美侍

仕事ができる人が心がけている生活習慣や仕事スタイルとは?

仕事ができる人を、うらやましいと思ったことはありませんか?なんだかいかにも簡単にやってのけているように見えますが、実は陰で人一倍努力していたり、自分に厳しくしていたりするのです。もっと自分を高め「仕事ができる人」になるために、マネできる部分から取り入れてみましょう。

計画を立てて物事を進める

仕事ができる人は、やるべきことの優先順位を決め、計画通りに進めていきます。
逆に、仕事ができない人はいきあたりばったりで何とかしようとするので、焦って思わぬミスを連発したり、期限に間に合わなかったりするのです。

頭の中で整理をするのが苦手なら、メモ帳やノートを用意して細かく書き込んだり、パソコンで計画表を作ったりしてみましょう。
最初はなかなか計画通りにいかず、モヤモヤすることも多いと思いますが、段取り力がつけばスムーズに動けるようになります。

もし、途中でどうしても計画通りに進められそうにないと判断したら、その時はまた計画を練り直せば良いのです。
あまり難しく考えすぎず、まずはトライしてみましょう。

面倒なことから逃げない

ミスが発覚した時や、責任の重い面倒な仕事を任されそうになった時など、思わず逃げたくなる瞬間は誰にでも訪れます。
要領の良い人は、こういう時、うまく他の人に押し付けて事なきを得ますが、そんなことを繰り返していると周りからの信頼を失ってしまうし、自分自身も成長できません。

一回りも二回りも大きい男になるためには、ピンチの時ほど踏ん張る覚悟が必要。
誠実に取り組む姿は周囲に好感を持たれるし、面倒なことに対するスキルも身に付くので、長い目で見れば逃げないほうがお得なのです。

冷静に考えてみると、新入社員の時には大変だと感じていたことが、数年後にはそうでもなくなっていますよね?
1つひとつのピンチを丁寧に乗り切り、どんどんステップアップしていきましょう。

向上心を忘れない

仕事ができる人は、常に学ぶ姿勢を忘れません。
現状に満足せず、常にもっと上を目指そうと努力し続けるので、周りとの差がつくのも当然。
仕事に全力投球するのはもちろん、休みの日に本を読んだり、自腹を切って役に立ちそうなセミナーに出かけたりして、自分を磨いているのです。

「どうせ頑張っても給料は同じなんだから、適当に手抜いて仕事してればいいでしょ」と考える人がリストラ対象になるのに対し、向上心を持ち続けられる人は、時間がかかっても確実に出世への階段を昇っていくでしょう。

また、他人の失敗をバカにしないのも、仕事ができる人の特徴。
なぜ失敗してしまったのか、そこからどう挽回するべきかを前向きに考え、本人と一緒にピンチを乗り越えようとします。
仕事ができる人にとって、失敗は成功の元でしかないのです。

誰に対しても態度が変わらない

仕事ができる人は、相手が自分の上司だろうと部下だろうと関係なく、常に自然体で接しようとします。
これは、相手を敬う気持ちの表れ。
自分を大切にしてほしかったら、まず相手を尊重する気持ちがないと難しいことをよく知っているのです。

人によって態度を変えるのは、一見要領の良い生き方のように見えます。
しかし、周りは見ていないようでよ~く見ているし、見下した態度をとられた相手はそのことをずっと忘れません。
しかも、ヨイショされている立場の人にすら「こいつは信用できない」と思われてしまうのですから、決して世渡りがうまいとは言えないのです。

部下を信頼して任せることができる

仕事ができる人は、自分1人で案件を抱え込もうとせず、部下の適正を考慮して割り振ることができます。
中には自分だけで済ませたほうがうまくいく仕事もあると思いますが、そこをあえて部下に任せることで、経験を積ませようと考えるのです。

当然、その仕事に慣れていない部下は失敗をします。
しかし、仕事ができる人にとって、その状況は想定済み。
「ミスの後始末は俺が引き受けるから、お前は思いっきりやってこい!」と背中を押してやることで、部下は失敗を重ねながらも成長し、いつか本当に役立つ人材になっていくのです。

結果を出せるチームを任された人は、例外なくこのような器の大きさを持っています。

行動力がある

仕事ができる人は、常にアンテナを張り巡らせています。
何か興味を引かれることがあればとりあえず挑戦してみるし、魅力的だと感じる人がいればアポを取って会いに行く。
もちろん、その全てが結果に結びつくわけではないけれど、どんなことにも学ぶところはあるもので、どんどん人間的な魅力が増していくのです。

このような生き方をしていると、人脈もおのずと出来てきます。
その分、お付き合いが増えて煩わしい思いをしたり、裏切られて悔しい思いをしたりすることも増えますが、それすらも人生勉強と捉えるのが「仕事のできる人」。
常に前向きな思考で物事にぶつかっていくし、人を大事にするので、チャンスに恵まれる機会も多くなります。

外見に気を使っている

仕事ができる人は、外見から受けるイメージの重要性を知っています。
どんなに優秀でも、不潔な印象だったり、奇抜すぎたりすると人に受け入れられにくいので、仕事の面でも損。
誰からも好感を持たれる外見であってこそ、成功する仕事も多いのです。
特に、営業や接客業の場合は気を付けたいですね。

とはいえ、何も高級なスーツや靴を身に付ける必要はありません。
毎日お風呂に入って髪も整え、ほつれなどのない清潔なものを着ていればそれで十分なので「他人からどう見られるか」を意識して身支度をするようにしましょう。

外見も中身もどんどん磨いて、仕事ができる一流のオトコになろう!

「仕事ができる人」とは、自分も他人も大事にできて、ストイックに努力し続ける人。
そして、面倒なことや嫌なことから逃げない人です。

こうして考えてみると当たり前のことのように思えますが、実際にこの通り実行するのは決して簡単ではありません。
まずは、自分にできそうなことから1つずつ挑戦してみましょう。
あきらめずに努力し続ければ、いつか必ず「仕事ができる人」に生まれ変われます。