美侍

目標額、決めてる?毎月・毎年無理なく「貯金」できるコツまとめ!

社会人になると貯金しなければ!という気持ちは起こるものの、まだ遊びたいし、せっかく稼いだお金だから使いたいし……とジレンマを感じる人は多いですよね。今回は「貯金は大事なんだろうけど、老後のためにとか言われてもピンと来ない……」「毎月ついつい使っちゃうんだけど、皆どうやって貯めてんの?」と悩むあなたのために、毎月、毎年無理なくいつの間にか貯まってる!効果的な貯金のコツをまとめてみました!

コツ① 車?それともマンション?まずは「目標額」と用途を決める!

まず、最初のコツとしては「目標となる貯金額や、その用途を決める」というもの。
ただ漠然と1000万円貯めよう、老後までに何となく貯金しておこう、などと思っても、なかなかモチベーションが上がりませんよね。
ですから、最初に「○万円貯めてマイホームを買おう」「家に○万円、結婚して子どもができた時のために○万円、老後資金として○万円……」など、具体的な金額の目安を考えてみましょう。

ちなみに、人間が最も貯めておくべき「3大支出」として住宅資金、教育資金、老後資金の3つが挙げられていますから、人生計画はそれぞれではありますが、念のため意識しておくと良いでしょう。
いくらぐらい貯めればいいか分からない!という方は、年齢別、年収別の一般的な目標額も紹介されていますので、参考にしてみてください。

また、現在貯金ゼロ……という方は、最初から目標額を大きく定めてしまわず「100万円」から始めるのがおすすめとされています。
社会人にとって概ね3ヶ月分~半年分の生活費にあたる金額ですし、長期の旅行や手ごろな車などある程度のものが手に入る値段でもありますから、達成すれば「貯めておいて良かった」「もっと頑張ろう」とモチベーションが上がりやすいのだとか。

家や車など、欲しいもののカタログや画像などを定期的に見てやる気をアップさせる、という方もいますね。

漠然と貯めるのではなく、貯金に「目的」を持たせるのがコツ!

「目的別に分けて貯金をした方がいいですよ。」

出典:http://momonestyle.com/set-a-target-savings-amount-in-order-to-save

ただ貯めているだけでは、お金を貯める意味がまったくないのです。

なぜ貯めているのか?

目的をきちんと「お金」に持たせてあげることが大事です。

出典:http://momonestyle.com/set-a-target-savings-amount-in-order-to-save

老後を気にするなら「3大支出」を意識して!それぞれに幾ら当てるかも考えよう

人生の中でもっとも貯めなければならない3大支出って、あなたはすぐに答えられますか?

それは住宅資金、教育資金、老後資金です。

出典:http://momonestyle.com/set-a-target-savings-amount-in-order-to-save

住宅資金に300万円、教育資金に450万円、老後資金に200万円。

残りの50万円は、予備費として取っておく予定です。

人生の3大支出を見ていると、総額約2億円近い金額はかかるでしょう。

家と教育と老後という生活をするだけでも、これほどのお金がかかります。

出典:http://momonestyle.com/set-a-target-savings-amount-in-order-to-save

年齢や年収に合わせて!一般的な目標貯金額を見てみよう

年齢 世帯年収 係数 貯蓄額
                   
24歳 300万円 ÷12 25万円
30歳 400万円 ×1倍 400万円
35歳 450万円 ×1.5倍 675万円
40歳 500万円 ×2倍 1,000万円
45歳 550万円 ×2.5倍 1,375万円
50歳 600万円 ×3倍 1,800万円
55歳 650万円 ×3.5倍 2,275万円
60歳 700万円 ×4.3倍 3,010万円

出典:http://kakeibot.doorblog.jp/archives/38324820.html

貯金ゼロならまずは「100万円」を目標に!貯まれば貯金が楽しくなる?

あくまで貯金の目標額は「100万円」にすべき

10万円だってなかなか貯まらないのに100万円なんて無理! 無理!! という人もいるでしょう。もちろん1カ月×万円、ボーナス分も合わせて半年で××万円、などと細かく目標を設定した方がモチベーションがアップするのならばそれでもOK。でも本気で貯めたいのなら、あくまで目標額は「100万円」にすべきなのです。

なぜかというと、たとえば目標を「3カ月で10万円」としたら、そこがゴールのように思えて気持ちが緩んでしまいます。貯金ゼロの時点から考えれば10万円を貯めたのはスゴイことですが、10万円では“いざ”というときに貯めておいてよかったと思えるには足りません。“まとまったお金”の第一歩は、やはり100万円なのです。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/463774/

マイホームや車など、目標となるものを見て気分を上げるのもコツのひとつ!

「マイホームを買うことが目標だったので、何歳までにこんな家を買おうと、手帳に気に入った家の写真や雑誌の切り抜きなどを貼(は)り、いつでも気分を高めていた」(31歳/女性)
と、先の幸せを思い描いて楽しみながら、日常での出費を抑えている方もいます。

出典:http://www.chibabank.co.jp/otonastyle/pc/other/13.html

コツ② 意志が弱くても大丈夫!勝手に貯まる「天引き」方法を採用しよう

貯金の方法としては様々ですが、最も効率が良いコツとして挙げられるのが「天引き」です。
これは毎月の給料から決まった額を先に貯金として引いてしまい、残った額で生活していくというもの。
つまり、貯金分を「もともとなかったお金」として扱うので、節約でのストレスが溜まりにくいのです。

もし勤め先が「財形貯蓄(勤務先が金融機関と提携し、給料やボーナスから天引きしてお金を貯める制度)」を利用できるなら、それが一番安心。
何となく毎月の手取りが減ってしまったような感覚になるかもしれませんが、実は全て貯まっています。
しかも自分で勝手におろすことができないので、意志が弱い方でも大丈夫です。
財形貯蓄が利用できない場合は、銀行の「積立定期預金」に入会すれば、同じように自動的に貯金用の口座に振り込んでくれます。

元々使っていた口座で、自分で毎月給料日後に「これだけは貯金用に取っておこう」と天引きする場合は、貯金額が曖昧にならないよう注意する必要があります。
まずは毎月の固定費や携帯代、水道光熱費(変動があるものは前月を参考に)などを割り出し、それに貯金額を加えます。
そこから余った金額だけを毎月給料日に引き出し、財布に入れて管理すれば、キッチリと毎月定額を貯金できるはずです。

ちなみに、純粋に老後資金を貯めたいという場合には、財形貯蓄や積立定期預金ではなく「生命保険」を利用する手もあります。
生命保険といえば掛け捨てのイメージですが、中には毎月の料金が高い分、○歳まで積み立てれば全て返金される、というプランもありますので、上手に活用してくださいね。

勤め先に「財形貯蓄」制度があれば、それが一番楽ちん!

「貯められている人たちって、たいてい『天引き』だけで何もしていない人たちなの」(畠中さん)。天引き貯蓄が良いのは何となく知っていたけれど、数多(あまた)の家計診断をしてきた畠中さんにあらためて伺うと、すごく説得力がある! 

天引き貯蓄は、会社に財形がある人はそれを利用するのがいちばん。ない場合は、銀行の積立定期預金でOK。「とにかく、手元にお金がこないうちに貯まる仕組みを作ることがポイント」(畠中さん)。

出典:http://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1452835613156/

「財形」とは勤労者財産形成貯蓄制度のこと。働く人のお勤め先が、金融機関と提携して、給料やボーナスから天引きでお金を貯める制度です。会社員や、公務員、勤務先が認めれば、契約社員、パートでも利用出来ます。

残念ながら、会社役員や自営業者は対象外。「会社員」でも勤め先が制度を導入していなければ利用出来ません。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/11746/

財形制度がなければ、銀行の「積立定期預金」を始めてみよう!

財形制度がない人は、銀行の積立定期預金を利用しよう。その場合、「子ども費」「住宅購入用」など、複数の銀行を使って積立てをするのはNG。「結局、預けるのに手間がかかって、続かない原因に。シンプルなほど長続きするので積立をするメイン口座は1ヵ所に絞りましょう」(畠中さん)。

そして手続きもシンプルに。給料日の翌日に決まった額を貯蓄用の口座に振り込んでもらうように設定しておく。給料日の翌日なら、残高不足で積立ができないということがない。…

出典:http://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1452835613156/

自力で毎月「天引き」する場合は、貯金と支払い分だけ口座に入れるようにする!

お金を貯めるコツは、一般的に「収入-貯蓄=支出」にすることといわれています。お給料が振込まれると、まずはその口座から毎月の貯蓄額を天引きします。そして、残ったお金を「その月の間に使えるお金」とすると、自然とお金が貯まります。

出典:http://www.jaccs.co.jp/lesson/moneyplan/0003/

⒈「収入-貯蓄」で残った額から、家賃やプロバイダー利用料などの毎月定額の支出を差し引く
⒉1の金額から、携帯代や水道光熱費などの毎月金額が変わる支出を差し引く
携帯代や水道光熱費などは、口座引落しやクレジットカード払いにしていても構いません。
前月分の料金を差し引く、今月分のクレジットカード利用明細に載っている金額を差し引くなど一定のルールを決め、毎月その金額を差し引くようにしましょう。
⒊2で残った金額を毎月お財布に入れ、その範囲内でその月の買い物などをし、次の給料日までは預貯金から引き出さないようにする

出典:http://www.jaccs.co.jp/lesson/moneyplan/0003/

長期的な貯金を目指すなら「生命保険」に加入するのもおすすめ!

生命保険
保険会社で積立型の保険に申し込む方法です。積立利率が預貯金よりも高いため、預貯金で積立てるよりもお金を増やしやすくなっています。ただ、積立途中のお金の引き出し(=保険の解約)は必ず元本割れしますので、できるだけ積立期間(=保険料の払込期間)を短くすることをおすすめします。

これらはどの方法が良いというわけではなく、組み合わせることもできます。まずは、貯蓄をするにあたり、何のための資金でいつ必要なのかを考え、それに合った方法を選びましょう。また、すぐに引き出せるお金はどうしても使ってしまうタイプの方はできるだけ自動積立定期預貯金は選ばないようにするなど、ご自身の性格も加味して考えることが大切です。

出典:http://www.jaccs.co.jp/lesson/moneyplan/0003/

コツ③ 意外とムダに浪費してる!?自分の「支出」を見直し、使う前に考えよう

最後に、意識的に貯金を増やすコツについて考えてみましょう。
まず、一番大切なのは支出をしっかりと把握し、「用途不明金」をなくすこと。
「アレ?これって何に使ったっけ?」と悩むことがあればそのままにしておかず、答えが出るまで考えましょう。
また、何でも我慢してしまうと将来後悔する恐れもありますから、「1つ我慢したら1つ使う」など、楽しみと慎みをバランスよく設定してください。

若いうちは出世や勉強のため、自分に「投資する」という努力も必要ですから、お金を使う前に「これは浪費か?投資か?」と真剣に考えてみると良いでしょう。
それから、洋服や雑貨、趣味の道具などは好みで購入しますから、つい同じようなものを揃えてしまいがち。
購入前に「似たようなの持ってなかったっけ?」と考えてみるだけでも随分違います。

あと貯金のコツとして挙げられるのは「定期的に財布を整理する」ということ。
お札のうちは幾ら使ったか厳密に覚えていても、小銭になると一気に曖昧になるもの。
そこで効果的なのが「小銭が溜まったら、家に帰って全て貯金箱に入れてしまう」という方法です。
少しはないと困る、という場合には「100円だけ」「50円から下の額だけ」と決めても構いません。

自宅で財布を開くようにすれば、レシートやカードなどを整理する癖も付きますから、一石二鳥ですよね。
また、趣味や交際費と生活費(食費、雑費など)がどうしても曖昧になる、という片は、思い切って財布をプライベート用と生活費用に分けてしまうのも手です。

使い道が思い出せない!?「用途不明金」をなくそう

貯金にまわすお金を捻出するためには、「無駄なお金を使わない」という心がけが一番大切です。

必要な物やタイミングには使うとしても、

「あれ、何でこんなに減っているんだ!?」「私、何買ったんだっけ?」

などと、自分でも使い道を思い出せないような支出は、せめてなくすようにしたいもの。

深夜にだらだらとネットショッピングをしたり、コンビニに行くと、いつも買うつもりのなかったお菓子や雑誌を買っていたり……などなど。

小額でも、繰り返していれば「いつのまにかお金が減っていた」という事態を引き起こすので、要注意です。

出典:https://www.drwallet.jp/navi/19423/

「貯金=不幸」じゃない!楽しみと慎みのバランスを考えよう

「お金を貯める=人生を楽めない」という負の感情は間違っています。実はお金を貯めている人たちはお金を使わなくても人生を楽しんでいるからです。
お金が貯まる人は高級バッグや高級時計を持っていないかもしれませんが、実は決して無理に我慢をしているわけではありません。
彼らや彼女らの頭の中で「高級バッグが手にしたい」と思う一時の感情が発生したとき、単純に「他のバッグでも事足りる、自慢しても意味がない、高くて使いにくい、値段に見合う価値はない、その値段で他にできることがある」などと、多角的な視点で物事を見ています。

出典:http://fukupon.jp/economy/14091102.php

「これは投資?それとも浪費?」毎回自分に問いかけよう!

買い物を”自分のための投資”にするために、以下の3つのいずれかに当てはまるか考えてみましょう。

・特別な価値があるものなのか ・長期に渡って効果が得られるものなのか ・思い出として残るものなのか

出典:http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20160322/Angie_125587.html

3つに共通していることは、使ったお金が自分自身の充実という結果で返ってくるということ。ぜひ、こうしたお金の使い方をしてみて! きっと仕事もプライベートもステップアップするはずです。

出典:http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20160322/Angie_125587.html

交際費も見直して!愚痴大会は×

交際費は食事会などで取引先や上司、友達とのコミュニケーションを円滑にしてくれるお金です。そこで得た人脈は交友関係が広がるだけでなく、仕事につながることもあり、あなたの価値を高めてくれるでしょう。

しかし他人の悪口・噂話を言うような愚痴大会ばかりだとすると、もうそれは投資ではなくただの浪費です。明確な答えが出ることなく、愚痴をこぼしてその場だけすっきりする会は、時間とお金を無駄にするだけです。

月に何回も行われている、いつも同じメンツで同じ話ばかりする会を減らして、新たな交友関係を築き上げられるような会にお金を出してみましょう。きっとあなた自身への投資になるはず!

出典:http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20160322/Angie_125587.html

「小銭貯金」をするのも効果的!大きく分けて3パターンの方法がある

財布に入っている小銭を根こそぎ貯金する方法
まずは、財布の中の小銭をすべて貯金箱に入れてしまうという方法です。
たとえば毎日小銭貯金をするなら、その日に入っている小銭をすべて貯金箱に入れてしまって、翌日はまたお札を崩すところからスタートするというものです。

出典:http://sumai-kobako.jp/archives/4896

500円玉貯金
小銭貯金の中でも、「500円玉」だけを貯金する方法です。

出典:http://sumai-kobako.jp/archives/4896

「つもり貯金」という方法もあります。
たとえば禁煙した人が、タバコを買うのを我慢する代わりに、タバコ代に相当する金額を貯金箱に入れるというものです。

出典:http://sumai-kobako.jp/archives/4896

貯金箱がいっぱいになったら、口座に入れよう

貯まった小銭は、やはり銀行に持っていかなければなりません。
ここで注意したいのは、銀行に持っていって「お札に両替してもらう」のではなく「自分の口座に入金する」ということです。
両替の場合は、手数料を取られるんです。
銀行によっても違いますが、三菱東京UFJ銀行の場合、50枚までなら無料で、それ以降は315円、500枚を超えると630円の手数料です。315円と言えば1円玉315毎分ですからバカになりませんよね。
でも、入金の場合は手数料をかけずに大量の硬貨を入金することができます。

出典:http://sumai-kobako.jp/archives/4896

自分を追いつめすぎないで!コツをバッチリ掴んで、楽しく貯金をしよう

いかがでしょうか?貯金をするためには自分を厳しく律し、多少は節約しないと、と思っていたかもしれませんが、コツさえ掴めば意外と簡単にできてしまいそうですね。

以前の支出を見直すだけでも大分違いますし、中には財形貯蓄や積立定期預金など、強制的に貯金を増やしてしまう方法もありますので、意志が弱いから……と諦めかけていた方はぜひご参考ください。
あくまでも今を楽しみながら、目標に見合う方法で、無理のない貯金生活を送ってくださいね。