美侍

ズッカの時計が愛される理由〜ズッカ時計コレクション

腕時計は男の宇宙ですよね。今回はなかでも愛されているズッカの時計をご紹介。そのコンセプト、こだわり、美意識にぜひ触れてみてください。カジュアルにいきたいとき、ダンディに決めたいとき…さまざまなシーンで活躍するズッカ時計コレクションです!

ズッカの時計が大胆不適!ちょっとヘンテコからダンディズムまで

ズッカ。
CABANE de ZUCCaとは創業デザイナー小野塚秋良氏の名前からきたズッカがライン展開されたブランドです。
気負っていなくて、どこか突き抜けていて。
ユニセックスで自然体。
スタイリッシュなもの、ダンディなもの、カジュアルなもの、ポップ&キュートなもの…
肩肘張らない、でも、目が離せないほど元気でまばゆい展開を見せてくれています。

2010年、小野塚氏退任後にあらためてスタートを切ったズッカですが、時計の展開もチャレンジングながら息が長く、1996年のSEIKOとのコラボレーションが人気のきっかけとなりました。

まさに時計は宇宙だと感じさせてくれる、ズッカの時計の世界をのぞいてみましょう。

リバイバルのワニたちにゾクゾク!なんだこの存在感は…

ズッカの時計展開20周年を記念したリバイバル。
1998年、もっとも印象的で象徴的だったモデル<SAFARI ZOO>のワニたちです。
「CLOCK-DILE」。
Clock×クロコダイルの造語なんですが、しょっぱなからこんな突き抜けていたんですねー。
かっこいい。

かなりリアルな触感や遊び心のあるバンドから、ズッカの熱量がずしんと伝わってきます。
カーキ、半透明の白、そして新色ゴールドの3色展開です。
数量限定なのでお気をつけて!

ラテン系の熱い時計でハートを刻む!ブラジルモデル

2015年モデルはブラジルがテーマ。
「セレソン」とはポルトガル語で「選抜」の意味です。
ちょうどサッカーワールドカップ開催の年でした。
日本ではなかなかお見かけしない、まさに太陽と土の色が腕から匂い立つようです。
色は派手だけど、身につけても浮いたりしません。
やはりブラジルスピリットやハートウォームなところから来るものなのかも。
日本人の肌の色にもきれいになじむんですよね。

ぴたっと腕になじむスマートさも魅力。
愛着の沸く1本です。

自分で自分の時間を刻む意志…SCALE

カチッとしているけどキュート。
癖がないのにどこか個性的。
信用できるけどいたずらっ子な感じ。
このちょうどいい距離感がズッカならではでしょう。
この頃のテーマはずばり「定規」。
見た目だけではなく、開閉できて拡大鏡にもなる表蓋、目盛りのメタファーによる12時位置のカレンダー…
とことん「計測」にこだわっています。
そして、時計の持ち主が「自主的に」計測することも裏テーマになっているのでは。

自分で自分の時間を刻む。
そんなメッセージに勇気づけられる、まさに歴史的な時計。

誰よりもエレガンスな時を刻む時計…SEINE

シルエットの大切さを体現したのがSEINE。
時計とは、身につけて一体化したときのシルエットがはまっているかどうかが大事。
そのことに思い至らせてくれる、意志のある時計です。

SEINEとは、太陽の光を存分に受けて自らもキラキラと輝きを放つ、流れる川がモチーフだそう。
川とはまさに時間ですよね。
壮大で本能的なテーマを内側に走らせつつも、エレガントでコンパクト、繊細な外見です。
気品と高級感を保つのは美しいバンド。
腕にはめられて上品な陰影を醸すストレートなシルエットがポイント。
まさに、光る川の流れが見えるようです。

空さえ飛べそうな時計に巡り会う…BIRDWATCHING

アクティブでドキドキに満ちた気持ちを持ち続けたい人に。
「空を飛ぶ」。
時間へのはるか遠い昔からの憧れや関わりは、空を飛ぶ鳥たちに対する人間の思いにも通じるところがないでしょうか。

ズッカの時計展開15周年アニバーサリーモデル第2弾として販売されました。
実際にバードウオッチングの世界に迷い込むことを誘うような造りになっています。
トロピカルなカラーリング、そして冒険心をくすぐるのが方位計つき回転ベゼル。
あたりまえにユニセックスモデルなところ、思い切ったカラー展開がズッカならでは。

時に束縛されない自分になるために…CHEWING GUM

これもまたズッカの時計における原点かも。
当時のデザイナー小野塚秋良氏による、「常識をぶっとばせ」的なコンセプトにいつのまにか取り込まれる感じでしょうか。
シリコンならではの鮮やかでキッチュなカラー展開はなんと12色。

チューインガムみたいにいつも一緒、ずっと噛んでいられるしいつでも手放すことができる。
時間を束縛と読み替えたとき、自分で噛み締めることで時間から解放されます。
腕にはめることで強くドキドキする一歩を踏み出せるような、そんな愛おしさにつまった時計をどうぞ。

これからのズッカ、これからの時計

ズッカの創始デザイナーである小野塚秋良氏が退任したのは、「新たなワンダーランドを探すため」。
うん、ステキですよね。
時に縛られないあなただけの時計に巡り会ってください。