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かくのもこするのもNG!頭皮のかさぶたができる原因と正しい対策法

いつの間にか頭皮にかさぶたできていた…不安だし気になるし、ついかいてしまいますよね。でも頭皮のかさぶたは間違った対処をしていると余計に悪化したり、繰り返したりします。さらなる頭皮トラブルを防ぐためにも、正しい方法で対処をしましょう。

頭皮のかさぶたができる原因

頭皮にかさぶたができてしまう原因はいくつも考えられますが、主に見られるのは以下の通りです。

①引っかき傷

頭皮に合っていないブラシで引っかくように強くブラッシングしたり、かゆいからといって普段から頭皮をよくかく人は、知らないうちに頭皮に傷ができています。
またシャンプーの際に爪を立てて強くこすると、頭皮に傷ができることがあります。

②脂漏性湿疹

かさぶたができている人は、同時にかゆみや頭皮の脂っぽさに悩まされていることがあります。
これを「脂漏性湿疹」と呼び、無駄に皮脂が分泌されることでさまざまなトラブルが起こります。
原因のひとつは頭皮の乾燥しやすい成分が入ったシャンプーを使うといったことから、頭皮が常に乾燥していること。
乾燥を防ぐため、自分の頭皮の性質に合ったシャンプーを選んで使う必要があります。

③ストレスや生活習慣の乱れ

ストレスがたまっていたり睡眠不足、生活リズムが乱れると、体調はもちろんホルモンバランスなども崩れるため、頭皮トラブルが起こりやすくなります。
また不規則な食生活から、栄養不足でビタミン類(特にB2・B6)が不足していると、皮膚のターンオーバーが正しく進まずにかさぶたが起こることが多いです。

かさぶたの対処法

①はがすのはNG

かさぶたを無理にはがすのはおすすめできません。
気になってひっかいたりめくったりしそうになりますが、むやみにはがそうとすると、頭皮環境が悪化するためです。

『頭皮にかさぶたができる ⇒ 気になって剥がす ⇒ 頭皮が傷つく ⇒ かさぶたができる』

かさぶたは傷が治る手前の状態です。

なので、剥がして傷つけてしまうと、またかさぶたができて延々に治らないんですよ。

出典:http://annfore.com/entry5.html

かさぶたをはがし続けるとずっと治らず、頭皮の状態は一向に改善しません。

そうすると上でも触れたようにとフケが多く出てしまうこともありますし、抜け毛がひどくなる可能性もあるんです。

また、場合によってはかさぶたをはがした部分の状態が悪化し、その部分だけ髪の毛が生えてこなくなることもあります。

出典:http://annfore.com/entry5.html

②熱いシャワーで洗わない

しっかり皮脂や汚れを落としたいからといって、熱い温度のシャワーで頭や髪を洗っていませんか?
実は熱いお湯で洗うと、頭皮から必要な皮脂まで流されてしまい、髪や頭皮が乾燥する原因となります。
シャンプーをするときは、極力ぬるいお湯を使って洗いましょう。
また頭皮が気になるからといって、頻繁にシャンプーをすると余計に乾燥し、頭皮が刺激を受けて余計にかさぶたができることがあります。

③すぐに頭皮を乾かす

お風呂から上がった後、頭皮がぬれたままにしていませんか?
菌が繁殖しやすくなり、余計に炎症が悪くなることも。
タオルでやさしくタオルドライしたあと、すばやくドライヤーで乾かしましょう。

どうしても我慢できないときは皮膚科を受診

かさぶたがある人は多くの場合かゆみも伴います。
かさぶたや頭皮がかゆくて我慢できないなど、自分で解決するのが難しいときは皮膚科を受診しましょう。

正しい方法で対処をしよう

頭皮にかさぶたができたときは、ひっかいたりはがしたりがNGなことが分かりましたね。
また、頭皮にかさぶたができる原因は、意外と普段の生活の中に多く隠れているものです。
バランスのいい食生活や、適度な睡眠なども忘れないようにしましょう。