美侍

注目される!一目置かれる!効果的なプレゼンのコツを押さえておこう

企画や会社の紹介など、上司や取引先に対するプレゼンテーションは、ビジネスマンにとっては評価を左右する重要な機会。資料も万全に用意して、分かりやすく考えを伝えられるようにしておきたいですよね。今回は「今度のプレゼン、絶対に失敗できないな……」「初めてのプレゼン、一体どうすればいいんだろう?」と悩むあなたのために、効果的なプレゼンのコツについて3つご紹介します!近々予定がある方は、ぜひご参考ください。

コツ① ポイントを押さえて!プレゼンの効果的な「構成」を考えよう

最初にご紹介するコツは「効果的な構成を考える」というもの。
プレゼンの大まかな流れは「導入(目的や主題など、概要説明)→本論→結論」が基本ですので、これに添って全体の論理展開を考えましょう。
特に最初のつかみが肝心!「冒頭でほぼ聴く側の興味が決まる」と言われるほどですから、内容に関する最近のエピソードや「皆さんは○○したことがありますか?」という質問など、興味を惹きそうな出だしを用意しておくことが大切です。

本論は絶対に伝えたい!という「メインメッセージ」と、それを補助する「サブメッセージ」を使い分けて、ダラダラと同じことばかり話さなくて良いように気を付けましょう。
「私が主張したいのは○○(メインメッセージ)で、その理由(サブメッセージ)は3つあります」という風に、ポイントに分けて説明するのもコツです。
エンディングは、最初に導入で主張した「目的」を繰り返してまとめる、という形で構いません。
なぜ2度も結論を話すのかというと、最後にもう一度聞き手に主張を思い出させて、重要ポイントを理解してもらうためです。

プレゼンは導入→本論→結論が基本!

特に重要なのは「期待感」!冒頭で心を掴もう

イントロは、話し手としての主張を述べるまでの前段階。「つかみ」と「全体像」から構成されます。

つかみとは、聞き手の興味関心をつかむための軽いトーク。たとえば、テーマに関連する最近のエピソードや関連データなど、聞き手がつい身を乗り出したくなるものを示します。それにより、そこから展開するボディ(本論)にスムーズに移行していくことができます。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/297618/

プレゼンは最初の導入部分で“ほぼ”決まります。最初の段階で「このプレゼンは聞く価値がある!これは聞かねば!」と身を乗り出して聞くのと、「またいつものプレゼンが始まるのか、退屈だな・・・」と思って聞くのでは雲泥の差があります。

プレゼンの成功とは、「最後の結論までいかに興味を持って(持ち続けて)聞いてもらうか?」と言い換えてもいいでしょう。そのためには、最初の段階で「このプレゼンに対する期待感を高めておく」ことが非常に重要です。

出典:http://conlabo.jp/presentation-knack-112#certification01

本論は「メイン」と「サブ」を使い分けて!具体的な根拠を示そう

メインメッセージとは、このプレゼンテーションを通じて伝えたい主張そのもの。ボディの冒頭で、自分の主張をはっきりと打ち出す。イントロでテーマ、つまり「どういう領域について話すのか?」を述べたので、それを追ってすぐに、その領域について話し手としてどういう意見を持っているのかを伝えます。

サブメッセージとは、メインメッセージを補完するためのメッセージのこと。たとえば、話し手がメインメッセージにある主張を示す「理由」であったり、主張を実現するための「具体的ステップ」であったりします。

このサブメッセージは、いくつか複数のポイントとして展開されるのが通常パターン。たとえば「私がこのように主張する理由を3つのポイントで述べたいと思います」といった具合に。ポイントの数は2つでも4つでも悪くはないのですが、おすすめは3つにまとめることです。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/297618/

提案には根拠が必要です。現在の提案が、なぜ成功の見込みがあるのかの情報はきっちり調べ、資料にのせましょう。図や表についてはそのまま載せるのではなく、該当箇所を抜粋し自分で作り直すと色や体裁の統一を図れます。

出典:http://thechange.jp/prezen-8427.html

エンディング(結論)では、「導入部分を再度繰り返す」!

プレゼンテーションとして伝えたい内容は、一通りボディで聞き手に伝えています。にも関わらずエンディングが必要なのはなぜか? 聞き手が聞いたことをすぐに忘れていくからです。だから重要なポイントはエンディングで繰り返してあげる。繰り返すことによって、聞き手にすれば「あぁ、そうだった」と思い出すだけでなく、「繰り返すということは、このポイントは重要なのだ」とその重要性を強く認識することができるのです。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/297618/

一番主張したいことを際立たせて!「ムダは極力省く」

何かを主張するのであれば、他を一切主張しないことです。

主張が増えれば増えるほど、相手はあなたが何を伝えたいのかわからなくなり場が混乱してしまいます。

無駄話やコンテンツは捨て去ってしまうべきです。

出典:http://www.n-links.co.jp/web/nblog/eigyo/presen/

コツ② 「どうせ喋るからいいや」はNG!プレゼン資料を工夫しよう

続いては、プレゼンの際必ず用意しなければならない「資料」に関するコツ。
まず、資料作成はパワーポイントが主流ですが、アニメーションに凝りすぎたり、無駄にカラフルにしたり、余計なイラストが入っていたり……ということがないようにしましょう。
プレゼン資料は「作品」ではなく、あくまでも「発表を分かりやすくするための視覚的材料」ですから、デザインは極力シンプルに、強調したい部分だけに赤や緑など、見やすいカラーを使ってください。

何よりのコツは「聴衆の立場になって作る」こと。
流れがバラバラだったり、色がぼやけていたり、文章が多過ぎたりすると、見る側としても気が滅入りますよね。
話を聞いてもらうのはもちろんですが、遅れて来たり、つい聞き逃してしまった人が見直した時、発表の内容がそれだけで理解できるようにすることが大切です。
「口で言うから大丈夫」と思わず、プレゼン資料は何度も見返し、論理展開に無理がないか、文章が多すぎないか、見にくくないかなどを確認しましょう。
ちなみに、資料の流れは上から下、あるいは左から右に進むのが通常です。

ポイントは「聴衆を中心にする」こと!整理して目的をハッキリ見せよう

・ポイント1:作るときは「聴衆中心主義」!
・ポイント2:プレゼン資料だって「整理整頓」!
・ポイント3:本当に「伝えたいこと」を伝える!

出典:http://sket.asia/magazine/kotsu/presenpoint/

誰が見ても分かりやすく、目に入ってくるカラーを使おう

・単純明快か?(高校生やオバチャンでも理解できるか?)
・聴衆が見やすいと思えるのか?
・スクリーン映写しても見やすさは保っているのか?
・内容に関係ないものやデザインは入ってないか?

出典:http://sket.asia/magazine/kotsu/presenpoint/

伝えたいメッセージは特に大きく!全体の流れを論理的にしよう

プレゼン資料だって、「伝えたいメッセージ」と「そうでないメッセージ」があると思います。「伝えたいメッセージ」は大きく、「そうでないメッセージ」よりも目立つようにしましょう。
そのほうが、聴衆はどこを着目すればいいのかすぐに分かります。レーザーポインタや指し棒はプレゼン時に必要無いよう、資料を明確にしましょう。
また、伝えたいことはコンパクトにする必要もあります。

出典:http://sket.asia/magazine/kotsu/presenpoint/

スライドの流れを論理的にする

スライドを作成したら全体の流れが論理的かどうかを、例えば以下の様な点についてチェックしてみましょう。

・相手は理解し納得し行動できるか?
・スライド全体の論理展開に無理はないか?過剰なスライドや不足はないか?
・各々のスライドのメッセージをサポートする根拠は正しいか?明確になっているか?
・メリットだけでなく、デメリットも検討しているか?
・どんな反論が想定されるか?そうした反論にはどう答えるか?

出典:http://minnanokyoukasho.com/businessskill-presentation-making#i

文章はなるべく少なく!レイアウトは上から下、あるいは左から右への進行で

なるべく文章を少なくする

相手に見やすいスライドにするためには、なるべく文章を少なくしましょう。図やグラフ、画像や動画を活用することで、相手にメッセージがより伝わりやすくなるとともにメッセージを強調することができます。

出典:http://minnanokyoukasho.com/businessskill-presentation-making#i

レイアウトは上→下、左→右

スライドのレイアウトは上から下・左から右に情報が流れていくようににします。

なぜなら、人間は無意識に左上から右下に向かって情報を取得し理解していくからです。スライドの要素(メッセージを補強する情報)を左上から右上に流れるように配置することで、相手はメッセージを裏付ける論理構成を理解しやすくなります。

出典:http://minnanokyoukasho.com/businessskill-presentation-making#i

コツ③ こう話せばココロに響く!プレゼンの効果的な伝え方とは

最後に、プレゼンの中では一番重要!とも言える「トーク」に関するコツ。
緊張が激しい方や、元々話すのが苦手……という方は、あらかじめ原稿を作って当日に備えましょう。

ポイントは5つ。
まず、時には程ほどに砕けた表現も交えつつ「実感のある言葉を使う」そして「主張したいキーワードを強調する」というもの。
難解な言葉を用いて説明するよりも、大多数にとって身近な言葉を使い、目的となるキーワードを分かりやすく強調した方が、内容を覚えてもらいやすいですよね。
また、自分自身内容を上手く理解できていない部分は曖昧にせず、そういうところほど丁寧に、ゆっくりと説明することも重要です。
質問されたらどうしよう……と不安がある内容は、可能なら省いてしまいましょう。

あとは抽象的な表現は避け、相手がすぐにイメージできるような言葉を使ったり、相手の立場になって「どういう部分を重点的に聞きたいだろう?」と考えながら進行したりすることで、非常に分かりやすい原稿が完成するはずです。
発表の時間が長いし、途中で内容に関するちょっと場を和ませるような話がしたい……という時は、あらかじめ自分の経験談や興味を惹きそうな話題を用意しておくと、間延びせず最後まで退屈せずに聞けるプレゼンになります。

時には砕けた表現も!「実感のある言葉を使う」

1. 実感がある言葉を使う
例えば、ビールの新商品をPR するとき、「おいしいビールなんです」という言葉より、多少砕けた表現でも「このビール、ヤバいんですよ!」と話した方が、相手の心に響くことがある。まずは自分が勧める商品、企画やサービスの長所を自分で実感して、それをありありと思い浮かべながら話せるようにしておくことが重要だ。「旨味成分が~」「回線速度が~」というファクトベースの話よりも、「自分がどう感じたか」を伝えた方が、相手の記憶に残りやすい。

出典:http://ure.pia.co.jp/articles/-/11171?page=3

伝えたいことを意識して!「主題となるキーワードを強調する」

2. いくつかのキーワードを強調する
プレゼンテーションは、その場で満足させず、相手の潜在的なニーズを喚起することが重要。特にコンペや新規開拓の場合には、相手にすべてを理解してもらおうと情報を詰め込んで話すより、2~3個のフックとなるキーワードを覚えてもらうという意識で話すほうが効果的だ。商品名でも、企業名でも、あるいはコンセプトでもいい。

出典:http://ure.pia.co.jp/articles/-/11171?page=3

焦らなくて大丈夫!「苦手な部分ほどゆっくり、丁寧に話す」

3. 苦手な部分ほどゆっくり話す
自分が愛着を持っている言葉を発声する際には、一音一音を大切にするため、ほとんど「かむ」ことはないはず。逆に苦手なこと、あるいは説明がしにくかったり、自分自身が内容をよく理解できていなかったりする話については、「早く言い抜けたい」という意識が働くため、早口でギクシャクした話し方になってしまう。説明がしにくい内容だということは、相手も理解するのが難しいということ。相手の立場になって、あえてゆっくりと話すことを意識したい。

出典:http://ure.pia.co.jp/articles/-/11171?page=3

抽象的なのはNG!「ビジュアルが浮かびやすい言葉を使う」

4. ビジュアルが浮かぶ言葉を使う
いくら流暢に話しても、抽象的な言葉ばかりでは印象に残らない話になってしまう。プレゼンテーションの相手に、身体感覚で内容を捉えてもらうためには、色や匂い、質感をイメージできる「ビジュアルが頭に浮びやすい言葉」を使いたいところだ。例えば、「大きい海があります」より、「真っ青な海が広がっています」と言ったほうが、風景が浮かびやすい。焼き魚の話題であれば、「上手く焼けている」より、「皮の焦げ目が香ばしい」の方が、想像しやすいだろう。

出典:http://ure.pia.co.jp/articles/-/11171?page=3

独りよがりはNG!「相手の立場になって、重点を置く部分を考える」

5. 「主語」を変えて考えてみる
実感を持って話すことは重要だが、決して独りよがりになってはいけない。ときには、その商品やサービスの開発責任者やコンセプトデザイナーだったらどう説明するか、あるいは、いち消費者として話すならどんな部分に力点を置くか、ということをじっくり考えることも大切だ。そうすると、文字にすると同じ言葉でも、声のトーンや話し方は大きく変わってくる。どんな立場からどんな言葉を投げかけたら、相手の心により深くメッセージが届くかを考えよう。

出典:http://ure.pia.co.jp/articles/-/11171?page=3

冒頭の「掴み」にも使える!場を和ませる「ストーリー」を用意しておこう

内容が決まったら、発表の具体的な流れを考えてみましょう。

例えば、プレゼンの企画内容が「50代男性をターゲットにしたグルメ情報アプリの企画」だとしたら、まずは聴衆に「最近使ったアプリはなんですか?」「誰か食事に誘う時、お店はどう決めていますか?」など問いかけてイメージを持ってもらい、その後、ターゲットユーザーの分析や、アプリ利用シーン、企業へのメリットの説明・・・と、内容を進めていく流れを作ります。

出典:http://thechange.jp/prezen-8427.html

センスあるユーモアは、オーディエンスの緊張をほぐし、味方にする効果があります。

ただし、笑いを取りに行くというのは難易度が高いプレゼンテクニックです。

そんなヒトには、ひとつ方法があります。プレゼンの中に『ストーリー』をいれることです。ストーリー内容はなんでもよく、短く、誰かに共感して貰える話をすばOKです。

一番オススメなのが、幼少時代の思い出。オーディエンス側も、自身が幼かった自分を思い出してくれ、悪い雰囲気になりません。そのストーリーとプレゼン内容が、絡みつくように内容を組み立てておくと滑り出し最高です。

出典:http://www.n-links.co.jp/web/nblog/eigyo/presen/

構成・資料・トーク全て抜かりなく!コツを押さえて、デキる男のプレゼンをしよう

いかがでしょうか?プレゼンはビジネスマンにとって重要な舞台ですから緊張してしまいがちですが、事前準備さえ欠かさなければきっと成功するはずです。
まずは分かりやすく人目を惹きそうな構成を考え、当日までに資料や原稿をしっかりと作成しておきましょう。

上司や取引先皆から興味を持たれるようなプレゼンができれば、今後の仕事での評価もグンとアップ!しますよ。