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強靭なボディ&しなやかで軽い走り心地!ヤマハ「セロー」の魅力を徹底解剖
25年以上売れ続けているという、ヤマハのロングセラーバイク「セロー」。オフロードを物ともしない強靭なボディとしなやかで軽い走り、美しいフォルムなどが高評価ですよね。今回は「オフロードバイクが欲しいけど、セローって昔からあるよなあ……どんな車種なんだろう?」と気になっているあなたのために、セローの特徴や魅力、価格などについて詳しくまとめました!これを読めば、ますますセローから目が離せなくなってしまうかも?
25年以上のロングセラー!ヤマハ「セロー」ってどんなバイク?
セローは、1985年にヤマハから発売されたオフロードタイプのオートバイ。
スマートながら今にも跳躍しそうな力強さのあるフォルムは、まさに名前の由来となった「カモシカ」を思わせますよね。
セローの特徴は、何といっても「細さからは想像もつかない頑丈で頼りがいのあるボディ」。
繊細そうな外見とは裏腹に、オフロード車らしい力強さを見せてくれます。
逆に走りは外見通りのしなやかさで、ハンドリングもスムーズ。
当然ながら林道をはじめオフロードをガンガン進んで行ける性能を持っていますが、実は舗装された道路での走りも良好で、シートが疲れにくいため長距離ツーリングにもおすすめだそうです。
やはり長年愛され続けた車種だけあってアフターパーツも豊富で、カスタム重視の方も満足できる1台と言えるでしょう。
名前の由来は「カモシカ」!25年以上売れ続けているオフロードタイプのオートバイ
セロー(SEROW)は、ヤマハ発動機が1985年から日本で製造しているオフロードタイプのオートバイで、25年以上生産が続いているロングセラーモデルである。
serou [səˈroʊ, ˈsɛroʊ](セロー)とは日本語ではカモシカであり、カモシカが「獣道を身軽に長距離走り抜く」というイメージが当車のコンセプトに合致するため採用された。
力強いエンジンと強靭なボディ!しかし走りは軽く、しなやかで扱いやすい
● 逞しい走りを生みだす、タフな実力。
空冷・SOHC・2バルブ・フューエルインジェクション搭載エンジン。SEROWならではの軽快感と低中速域での扱いやすさが、さまざまなシーンでの力強い走りを可能にするとともに、環境にも配慮。平成18年国内排出ガス規制に適合。
● いつでも頼もしい、軽く、強靭なボディ。
重量物をボディ中心部に配置、軽量化と優れた剛性バランスを実現したセミダブルクレードルフレーム。ライダーが基本の凝縮感・一体感、また軽快感もあわせて達成。
● しなやかなフットワークを、しっかりサポート。
フロントサスペンションは、225mmのゆとりあるストローク。リアサスペンションは軽量・アルミ製シリンダーのボトムリンク式。セッティング最適化により、さまざまなシーンで軽快かつ扱いやすいハンドリングに貢献。
疲れにくいシートで、長距離ツーリングにも最適!
セロー250は勿論オフロード車なわけですが、ツーリングセローの様なモデルが存在することからもわかる様に、舗装路を長距離ツーリングしたい方のこともかなり考慮されています。このバイクに跨ると非常にふわっとした柔らかめのシートにうっとりします。ソファーに腰掛けているような上質感で、乗車時間が長くても疲れを感じにくいです。
オフロード性能もバツグンで、未舗装の道もガンガン進める!
一方で林道に入ればオフロード車の本領を発揮してガンガン進んでいくことが出来ます。16馬力なので急な坂道は他のバイクにパワー負けする可能性が有りますが、ホイールスピンが頻発するほど過激なエンジン特性では無いので、想定外の動きをあまり見せません。低速が力強く、回していってもパワーの上昇は穏やかな為、初心者にも扱いやすくなっています。
アフターパーツが豊富なので、カスタムしたい人も必見!
アフターパーツが非常に豊富に存在するので、キャリヤやスクリーン等自分好みに調整することが容易です。街中の走行が多いならスクリーンは取り付けた方が良いと思います。流石にノーマルの状態では防風性能はあまり期待できません。ヘッドライト単体では明るさが足りないという方向けにフォグランプキットも販売されています。取り付け自体も簡単ですので、通勤に使われる方にはおすすめのオプションです。
実際に乗ったらどう?セロー試乗&購入者たちのレビューをチェック!
では、実際にセローに乗ってみた&買ってみた方々のレビューを覗いてみましょう。
まず、見受けられたのは「とにかく乗っていて楽しい!」というもの。
上半身へのストレスが少ないライディングポジションで、カーブもスムーズに曲がれる扱いやすさ、そして坂道をグングン登れる粘り強いエンジン……日常での実用性と、オフロードならではの楽しさを兼ね備えたバイクのようですね。
また、フィーエルインジェクションが搭載されている上に雨にも強いので、気温や天気を問わずどんな日も安心して乗ることができるとのこと。
オフロードの割に足つきがよく、自転車と同じくらい軽いので(中には50㏄バイクが必要なくなったので手放した、なんて方も……)バイク初心者にもおすすめの1台です。
燃費も非常に良いとのことですから、趣味だけでなく通勤にも利用できそうですね。
とにかく乗っていて楽しい!カーブがスムーズで、エンジンも粘り強い
○とにかく乗って楽しいバイク。排気量やパワーがバイクの全てではないという事が良く分かりました。
○ママチャリの如きライディングポジションで上半身はストレスフリー。軽量スリムな車体と相まって超軽い乗り味と高い旋回性能。曲がる方向に顔を向ければクルリと旋回します。切れ角もママチャリ並みで、間違ってとんでもない所に迷い込んでも簡単にUターンして逃げ帰る事が出来ます。
○伸びはありませんが、驚異的に粘るエンジン。必要充分なトルクで坂道でも回転を落とさなければグングン登ります。シングル特有の振動も心地良いレベルを超える事は無く、高速巡航時でも不快な振動の発生はありません。ギア比のバランスも良くエンジンブレーキも適度に効いて下りが楽です。
気温や天気を問わず乗れる!軽くて初心者にも扱いやすいオフロードバイク
・インジェクションになったので始動性と標高、気温による変動が無くなったのが良い。
・維持費が安い。
・未舗装路は、へたくそでも走って行ってくれる。
・細いわりにタンデムキャンプツーリングに行ける。
・自転車のように軽い。グラブバーにバンドを常備しておけば買い物にも便利。50ccスクーターが不要になって手放した。
・デザイン(エヴァンゲリオン零号機みたいw)
・純正のTW-301、302がオンロードでも十分なグリップ。そして最強のレイングリップ。タイトコーナーや雨の日の峠なら遅いオンロードバイクを煽れます。
オフロードなのに足つき良好!燃費も良くて、経済的に優しい
シート高はバイクの重要なスペックの一つです。実際にホンダのホームページなどでは車両一覧から足つき順に並べ替えて表示することが可能になっていおり、ユーザーの足つきに対しての関心が高い事が伺えます。
では、セロー250はどうかというとなんとシート高が810mm。
オフロードバイクの中では群を抜いて足つき性がいいのです。
何より燃費が非常に良好。私が一週間通勤で使用して実際に計測してみたところ、1リッターあたり33.5キロでした。
セロー250の燃料タンク容量は9.6Lしか入りませんが、燃費が非常に優秀なため、一度満タンにすれば数値上は321キロも走行することが可能です。
今すぐ欲しい!ヤマハ・セローの価格やカラーバリエーションは?
気になるセローの価格とカラーバリエーションですが、まずカラーは3色。
上の画像でもご紹介した、斬新かつ明るい印象の「オレンジ」と、シックな印象の「グリーン」、そして柔らかくレトロ、オシャレな感じの「ベージュ」があるようです。
中古を探せばブラックやブルーなども存在するようですが、何となく定番カラーを避け、更に個性を際立たせているようなイメージですね。
価格は新車なら398,520円と、これが初めてのバイクという方にも手が出せそうなお値段。
中古車なら25万円強から選べるようですから、40万は厳しい……という方も諦めずに探してみてくださいね。
乗り出し価格の平均が44.66万円と新車とあまり変わらないところを見ると、それだけ魅力的なカスタム車や、状態の良いものが多いということかもしれません。
カラーは「オレンジ」「グリーン」「ベージュ」の3色!
新車価格は、40万弱!(記事公開時)
商品番号 16serow250
価格 398,520円 (税込) 送料別
中古車相場は26万円弱~57万円で、乗り出し価格の平均は44.66万円!(記事公開時)
中古車の価格相場
25万7100円~57万円
全国平均:44.66万円(前月比0.88万円)
最安:33.77万円, 最高:52.5万円
今でも変わらずカッコいい!セローはバイク好きの若者たちにも人気上々
セローは、30年近い長きに渡り売れ続けてきたバイクながら、今の若者たちにとっても「カッコいい!」と思える車種のよう。
スマートなフォルムと個性的なデザインセンスは、確かに全く古臭さを感じさせませんよね。
オフロードバイク初心者にもおすすめされるほど使い勝手の良さも兼ね備えているため、オフロードには憧れるけど運転する自信が……という方も、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
つぎ買い換えるならセローが欲しい あと2年後だけど
— 部屋とTシャツと私と麻倉ももさん (@kusotery) 2016年10月4日
超オフロードバイク欲しい
— masaki (@MnekPc2) 2016年10月3日
セロー欲しい
今日セローの話ししてくれたけどヤバイぐらいカッコいいなw
— apeマン (@XpapiuoX) 2016年9月11日
オフロードの相棒は「セロー」で決まり!林道でも気持ちよく走ろう
いかがでしょうか?ヤマハ「セロー」は、25年以上も生まれ変わりながら支持され続けてきた車種で、それに納得してしまうほど魅力も高いオフロードバイクなのですね。
カッコ良くて通勤にもツーリングにも使える……というだけですごいのに、加えてオフロード性能も高い!となると、非常に貴重な1台と言えそうです。
少しでも気になった方は、ぜひバイクショップに足を運んで、その魅力を実際に確かめてみてくださいね。