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もう焦げ付きで悩まない!鍋の材質ごとの焦げの落とし方とは

味噌汁やすき焼きなど、毎日食べる料理に欠かすことが出来ない調理道具といえば鍋ですよね。そんな鍋を使っているときに起きるトラブルといえば焦げ付きです。今回は、お鍋の焦げ付きに対してどのように対処したら良いのか鍋の種類ごとに見ていきましょう。

鍋が焦げるメカニズム

出典:http://www.monsen.jp/ITMP/M280038.html

焦げは化学反応

鍋の焦げ付きの落とし方を知る前に、まずは焦げるという現象のメカニズムについて理解しておきましょう。
焦げるというのは食物に含まれる有機物が加熱されて水分を失い、炭に変化した状態をいいます。
有機物は炭素を含んでいますから、加熱されることで空気中の酸素と結びついてしまうのです。
ある程度の熱であれば問題ありませんが、食物から水分が失われるほど強い火にかけられると、炭化が進み焦げという形で鍋の中に現れます。

ものが焦げるとは、主にそのものに含まれるタンパク質や糖質などの有機物が化学反応をおこすことを指します。その化学反応とは、熱反応により水分が失われること、また、それらの成分に含まれる炭素が、酸素と結びつくことができず炭化することを指します。

出典:http://www.kodomonokagaku.com/hatena/?05c03f111dae0d9a56dd137e3c5d5efd

お鍋とタンパク質が結びつく

焦げた食物が鍋にこびりついてしまうのにも原因があります。
それは、鍋に含まれる金属と食品のタンパク質が結びつく、つまりくっついてしまうからです。
鍋に油を敷くと焦げ付きにくいのは、油が鍋と食品の間で膜の役割を果たし、両者が結びつくのを防いでいるのが大きな理由なのです。

食材が鍋にくっついて水分がすっかりとんだら
温度が100℃を超えます。
こうなると「苦み」に!
メイラード反応による「美味しい匂い」とは
ほど遠いものになっちゃいます。

焦げつきとは、要するに
「タンパク質と金属の化学反応」。
──ということはですよ、
タンパク質と金属が反応しないようにしてあげれば
話はすむわけです。

出典:https://www.1101.com/kasoken/2004-04-23.html

焦げを落とすために鍋を擦ると?

以上のことから、鍋の焦げ付きは化学反応によるものであるということがお分かりいただけたと思います。
化学的に結びついているものを力で無理やり剥がそうとしてはいけません。
たわしやスポンジでゴシゴシ擦ってしまうと、鍋の表面がでこぼこになり、食品と鍋の触れ合う面積が増えてしまうのです。
こうなるとでこぼこの部分から再び焦げ付きの化学反応が起きてしまい、ますます鍋が黒くなるという悪循環に陥ります。
今回ご紹介するのは鍋の素材に合わせた焦げの落とし方です。
鍋を傷つけることなく長持ちさせるためにも、綺麗に焦げ付きを落とす方法について知っておきましょう。

焦げてしまったところを力任せに擦ってきれいにしようとするからです。

鍋への愛情が空回りしてるんです(泣)

焦げちゃった鍋をキレイにしたい気持ちはすごーくよくわかります。

一度焦げた後に、がんばってきれいに取った箇所は、実はキズだらけになってるんです。

鍋は表面がキズでガサガサになったところから焦げます。

出典:http://ameblo.jp/masandakaramasan/entry-11588252834.html

土鍋の焦げの落とし方

出典:http://horikosaku.naturum.ne.jp/e625851.html

土鍋は遠赤外線効果があり、たくさんの素材を一度に火にかけられる鍋です。
遠赤外線効果とは、素材の外側だけではなく内側にまで熱が浸透する現象です。
焼き鳥などに用いる炭火も同じ効果を持っています。
冬の鍋料理では土鍋を用いている人も多いことでしょう。

土鍋は、温まると遠赤外線を発するという特性があります。

遠赤外線を発する調理器具としては炭火やセラミックが思い浮かびますが、土鍋も加熱されると土鍋自体が熱を蓄え、食材の芯までじんわりと火を通すことができるのです。

炭火と同じ効果と考えると、料理もやはりおいしく仕上がりそうですね。

出典:http://wisdom.tokyo/?p=1337

水を張って焦げを浮かせる

そんな土鍋の焦げ付きを落とすには、まずは水の力を借りましょう。
土鍋は保湿性が非常に高く、鍋そのものが水分を蓄える働きがあります。
この性質を活かして焦げ付きを落とすには、焦げ付いた部分を含む高さまで鍋に水を張ってください。
こうすると土鍋に水分が浸透し、土鍋の内側から焦げが浮いてくるのです。
鍋を使い終わって焦げ付いているようであればすぐに水を張り、翌日まで放置しておくだけでよいという非常にお手軽な落とし方なのでおすすめです。

やることは簡単ですが、要は「根気」です。(^^;)
元来、土鍋は性質上吸水性がありますので水を入れて置いておくことにより土鍋
自体も水を吸って「焦げ」がとれやすくなります。
そして、無事取り除くことができたらあとはていねいに洗ってしっかり乾燥して下さ
い。←とにかくこれが一番大切です!!

出典:http://www.donabeyasan.com/mame.htm

重曹と水を火にかける

この落とし方で焦げ付きが落ちないときは、重曹と水を土鍋に入れて火にかけます。
分量は重曹大さじ3杯に対して水500mlです。
30分ほど火にかけたら冷めるまで待ち、スポンジで水洗いしましょう。
重曹が焦げと土鍋の間に入り込み、焦げ付きが剥がれ落ちやすくなっているのです。

1. 土鍋に500mlの水を入れる
2. 重曹を大さじ3杯入れる
3. 蓋をしてコンロで火にかけて30分ほど煮込む
4. そのまま冷えるまで30分ほど放置する
5. スポンジでこすって水で洗い流す

出典:http://xn--p9jbr9b1a6d5316g.com/archives/3649.html

天日干しにする

重曹を用いた落とし方も通用しないなら、天日干しをおすすめします。
水を張った落とし方の反対で、土鍋の水分を奪うことで焦げを鍋から浮かせるのです。
焦げは極端に乾燥すると土鍋の表面から剥がれ落ちやすくなるという性質を持っています。
最低でも3日ほど時間が必要なので、時間があるときにはこちらの落とし方をご利用ください。

焦げ付きが酷く、1回で落ちない場合は2回3回と繰り返すことで落とせるようになります。

それでも落ちない焦げ付きは3日程天日干ししてみてください。
カラカラに乾燥すると焦げがはがれやすくなりますよ。

出典:http://kisetsumo.com/138.html

アルミ鍋の焦げの落とし方

出典:http://mxmhouse.exblog.jp/13548058/

続いてご紹介するのは、アルミ鍋についた焦げの落とし方です。
アルミ鍋は熱伝導率が非常に高く、重量が軽いため誰にでも簡単に扱うことが出来ます。
ただし、上の画像のように焦げ付いてしまうと落とすのはなかなか困難です。
たわしなどで擦ると、錆を予防するためのコーティングが剥がれてしまうので注意しましょう。

アルミが日本に入って来たのは昭和初期。鉄やステンレスの3分の1の軽さで、熱伝導の良さは鉄の3倍。そのため、みるみるうちに支持を得て今や最も一般的に使われているのがアルミ製の鍋と言われています。それは単に鍋だけではなく、サッシをはじめに車の部品や日用雑貨品にまで多岐に渡っていますね。

出典:http://dougu.shokuwa.com/nabe/nabe11.html

お酢を沸騰させる

アルミ鍋の焦げ付きの落とし方として最も手軽なのはお酢と水を鍋に入れて沸騰させるというものです。
こうすると、お酢による化学反応で焦げがスムーズに落ちます。
お酢には消臭効果もありますから、香りの強い料理をアルミ鍋で作った際にもおすすめです。

○用意する物

お酢
○手順

1.お鍋の焦げた部分が浸るくらいのお水とお酢を入て火に掛けます。
2.お酢をドボドボと入れます。あまり薄いと効果が少ないです。
3.10分くらい沸騰させます。
4.お湯を捨てて、スポンジで擦ります。

出典:http://xn--365-4k4bodqhlg.com/archives/1474.html

果物の皮とお米のとぎ汁

もう1つの落とし方は、リンゴやレモンといったクエン酸を含んだ果物の皮をお酢の代わりに水と一緒に煮てからスポンジで優しく洗い、その後お米のとぎ汁を煮立たせるというものです。
お米のとぎ汁はアルミ鍋をコーティングし、黒ずみを防止するという効果があります。
果物の皮はお酢よりも臭いが強くありませんから、お酢の匂いが苦手という人にご利用いただきたい落とし方です。

黒ずみを取るのは、リンゴを食べたついででOK。鍋にリンゴの皮や芯と、黒ずみの位置までの水を入れて沸騰させ、15分ほど煮て冷ました後、擦り落とすことができます。リンゴは多い方が効果あり。レモンでもOKです。なお黒ずみと一緒に酸化被膜もはがれていますので、米のとぎ汁か野菜のくずを煮立たせて即席酸化被膜を作ってよく乾かし、空気に触れさせます。これをしないですぐ煮炊きすると、また黒ずんでしまうので必ずこの後ケアを!

出典:https://allabout.co.jp/gm/gc/20697/

重曹はNG

土鍋でも用いた重曹は汚れを落とす力が強く、お掃除で大活躍してくれるアイテムですが、アルミ鍋には決して使わないでください。
アルミ鍋表面のコーティングは、重曹のアルカリ性作用によって剥がれ落ちてしまうからです。
このコーティングが落ちてしまうと、焦げ付きだけでなくアルミ鍋そのものに汚れが付着しやすくなるため気を付けましょう。

この重曹での黒ずみ落としですが、NGですので「要注意」です。

『アルミ鍋に重曹は絶対にダメ!!』
これ、テストには出ませんが丸暗記でお願いしますヽ(´∀`)ノ


■重曹は↓↓

・アルカリ性
・研磨作用


アルカリ性は「原因物質」ですし、研磨作用は「酸化皮膜」を削り落として、逆に黒ずみの原因となります (>_<)

出典:http://xn--cckj1c6179bklua.biz/archives/6655.html

ステンレス鍋の焦げの落とし方

出典:http://chi-neco.jugem.jp/?eid=318

ステンレス鍋は非常に丈夫で錆に強いのが特徴といえます。
比較的焦げ付きにくい性質を持っていますから、お料理初心者の人には心強い味方です。
IHヒーターに対応しているものも多く、最近その価値が再評価されている鍋です。

ステンレスのベースは鉄。「不動態被膜」というもの表面にあり、が錆から守ってくれるようになっています。

ステンレス製の特徴は、保温性がよく、煮くずれや焦げ付きにも強いので、煮込み料理のような、長時間の調理に向いています。火力も中火〜弱火で温度を保っていられることが可能です。
また、ステンレス製は、IHでも使用できる物が多いのが強みでしょう。逆を言えば、保温に向く反面、熱伝導率が悪く、安定性のある反面、重さがあります。

出典:http://j-dress.biz/the-kind-of-pan-and-care

水と重曹を入れて待つ

ステンレス鍋の焦げ付きの落とし方は、今までご紹介した2種類の鍋で用いたものを応用します。
最初はお湯と重曹です。
そこまで焦げ付きが酷くない場合には、ぬるめのお湯に重曹を混ぜたものを入れて放置するだけで充分です。
これでも落ちないときには、水に重曹を入れて煮立たせましょう。
その後スポンジで軽く洗えば、ステンレス鍋表面にある焦げは大抵落ちてしまいます。

食材のこびりつきや焦げは、いきなりこすらず
お湯と重曹を使います。

お湯と重曹を少し入れてそのまましばらく放置すると
汚れがゆるむので、洗えばきれいになります。


汚れがひどいときは

・水   1リットルにつき
・重曹  大さじ4

10分程度煮て、粗熱が取れたらスポンジで洗い流します。

出典:http://naruheso.info/399.html

お酢と水を入れて煮沸

もう1つの落とし方は、アルミ鍋と同様にお酢と水で煮沸するというものです。
汚れが軽い場合にはお酢を振りかけただけでも焦げ付きが落ちてしまうことも少なくありません。
沸騰させたらすぐにお湯を捨てるのではなく、冷めるまで待つのがコツです。
冷めてから軽くスポンジで撫でるように洗うと、驚くほど簡単に焦げ付きがとれるためぜひお試しください。

焦げ付いた時に中身を素早く取り出しておいて、
焦げ付いた部分にお酢を振りかけます。

酢に含まれている酸の力で焦げの付着が緩むので、
スポンジでこすれば綺麗に取れるようになるんです(^^)

また、すぐ落とさなくていいならば
鍋に酢と水を入れて沸騰させます。

この時焦げが酢水に浸かるようにして下さい。

沸騰させたら冷めるまで放置すれば
驚くほど簡単に取れますよ♪

出典:http://www.world-5.com/archives/2827.html

鍋の焦げ付きはすぐに対処すべし

調理器具が汚れていると、料理をする気がうせてしまうことも少なくありません。
鍋の焦げ付きは頑固な汚れですから、料理のモチベーションを保つためにも素早く対処しましょう。

もう焦げ付きで悩まない!鍋の材質ごとの焦げの落とし方とは