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醤油の香りが食欲をそそる!旭川ラーメンのおすすめ店3選

北海道を代表するラーメン都市の一つである旭川。ここでは、日々進化する旭川ラーメンのお店が軒を連ねています。旭川を訪れようとしている皆さんも、一度は旭川ラーメンを食べておきたいと考えていることでしょう。今回は、そんな方にぜひおすすめしたい旭川ラーメンの名店をご紹介します。

旭川ラーメンとは

戦後から脈々と受け継がれる旭川ラーメン

旭川ラーメンの歴史は思いのほか古く、昭和22年には2つのラーメン店が醤油ラーメンを名物としてお店を始めていました。
昭和30年以降には旭川市民にラーメンを食べるという習慣が根付き、平成になると札幌や函館とともに北海道三大ラーメンとして知られるようになったのです。

旭川ラーメンの歴史は、昭和22年から始まった。この年、中華そばをヒントに、スープの改良を重ねて「蜂屋」と「青葉」がしょうゆ味の「ラーメン」を売り出す。
 当初「蜂屋」は、ハチミツを使ったアイスクリーム(これが店名の由来)やうどんも出す店だったが、やがて評判となったラーメン一本で勝負することに。最新流行の食べ物=ラーメンは、現在より少々特別な存在で、昭和30年代には「日曜日には映画を見て、蜂屋でラーメンを食べる」という過ごし方が、市民の間で理想の楽しみとなっていたほどだ。

出典:http://www.hokkaido-jin.jp/issue/sp/200505/sp_14.html

魚介と豚骨、醤油のスープに縮れ麺

そんな旭川ラーメンの特徴は、麺とスープにあります。
スープは主に魚介を出汁としており、そこへ豚骨を加えることでさっぱりとしながらもコクのある風味に仕上がっています。
ラーメンの王道ともいえる醤油ダレがこの出汁にプラスされることで、ほっとするような懐かしさを演出しているのです。
麺はスープがよく絡むように中細の縮れ麺が一般的です。
具材はそこまで多くはありませんが、自然豊かな北海道ですから、シンプルな調理法で充分食材の味を堪能出来るラーメンが生まれたのです。

旭川ラーメンで用いられる麺は、中細の縮れ麺が主流で加水率は27~32%と低い事も特徴である。
 加水率が低い縮れ麺というのは、麺が伸びやすい欠点もあるが、茹であげ直後にスープを吸収しやすく麺に絡みやすいと言った特徴がある。

出典:http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000248.aspx

旭川ラーメンのスープは魚介類、豚骨、鶏ガラでだしをとったダブルスープのものが一般的となっている。あさひかわラーメン村の店舗の半数以上がダブルスープのラーメンだ。
 なぜダブルスープが主流になったかというと、昔旭川市は養豚業が盛んで捨てていた豚の骨を活用する為に豚骨スープが考え出されたが、豚骨特有の強い臭みを消し、更に風味を加えるために煮干や昆布等を併用するようになり、臭みを消した飲みやすいスープが考えだされた。

出典:http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000248.aspx

進化を続ける旭川ラーメン

そんな旭川ラーメンは日々進化を続けています。
最近注目されているのが、醤油ラーメンにホルモンを加えた旭川ホルモンラーメンです。
戦後から続く伝統の味だけではなく、お客のニーズや流行に合わせて発展していく旭川ラーメンを、ぜひ現地で食べてみましょう。

旭川と言えばラーメンというほど、市内には多くのラーメン屋がある。 旭川ラーメンの特徴はダブルスープを使用した、醤油ラーメン地元の人に愛され続ける名店が、数多くある。
ラーメン以外にも旭川はホルモンが有名で、ラーメンとホルモンがコラボレーションしたホルモンラーメンというメニューを出すお店も登場し始めている。旭川らしい醤油味のオーソドックスから変わり種まである旭川で自分好みのラーメンを探すのも楽しいだろう。

出典:http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000248.aspx

らーめんや天金

最初にご紹介する旭川ラーメンのお店は、「らーめんや天金」です。
こちらは、旭川環状線沿いにある旭川ラーメン村店と、JR旭川駅から北東方面へ10分ほど歩いたところに四条店の2つの店舗があります。
らーめんや天金では、寒さの厳しい旭川でラーメンが冷めないようにラードをスープに加えるというスタイルを最初に確立したお店です。
アツアツのスープが程よく絡まった麺の味わいは、一度食べたら何度でも来たくなるようなクセを持っています。

寒暖の差が激しく、夏と冬の気温差が60℃とも言われる旭川。厳寒の地で知られるこの町で、他の地域とは異なる知恵がラーメンにも盛り込まれました。
特徴的なのは冬!なにしろ-30℃の気温ではスープは食べているうちから冷めてしまいます。とにかく「冷めない工夫」が求められました。 そこで生まれたのがラードを加える事で油膜をつくり熱を逃がさないという方法。これにより、最後までアツアツで美味しいラーメンが味わえるようになりました。
この知恵が多くのラーメン店で取り入れられ、旭川らーめんの特徴ともなったのです。

出典:http://www.tenkin-asahikawa.jp/index2.php?p=shop

これぞ王道の醤油ラーメン

そんならーめんや天金で食べていただきたいメニューは王道の醤油ラーメンです。
魚介と豚骨が丁度良い具合でミックスされており、しつこさを感じさせません。
香り高い醤油のスープによく絡む縮れ麺は、喉越しも抜群です。

麺は、地元藤原製麺さん
低加水率の中太縮れ
しっかり「カタメン」
喉越しよろしく、美味い麺だな。

スープは、豚骨ベース
地元キッコーニホンさんの醤油使用
以前よりもマイルドな味に仕上がってますが
それでもやっぱり

醤油しょっぺぃ!

出典:http://kitadora.blog54.fc2.com/blog-entry-3250.html?sp

醤油ラーメン以外にも、イクラご飯や餃子といったサイドメニューが充実しているため、ご家族や友人と訪れても良いでしょう。
王道の旭川ラーメンを楽しみたいという人は、ぜひらーめんや天金にお越しください。

おすすめメニューは「醤油ラーメン」(700円)。具材も葱、メンマ、チャーシューとシンプル。伝統的な旭川ラーメンの手法を守り続けている本物の味だ。他にも、お子様ラーメンや女性には嬉しいハーフラーメン、餃子やイクラご飯などのサイドメニューも豊富。

出典:http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0002141.aspx

お店の公式サイトです。

かすい

続いてご紹介する旭川ラーメンの名店は「かすい」です。
旭川駅周辺にはラーメン店だけでなく様々な飲食店が立ち並んでいます。
かすいは、飲食店がしのぎを削っている地区で他店に負けない人気を誇っているのです。

豊かな香りを放つとんこつベースのダブルスープは旨味を凝縮した拘りの逸品。
濃厚でありながらスッキリとした後味とコクを放つ拘りのスープはらーめんの激戦区、旭川で磨かれ鍛えられた、かすい自慢の味わい。
トロトロのやわらかチャーシューに道産の細ちぢれ麺、味わうごとに風味豊かなスープに絡みます。
どうしても食べたくなる…そんな旭川らーめん かすいの一杯です。
お持ち帰りメニューもご用意しておりますので、ぜひ一度ご賞味下さい。

出典:http://www.asahikawa-kasui.com/kodawari.html

プルプル食感のホルモンラーメン

そんなかすいでおすすめしたいメニューはホルモンラーメンです。
上の画像の中央付近にあるたっぷりのホルモンをご覧ください。
このホルモンがスープの旨味を身にまとい、プルプル食感とともにお口の中へ突入してくるのです。
ホルモンだけを食べても美味しいですが、ぜひ麺やスープと一緒にお口の中へ誘いましょう。
他のラーメン店では味わえないような極上の食感と風味をお楽しみいただけます。

具はねぎ、しなちく、もやし、柔らかチャーシューに、柔らかく煮込まれたホルモンです。

出典:http://plaza.rakuten.co.jp/hihofrog/diary/201506070000/

ホルモン以外の点にもしっかりこだわっているのが、かすいが人気店になった秘密といえます。
舌の肥えた旭川市民を唸らせる極上のスープとトロトロチャーシュー、麺のハーモニー。
そこにホルモンが加わるのですから、まさに鬼に金棒といったところでしょうか。
美味しいホルモンラーメンが食べたい人は、かすいを訪れてみましょう。

このスープ。豚骨と魚介のダブルスープらしいですが、そのバランスが良い感じです。香りも良い。
ん~~ やまびこっぽいのかな、味特っぽいのかな。。。どっちかな(笑)
両者よりも塩分控えめで口当たりマイルドです。白ごまが面白い味を出してくれてます。
やや硬茹での麺に うすっぺらいチャーシュー(一般的なベーコンエッグのベーコンくらい)はトロトロです。
いいね~このラーメン。スープが好き。

出典:http://blog.livedoor.jp/jets_izzy/archives/1737394.html

お店の公式サイトです。

生姜ラーメン みづの

最後にご紹介する旭川ラーメンのお店は「生姜ラーメン みづの」です。
こちらは、昭和40年代から続く老舗で、旭川中央図書館から歩いて1分のところに位置しています。
お店のレトロな外観は昔懐かしい昭和を思い出させる趣が感じられますよね。

「生姜ラーメンみづの」は、北海道グルメとして人気の旭川ラーメンのなかでも定評のあるお店の一つ。創業は昭和40年代、いまは二代目の水野夫妻がお店を切り盛りしています。

出典:http://www.jtrip.co.jp/magazine_hokkaido/article/meal/9727/

身体がポカポカ温まる一杯

こちらの看板メニューはお店の名前にもなっている醤油ラーメンです。
細めの麺にネギとチャーシュー。
これだけだと普通のラーメンですが、みづののラーメンには生姜が入っています。
この生姜の風味が独特で、身体を内側から暖めてくれるのです。

ちょっと風邪かなってときに、ここの生姜ラーメンで体の中から温める。

普段は塩分の摂り過ぎや、カロリーの摂り過ぎを気にして、あまり飲まないスープだって
ここの生姜ラーメンなら健康のためって思えるから、気兼ねなく全部飲めちゃう。

他のお店にも生姜使ったラーメンはあるんだけど、みづののスープが一番生姜に合ってると思うんだよな。

出典:http://foodad.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-015c.html

こちらのお店のスープは、生姜の風味を殺さないようにあっさり風味に仕上げられています。
生姜の辛みと醤油の甘みがお口の中で混ざり合い、豊かな旨味として舌を刺激するのです。
細めの麺はスルスルと喉を通っていきますから、驚くほどすぐに食べ終えてしまうことでしょう。
寒くなる時期に旭川を訪れようと思っている方は、ぜひみづのの生姜ラーメンで身体を温めてください。

ひと口いただくと、あっさりとした醤油スープに、
生姜の風味がふわっと広がるやさしい味わい。
最後は甘みとともにスッキリ感が残ります。
生姜の辛みはなく、スープだけでどんどんいただけます。
市内の製麺所から仕入れる白くまっすぐな麺は、
このあっさりスープと相性抜群。
ランチにも、またはちょっと飲んだあとの一杯にも合う、
じんわり沁みてくるおいしさです。

出典:http://colocal.jp/odekake/62259.html

お店の情報サイトです。

旭川ラーメンをご堪能あれ

旭川ラーメンは、地元の人がより美味しく食べられるように改良を加えてきたラーメンです。
北海道の顔の一つとなっている旭川ラーメンを、ぜひ現地でご賞味ください。