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知ってるとモテるかも!?超高級車「フェラーリ」の歴史と車種を詳しくご紹介

「跳ね馬」のエンブレムで知られる、知る人ぞ知るイタリアの超高級車メーカー「フェラーリ」。しかし、なかなか見かけない車ということもあってか、由来や車種に関してはあまり詳しく知らないものですよね。今回は「フェラーリカッコいい……でも、そういえばどんなメーカーなのかよく知らないな」というあなたのために、フェラーリの歴史や由来、代表的な車種などをまとめてみました!これを読めば、より一層憧れが募ってしまうかも?

「跳ね馬」エンブレムでお馴染み!フェラーリってどんなメーカー?

出典:http://toyokeizai.net/articles/-/101422

フェラーリは1929年、レーシングドライバーだった「エンツォ・フェラーリ」によって創業されました。
元々はレーシングカー専門のメーカーでしたが、第二次世界大戦後、資金集めのために古いレースカーを公道向けに改造し、富裕層に売った経緯から市販車製造に乗り出したと言います。
最初の市販車は「125 S」と呼ばれるもので、現在のフェラーリからは想像もつかない、レトロかつアンティークな風貌が魅力的ですね。

フェラーリのエンブレムは、雄々しく身を昂ぶらせる姿が印象的な「跳ね馬」。
創業者エンツォ・フェラーリの時代には、彼が走りを追求するあまり快適性や乗り心地を無視しがちなところが災いし、「非常に壊れやすい車」として経営不振に陥ったこともありましたが、経営者が交代してからは一転して性能を改善し、現在のような信頼性の高い車を製造するようになったそう。

前身の創業は1929年!創業者はレーシングドライバーだった「エンツォ・フェラーリ」

1929年にアルファロメオのレーシングドライバーであったエンツォ・フェラーリがレース仲間と共に「ソシエタ・アノニーマ・スクーデリア・フェラーリ」を創設した。当初は裕福なモータースポーツ愛好家をサポートするディーラーチームであり、4輪の他にオートバイ部門もあった。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA

車の製造は1947年から!最初のフェラーリは「125 S」

出典:http://www.topspeed.com/cars/ferrari/1947-ferrari-125-s-ar78774/picture318373.html

アルファロメオのレースチームから独立したフェラーリが、自動車メーカーとして発表した処女作。車名の"125"とはシリンダーあたりの容積125cc(124.73cc)、"S"はイタリア語のスポルト(スポーツカー)を意味する。なお、前身のアウト・アヴィオ・コストルツィオーニ(Auto Avio Costruzioni )時代の1940年には、ミッレミリア参戦用にティーポ815を製造しており、125Sは「フェラーリの名を冠した最初のモデル」という位置づけにある[注釈 1]。
第二次世界大戦終結後、創業者エンツォ・フェラーリの元にアルファロメオ時代のエンジニア、ジョアッキーノ・コロンボが訪れ、V型12気筒エンジンの開発を提案。エンツォもこれに同意し、1945年に製造計画が始まった。コロンボが描いた車体・エンジンの設計図をもとに、ジュセッペ・ブッソとルイジ・バッツィが開発を担当した。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB125S

第二次大戦でイタリアが敗北するとエンツォはスクーデリア・フェラーリの資金を捻出するためにレースで活躍できなくなった古いレースカーを公道向けに改造、それを富裕層へ販売する方針を取りました。

この時代よりフェラーリは自社販売の車種に対してスポーツカーという言葉を用いず、ロードゴーイングレーサーという言葉を使っています。

出典:http://www.kuruma-uruuru.com/contents-yunyuusya-maker/ferrari-tokutyou.html

エンブレムは「跳ね馬」!凛々しく駆け上がる馬が眩しい

出典:http://minkara.carview.co.jp/en/userid/768196/car/1005771/4621589/parts.aspx

過去には「走り」に特化しすぎて、快適性や乗り心地を重視しなかった時代も……

フェラーリが高価でありながらも富裕層に受け入れられるとエンツォは市販車の製造を始めますが、それらの市販車は走る性能に特化していたので乗り心地や快適性は無視されていました。

エンツォ自身、それらを求める顧客を蔑んでいたというのもエンツォ時代のフェラーリにおける有名なエピソードです。

出典:http://www.kuruma-uruuru.com/contents-yunyuusya-maker/ferrari-tokutyou.html

しかし、経営者が「モンテゼーロ」に代わると改善!信頼性の高い車に

1988年にエンツォが死去するとモンテゼーロはフェラーリの全面改革に乗り出します。それまでは故障して当たり前と言われていた市販車の品質や生産効率を向上させ、故障が少なく信頼性の高い車種を作るようになります。

またレースで開発した技術をフィードバックさせてロードゴーイングカーとしてのポジションを保ちつつ、フルオートエアコンやサスペンションのチューニングを変えて快適性を盛り込み、フェラーリの経営基盤を安定させました。

出典:http://www.kuruma-uruuru.com/contents-yunyuusya-maker/ferrari-tokutyou.html

普通の人にも運転できる?フェラーリ車の特徴をチェック!

出典:http://response.jp/article/2016/01/05/267218.html

フェラーリ車の特徴は、何といっても一目で「フェラーリだ」と分かる斬新かつ唯一無比のデザイン。
フェラーリといえば赤、というイメージもありますよね。
元々レーシングカーを製造していただけあって、外見からも素早さと爽快感が伝わってくるようです。
運転も爽快感に満ち溢れていて非常に楽しいのですが、スーパーカーに不慣れな方はやはり「真っ直ぐ走るのが大変」「動かしにくい」と感じることもあるよう。

日本は入り組んだ道や狭い駐車場が多いですから、特に大変かもしれませんね。
維持費が年間100万円以上!という説もありますから、かなりの覚悟を持って購入しなければならない車と言えるでしょう。
しかし、フェラーリファンにとっては何のその。
逆にその繊細かつ手がかかる部分も「いとおしい」と思える方ばかりなのだとか。
創業者であるエンツォ・フェラーリがそうだったように、車を心から愛する人にとっては、他にはない魅力を持つ車種なのかもしれませんね。

一目でフェラーリと分かる!斬新かつ唯一無比のデザイン性

フェラーリの市販車は、F1をはじめとするレースにおける活躍によるブランドイメージの向上や性能の高さ、デザインの美しさが高い評価を受けて、ヨーロッパや北米を中心に高性能市販車としての地位を確固たるものとして行った。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA

運転は楽しい!しかしスーパーカーに不慣れな場合、ちょっと難しいことも……

ほんとに正しくハンドルを握ってないとまっすぐ走れない。後ろの車から見て「なんか前の車ふらついてて怖いなー」って感じになります。ただ、まだまだMTが苦手な私にはスクーデリアのセミオートマって私にはマニュアルの良さとオートマの楽さのいいところどりでちょうど楽しいかも、と今回思いました。ギアが合ってないときの違和感、ギアをあげてぴったり合ったときのアクセルの違和感のない踏み込み加減などは「馬を乗りこなせてる感」満載で、MTのギアチェンジのタイミングがぴったり合ったときの快感をパドルシフトで味わえる感じといいますか。

出典:http://porsche911.xyz/ferrari-8/

維持費は年間100万円!?という説も

言っておきますけど、フェラーリ乗ったらローン支払いプラス年間維持費100万円、本当です。よく「フェラーリは意外とお金かからない」なんて言ってる人がいますが、フェラーリに乗ると感覚が狂ってしまって100万円以上の修理代でないと「安い」になるからです。実際このような人もちょくちょく治したり、オイル交換したりで計算すると結構払ってるはずです。

出典:http://www5c.biglobe.ne.jp/~akahebi/end.htm

フェラーリファンの中には「手がかかるほどいとおしい」という人もいる!?

フェラーリ創業当時はレースカーの製作のみを行っていただけあり、レースで使用されるような高品質かつ繊細な車作りを目指すという考えが非常に強いからこそそんな感想が出るのかもしれません。その繊細さはオーナーの苦労にも繋がっているらしく、動かすのがもったいないからとガレージに大事に保管して置いたらすぐに調子が悪くなってしまい、動かなくなってしまったり、動かしたら動かしたらでパーツが故障してしまったりと維持がとても大変な車なのだそうです。

出典:http://www.benignoaquino.info/category0002/contents0007.html

ですが、これが車好きにはたまらないらしく、一見すると厄介な繊細さも非常に愛おしいものと感じるのだそうです。そんな少し手間の掛かるところこそがフェラーリが愛されている理由なのかもしれません。そんなフェラーリは今も新しいモデルが開発されており、現行モデルも世界中で高い評価を得ているそうです。

出典:http://www.benignoaquino.info/category0002/contents0007.html

これだけは知っておきたい!フェラーリの代表的な車種をチェック

① 1984年発売!日本でも有名なスーパーカー「テスタロッサ」

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B5

1984年に彗星の如くデビューした、

フェラーリのテスタロッサの発売当初の価格帯は、

2,800万円ほどとなっておりました。



日本のバブル期と重なったことで、

富裕層の方々から注目を集め、

フェラーリの中では特に人気がでたモデルと言われております。

出典:http://tcsa.jp/knowledge-in-various-matters/post-2665/

最初にご紹介するのは、1984年発売の「フェラーリ テスタロッサ」。
低い車高と独特の目つきが特徴的な車ですね。
芸能界でも多数の有名人が愛車としていた車種でもあり、日本でも非常に名の知れた1台です。

② 創業者の名を車名に!創業55周年を記念して造られた「エンツォフェラーリ」

出典:http://alphawiki.net/gran-turismo5/index.php?%A5%D5%A5%A7%A5%E9%A1%BC%A5%EA%20%A5%A8%A5%F3%A5%C4%A5%A9%20%A5%D5%A5%A7%A5%E9%A1%BC%A5%EA%20%2702

フェラーリは2002年に創業55周年を記念するモデルとして、創業者の名を冠したプレミアム・スーパースポーツ「エンツォ・フェラーリ」をリリースしました。それまでのどのフェラーリ車とも異なる個性的なスタイリングを纏うと共に、ボディの軽量化や高性能エンジンの搭載、空力特性や走行性能を向上させる為の様々な工夫など、究極のロードカーとなりました。

出典:http://b-cles.jp/car/super/ferrari_enzo.html

続いては、創業者である「エンツォ・フェラーリ」の名を冠した1台。
創業55年記念に造られた車で、2002年に発売されました。
突き刺すような独特のフォルムと、当時は世界最速レベル!と言われた高性能が特徴的で、未だフェラーリを代表するモデルとして有名です。

③ 今も新車として購入できる!超パワフルなスーパーカー「F12 ベルリネッタ」

出典:http://www.webcg.net/articles/-/28454

F12ベルリネッタは、跳ね馬の次世代12気筒を牽引するだけでなく、フェラーリ史上もっともパワフルで高性能を誇るモデルです。
F12ベルリネッタの200バール・ダイレクト・インジェクション6,262 cc、65° V12 がもたらすパフォーマンスは、自然吸気エンジンとしてはパワーの点からもエンジン回転の点からもかつてない性能を発揮します。

出典:http://auto.ferrari.com/ja_JP/sports-cars-models/car-range/f12-berlinetta/

車輌本体価格(消費税込み) 37,300,000円

出典:https://www.rosso-scuderia.co.jp/new-car/f12-berlinetta/

続いては、現行モデルのひとつとして今でも購入できる「F12 ベルリネッタ」。
比較的滑らかで優雅なフォルムながら、非常にパワフルかつハイパフォーマンスな1台です。
価格は4000万円弱と、さすがフェラーリというべき高価さですが、他にはないデザイン性と走りは、きっと購入者たちを心から満足させてくれることでしょう。

④ 昨年発売!名車の後継として今大注目の「488GTB」

出典:http://www.idea-webtools.com/2015/02/Ferrari-488GTB.html

フェラーリ458イタリアの後継モデルとして登場する「フェラーリ488GTB」は、458イタリアよりも彫刻的で躍動感のあるエクステリアデザインやスポーティさと快適性を両立したインテリア、そしてサーキット専用モデルで知られる「XXプログラム」のノウハウを最大限に活用することで進化した高いパフォーマンスを実現した最新モデルとして登場することになります。

出典:http://www.idea-webtools.com/2015/02/Ferrari-488GTB.html

車両本体価格 (消費税込み) ¥ 32,235,000

出典:http://www.cornesmotor.com/ferrari/detail/488gtb.html

車輌本体価格(消費税込み) 30,700,000円

出典:https://www.rosso-scuderia.co.jp/new-car/488gtb/

最後にご紹介するのは、昨年2015年に発表されたばかりの「488GTB」。
かつて販売されていた名車「458イタリア」の後継として、より一層躍動感、デザイン性などの魅力を高めた1台です。
価格は参考ですが、こちらもやはり3000万円は下らないということで、フェラーリの威厳を感じさせますね。

ついつい注目しちゃう!?フェラーリについて知れば、車がもっと楽しくなる

いかがでしょうか?フェラーリは長い歴史を持つメーカーであり、斬新かつ速さに特化した魅力的な車を造り続けているのですね。
非常に高価なので購入はしにくいですが、どんなクルマなのか知っておけば、街で発見した時「あ、あの車種だ!」と分かりますから、車を見るのがもっと楽しくなるでしょう。

もしかしたら彼女にも「そんなの分かるの?すごいね!」と、絶賛されてしまうかもしれませんね。