど。とくに渋滞時のようにエンジン回転数が低下しているときに、これらの電装品を多く使い続けていると要注意。

出典:http://auto-wave.co.jp/guide/car-tips/car-tips-battery/1355

主な原因は電飾品の使いすぎや長期放置、過酷な環境下での使用など!

1. 過放電
エンジン停止時のライトの消し忘れや、カーオーディオ、室内灯などの電装品を使いすぎた場合。

2. 過充電
蓄電量を超えた充電を過度に続けた場合。

3. サルフェーション
過放電が続いたり、充電せずに放置した場合、極板に硫酸塩の結晶が付着し通電不能となる現象。

4. 長期放置
クルマに長期間乗らないでいると、バッテリーは少しずつ放電(自己放電)し、バッテリーが上がります。

5. 過酷な環境下での使用
夏場の高温下で連続使用した場合等。

6. 車両側発電装置の故障
発電機(オルタネーター)などの故障で充電ができなくなり、蓄電量を使い切ってしまった場合。

7. 充電不足
「ちょい乗り」や「サンデードライバー」のように、クルマの使用が少ないときや短時間走行で充電が不十分な場合。

出典:http://auto-wave.co.jp/guide/car-tips/car-tips-battery/1355

バッテリーが上がった状態では、基本的に「エンジンがかからない」!

車のバッテリーは、車のエンジンをかけるために必要です。バッテリーが上がった状態では、基本的に車のエンジンはかかりません。

車内灯やヘッドライトつけっぱなしにしていると、バッテリーは上がってしまいます。車のエンジンがかからない時、直前に電装品を多く(長時間)使用していたなら、エンジンがかからない原因はバッテリー上がりである可能性が高いでしょう。

出典:http://www.xn--n8jna8j8f7g8d5ub.com/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%81%8C%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0.html

判断方法はキーをひねったりホーンを鳴らしたり、ライトの光をチェックするなど!

キーをひねり、セルを回す

セルの回り方が弱々しい、セルが回らないといった状態ならバッテリーが上がっている可能性があります。

ホーン(クラクション)を鳴らす

ホーンの音が小さい、鳴らないという場合は、バッテリー上がりの可能性があります。

ライトやパネルの光をチェック

光が弱々しい、時々暗くなる、ヘッドライトやパネルが光らないといった症状が出ているなら、バッテリー上がりかもしれません。

出典:http://www.xn--n8jna8j8f7g8d5ub.com/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%81%8C%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0.html

バッテリー上がりはどうすればいい?詳しい対処法をチェック!

出典:http://munesada.com/2015/08/27/blog-5973

では、バッテリー上がりが起こったら一体どのような対処をすれば良いのでしょうか?
まず、車には常に「ブースターケーブル」を積んでおくのがおすすめです。
これは車同士を繋いで電気を交流させ、相手方の車の電力でバッテリーの回復を試みるもので、知り合いの車やたまたま隣にいた車などを頼れる時は効果的です。
もちろんJAF(日本自動車連盟)に連絡しても良いのですが、この方法だと余計な費用がかかりません。

手順としてはまず「故障車のプラス側ターミナル端子」にブースターケーブルの「赤色」を繋ぎ、赤色のもう一方を「相手方の車のプラス側ターミナル端子」に繋ぎます。
次に、ブースターケーブルの「黒色」を「相手方の車のマイナス側ターミナル端子」に先に繋ぎ、終わったらもう片方を「故障車のエンジンブロック」に繋いでください。
この時、マイナス側ターミナル端子に繋いでしまうと引火の原因になる恐れもあるので、注意しましょう。
接続が全て完了したら、5分間相手方の車をアイドリングさせた後故障車のエンジンを始動させ、無事に動けば成功です。

その① 知り合いか、あるいは近くの車に頼もう!「ブースターケーブル」を使って対処

知り合いが近くにいれば頼めますし、困った時はお互い様という事で、たまたま隣に止まっていたという車にお願いする事もできます。(実は経験有り)   (;^_^A アセアセ・・

「自分の車のバッテリーがあがってしまった」時はもちろん役に立ちますが、他の人の車のバッテリーがあがったときにも役に立ちますので、ブースターケーブルは持っておいた方がよいでしょう。
そんなに高いものではないし、トランクに積みっぱなしにしておけば安心です。

出典:http://www.coara.or.jp/~ichiroh/battery3.html

ブースターケーブルで自分と相手の車を繋ぎ、電気を交流させる!

ブースターケーブルのつなぎ方手順1【車両配置】
ブースターケーブル(バッテリーケーブル)をつなぐ前に、救援にあたる車両を故障車(バッテリーのあがってしまった車両)にできるだけ近づけます。この時、注意する点は、双方の車両のバッテリー搭載位置を確認し双方のバッテリーが最も近い位置に配置するということ。


ブースターケーブルのつなぎ方手順2【故障車プラス接続】
ブースターケーブルの赤色を故障車のバッテリーのプラス側ターミナル端子につなぎます。接続前にケーブルの被覆にキズや破れがないか確認してから作業を始めましょう。もし、被覆が破れ電線が見えてしまっている場合は、ビニールテープなどで補修してから作業を開始します。


ブースターケーブルのつなぎ方手順3【救援車プラス接続】
手順2で接続したブースターケーブル(赤色)のもう一方を救援車のバッテリーのプラス側ターミナル(端子)につなぎます。これでブースターケーブルの(赤色)で故障車と救援車がつながれたことになります。

出典:http://spectank.jp/bat/bat04.html

ブースターケーブルのつなぎ方手順4【救援車マイナス接続】
次に、ブースターケーブルの黒色(マイナス用)の接続に取り掛かります。ブースターケーブルの黒色(マイナス用)は、救援車側から先に接続します。救援車のバッテリーのマイナス側ターミナル(端子)に接続します。


ブースターケーブルのつなぎ方手順5【故障車マイナス接続】
最後に故障車にブースターケーブルの黒色(マイナス用)を接続しますが、故障車側のブースターケーブル(マイナス)は、エンジンの金属部分(エンジンブロック)に接続します。故障車のバッテリーマイナス端子に接続しても機能は果たしますが、最後のマイナスケーブルを接続する際に「バチッ」と火花が飛び、バッテリーから発生する水素ガスへ引火し爆発を起こすことを避ける為です。


ブースターケーブルのつなぎ方手順6【故障車エンジン始動】
ブースターケーブルの接続がすべて完了したら、故障車のエンジンを始動します。接続が完了してから、5分程度救援車をアイドリングさせてから、故障車のエンジンを始動させます。セルモーターは、10秒以上回さないようにします。一度で始動しない場合は、30秒以上の時間をあけて、再度、セルを回します。

出典:http://spectank.jp/bat/bat04.html

エンジンが始動したからといって、まだ油断はできません。
ブースターケーブルの取り外しは、接続とは逆で故障車のマイナス側ターミナル端子から行います。
続いて相手方の車のマイナス側ターミナル端子を外し、プラス側ターミナル端子を外したら、最後に故障車のプラス側ターミナル端子を外して完了です。

ブースターケーブルのつなぎ方手順7【故障車マイナス取外し】
エンジンが始動したら、ブースターケーブルの取外しに掛かります。ブースターケーブルの取外しは、接続とは逆に、故障車のブースターケーブル(マイナス)から取り外します。


ブースターケーブルのつなぎ方手順8【救援車マイナス取外し】
次に、救援車に接続されているブースターケーブル(マイナス)を取り外します。


ブースターケーブルのつなぎ方手順9【救援車プラス取外し】
続いて、救援車に接続されているブースターケーブル(プラス)を取り外します。


ブースターケーブルのつなぎ方手順10【故障車プラス取外し】
最後に、故障車に接続されているブースターケーブル(プラス)を取り外して、全ての作業が完了です。手順通りに接続、取外しを行うことによって、予期しない事故を防ぐことができます。

出典:http://spectank.jp/bat/bat04.html

その② 救援車が故障車に対して小さい場合は、バッテリーを充電してみよう!

救援してくれる車が故障車に対して小さい(大型SUVに対して軽自動車、ハッチバックに対してコンパクトカーなど)場合は、そもそも発電能力が不足してしまい、上手くいかないこともあるようです。
そういった時は、救援車の電力でエンジンをかけるのではなく、上がってしまったバッテリーの充電を行ってみましょう。

手順としては、ブースターケーブルを接続し、救援する側の車のエンジンをかけっぱなしにして暫く待ちます。
20分~30分ほどで充電が完了するため、エンジンがかかるか試してみましょう。
ただし、この方法は上記の通り時間がかかるので、相手方が急いでいる場合は気を付けて。

助けてあげる車が、助けられる車よりも小さいとき
軽自動車で、大型のオフロード車などを救助する場合、そもそも発電能力が不足している可能性があります。
「大きな車を持って来い!」と言えばそれまでなのですが、小さくても自前の車でなんとかしたい場合の方法です。
これは、調子の悪いバッテリーの力を借りるしかありません。

バッテリーが弱っていると言っても、セルを回すだけの余力が残っていないというケースが多いので、十分に充電してあげれば、短い時間なら役に立つことがあります。
救助する車の電力でエンジンをかけるのではなく、あがってしまったバッテリーの充電をしてあげるのです。

充電は簡単。
ブースターを接続したら、救助する側の車のエンジンをかけっぱなしにして、しばらく待つのです。
20~30分も充電すれば、たいてい電圧は復活してくるので、調子の悪いバッテリーと救助する車の電力の両方の力を使えばエンジンがスタートするはずです。
時間的な余裕がある場合は、この方法が使えます。

出典:http://www.coara.or.jp/~ichiroh/battery3.html

「バッテリー上がり」と「バッテリー寿命」は違う!?分かりやすい見分け方とは

出典:https://www.pakutaso.com/20160609158post-8054.html

最後に「バッテリー上がり」と「バッテリー寿命」の違いについてご説明いたしましょう。
バッテリーが上がった=バッテリーの交換時期だと思う方もいるでしょうが、実はバッテリーが一時的に電圧を失っただけで、まだ使えるというパターンも多いです。
バッテリーの寿命の場合はバッテリー上がり(充電する量より使用量が多い)とは違い、充放電の繰り返しによって電気容量そのものが低下している状態となります。

これは車の使用頻度や使い方によって使用可能年数が変わってくると言われていますが、大体2年~4年程度がバッテリー交換時期です。
詳しい寿命の予測は専門家でも難しいとされているものの、使用年数の確認やバッテリーの液の色、始動電圧の点検などを行うことである程度は分かるので、時間のある時にやっておきましょう。

ただしバッテリー上がりの際、使用開始から2年以上経っているようであれば、思い切って交換した方が良いと言えます。
費用は1万円~2万円程度かかるようですから、心の準備をしておいてくださいね。

バッテリー上がりではなく寿命の場合、充放電で本来の機能が果たせなくなっている!

バッテリー上がりとは、充電する量よりも使用量が多いことで充電不足となり、電気容量が低下することでバッテリー上がりがおこります。

バッテリーの寿命とは、充放電の繰り返しにより電気容量が低下することでバッテリー本来の機能をはたせなくなることです。それによってバッテリー上がりがおこります。

出典:http://mecha-quest.com/knowledge/4084/

車の使用頻度や使い方によって、バッテリーの寿命は大きく変わってくる!

・1日に何度もセルモーターを使用している。(宅配便車等)
・夜間しか車を使用しない。(夜間専門タクシー等)
・雨天時しか車を使用しない。(放電過多)
・消費電力の大きな電装品を装着している。(放電過多)
・いつもエアコンを使用している。(放電過多)
・いつも渋滞路を走行している。(渋滞通勤等)
・カーオーディオに凝っている。(放電過多)
・1度に走行する距離が少ない。(充電不足)
・たまにしか車を使用しない。(充電不足)
・本来より容量の小さいバッテリーの取り付け(容量不足)

出典:http://www.vasques.com/batt.htm

一般的な寿命は3~4年!定期的に点検し、ある程度判定しておこう

自動車バッテリーそのものの製品寿命としましては、通常3~4年前後と言われてますが、バッテリーの寿命は、実は製品自体の性能よりもお車のご使用状況に一番大きく左右されます。一般に充放電の激しい使われ方やバッテリー温度の高い使われ方は著しく寿命を短くします。

また、ご使用頻度、走行距離(年間 5,000km以下)の少ない車は、それゆえバッテリーは充電される機会が少ないことになりますので、慢性的な充電不足から「バッテリー寿命」よりも先に「バッテリー上がり」が訪れるケースが多くなります。こういったユーザー様は、バッテリーそのものの寿命ではなくバッテリー上がりのタイミングでバッテリーを交換されることが多いのが現状です。

出典:http://www.vasques.com/batt.htm

1、使用年数の確認

新しければまだ大丈夫そうで、古ければ寿命が近づいているため点検・交換の必要があると判断

2、始動電圧の点検

良好であればバッテリーの内部抵抗が増加していないので、劣化が進んでいないといえる

3、比重の点検

良好であれば充電はしっかりされているといえる

4、バッテリー液量

良好であれば比重の良否判定は正確であるといえる

5、バッテリー液の色

極板の脱落がなく劣化が進んでないといえる

出典:http://mecha-quest.com/knowledge/4084/

バッテリー上がり&使用開始から2~3年経過しているなら、思い切って交換しよう!

前回交換した時から2〜3年使用したようでしたら
JAFなどのロードサービスや
ブースターケーブル、充電器などに頼らず
思い切ってバッテリーを交換した方が良いかもしれません!



ディーラーなどで交換するのが一般的ではありますが
ディーラーで交換する場合、バッテリーの種類にもよりますが
相場は¥10,000〜¥20,000位するそうです!

出典:http://www.bangalowatport.com/batteryagari-jyumyou

バッテリー上がりが起こったら、冷静に対処や交換を考えよう!

いかがでしょうか?バッテリー上がりが起きると一瞬頭が真っ白になってしまうものですが、冷静に対処すれば簡単に回復させることができるのですね。
日頃から出来る限りエアコンや電飾品などを過度に使用しないよう注意し、万が一の時のためにブースターケーブルを車に入れておくと安心です。

ただし、バッテリーの寿命や使用年数などのこともきちんと考え、一時的に復活したとしても必要なら交換を視野に入れてくださいね。