美侍

伝説の名車を彷彿とさせるスタイル!エストレヤの魅力に迫る

カワサキといえば通好みのバイクを多数出していることで有名なメーカーですが、中でもクラシックでモダンな味わい深さで人気を集めているのが「エストレヤ」。実はこのバイク、あの伝説の名車たちが源流となっているのです!今回は「エストレヤってカッコいいバイクだなあ」と気になっているあなたのために、特徴や魅力、歴史などについて詳しくまとめてみました。これを読めば、ついつい販売店を検索し始めてしまうかも?

クラシックで優雅なフォルム!エストレヤの特徴とは?

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/estrella/

エストレヤは、1992年から販売されているカワサキの250㏄サイズのバイク。
名前はスペイン語で「星」を表す言葉ですが、つるりとしたボディとクラシカルな出で立ちは、確かに惑星のような印象を与えるかもしれませんね。
「メグロ」や「BSA」といった名車たち(後ほどご紹介します!)のスタイルを彷彿とさせる芸術的なデザインで、走りの楽しさを目いっぱい教えてくれると評判です。

外見は懐古調ですが、性能はとことん快適性と安定性を追求されており、ライディングポジションにも工夫がなされています。
力強いエンジンに扱いやすいブレーキ、デザインを損なうことのないビンテージ調のマフラーとフレーム……デザインのみならず、一度は乗ってみたい!と思わせるバイクですね。

スペイン語で「星」という名の、カワサキの250㏄サイズバイク!

アルファベット表記の「ESTRELLA」はスペイン語で「星」を意味する単語である[1]。
外観はメグロやBSA等の往年の英国車のスタイルを彷彿させる懐古調のデザインであり、高速走行を楽しむというよりは走ることそのものを楽しむ車種とされる。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%A4

クラシックで美しい、懐古調のデザイン!

機能的でクラシックなデザイン
直立したシリンダーが特長のエンジンはバフ研磨され、美しさを際立たせる。また、光沢のあるボディ塗装と各部に施されたクロームメッキパーツがエストレヤの高級感を演出。
39mmのテレスコピックフロントフォークとツインリヤショックは、心地良い乗り味を確保するために減衰力セッティングを最適化。

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/estrella/

出典:http://www.goobike.com/catalog/KAWASAKI/ESTRELLA_RS/index.html

高い快適性を実現する、自然なライディングポジション!

自然なライディングポジション
アップライトな設定のハンドルバー、足つき性を考慮した735mmのシート、フットペグはライダーの自然なポジションに配置され、高い快適性と安定性を実現。 ライダーの手にフィットするように、ブレーキレバーは4段階、クラッチレバーは5段階のポジションで調整可能。 ウインカースイッチはプッシュキャンセル式を採用し、ハンドル左側にハザードスイッチを装備。

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/estrella/

力強い249cm³空冷単気筒エンジンに、ビンテージ調のマフラー!

249cm³空冷単気筒エンジン
 空冷4ストローク単気筒エンジン249cm³エンジンのフューエルインジェクションシステムは、吸気温度、スロットルポジション、吸気圧、車速、そしてクランクシャフト角度等の各センサー信号を基に総合的に解析し低中速域のトルクに焦点を当て、様々な状況下で安定したパワー供給を可能にしています。また、ボア66mmストローク73mmに設定したロングストロークピストンと組み合わさり素晴らしい鼓動感と卓越した街乗り性能を実現。
ビンテージデザインのマフラー
 スムーズな曲線と長い直線ラインから構成されるキャブトンタイプマフラーはシックで気品ある雰囲気を醸しだす。

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/estrella/

ブレーキは扱いやすく、バランスのよいフレームも魅力!

扱いやすいブレーキ
 フロントディスクブレーキとリヤドラムブレーキのコンビネーションは扱いやすさをめざし、効果的なブレーキ性能と安定性を確保している。
ユニット化されたフロントブレーキマスターシリンダーはエストレヤのクラシックな外観に貢献。Φ300㎜のフロントディスクブレーキにツインピストンキャリパーを装備し扱いやすいタッチを実現。

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/estrella/

フレーム
 スチール製セミダブルクレードルフレームは、エンジンとエキゾーストシステムを強調しながら、車体剛性としなやかさのバランスを実現。また、スリムでコンパクトなパッケージに貢献。
1,410㎜のホイールベースは走行時の安定性に貢献。
40°の左右ステアリングアングルは低速での操縦安定性に寄与。

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/estrella/

多くのファンを集める!エストレヤの魅力を探る

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/estrella/

エストレヤの魅力は、外見だけではありません。
実際に乗った人の感想を聞くと、250㏄という丁度よいサイズもあって非常に運転しやすく、通勤や通学から、ちょっとその辺のコンビニへ……まで、幅広い用途に対応してくれるのだとか。
デザインはいかにも玄人向け!という感じですから、ちょっと意外ですよね。
こんなバイクで通勤したら、何だか仕事への気分も上がってしまいそうです。

また、エストレヤは昭和の伝説的な名車「メグロ」や、これもまた伝説的なイギリスのメーカー「BSA」の影響を受けていると言われています。
どちらもクラシカルながら現代でも「カッコいい……」と感嘆してしまいそうなデザインで、未だ多くのファンを集めるのが分かりますね。
そのため、元々メグロやBSAのファンだった人々が、現代に残る名車の姿としてエストレヤを求める、という場合もあるようです。

外見とは裏腹!ビギナーや女性にも扱いやすい車体

ビギナーを中心に幅広いユーザーに親しまれているモデルである。特に”ネオ・クラシック”なスタイルは美的センスに敏感な女性からの評価が高く、扱い易いサイズや出力特性と相まってユーザーを増やしてきた。

 その歴史の中で改良が重ねられ、熟成されていったエストレヤは昨年、モデルチェンジを行なった。セミダブルクレードルのフレーム、前18・後17インチタイヤ、空冷単気筒エンジンなど基本となる部分は不変。クラシカルな雰囲気による独特の佇まいもそのままに、各部のさらなるクオリティアップを果たしている。

出典:http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?p=82813

新型エストレヤに跨ってみると、まずは車体のコンパクト感、そして細身のシートも手伝って足つきの良さに驚く。なるほど、その安心感はビギナーや女性に大きな支持を得ているワケだ。

 車両のキャラクター問わず、ハザード・スイッチを装備しているのがカワサキらしい。イグニッションキーのシリンダーには1970年代のバイクによく見られた、テールランプのみ点灯するパーキング・ポジションを装備。懐かしさを感じさせる、逆に今となっては新鮮なアイテムである。

出典:http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?p=82813

通勤や通学、街乗りでも楽しい!気品とカジュアルさを併せ持つ

 旧き良き時代の”オートバイ然”としたスタイルとは対照的に、通勤・通学、街乗りからツーリングまで肩肘張らず乗ることができるのがエストレヤの魅力。ちょっと近所のコンビニまでの足とかにも積極的に使いたくなるカジュアルな感覚が備わっている。そんなところに、エストレヤのロングセラーの秘密が隠されているような気がする。

出典:http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?p=82813

昭和の伝説的な名車「メグロ」の息吹を継承している!

出典:https://www.kurumaerabi.com/car_news/info/63933/

出典:http://www.fides.dti.ne.jp/sogawa/meguro.html

メグロの最大の魅力は、イギリス製のバイクに通じる気品に満ちた外観と「過剰品質」とも言われた美しい仕上げ、そしてその耐久性である。
また、性能面においても高く評価され、戦後しばらくはホンダなどを差し置いて白バイに大量に導入された。
絶世期には、650セニアT1やS3ジュニアの人気を得て、メグロは当時100社以上もあった日本のバイクメーカーの中でも常にトップテンに 入る売上を記録した程です。

出典:http://ichiba.geocities.jp/seiyaa_desk/megurojr2-seiyaaibar.html

メグロとは戦前・戦後に渡って日本で名機として知られたオートバイでした。
1925年に設立された「鈴木鉄工所」を前身とし、翌年1926年から「目黒製作所」の名で自動車修理とオートバイの部品製作をスタート。
1937年に最初のメグロ機を発売しました。
戦後も、500cc単気筒の「メグロ・Z7」や250ccの「メグロ・S3」などで人気を博しましたが、徐々にホンダなどの新興ライバル社に押されて業績悪化。
1964年に今の川崎重工(当時・川崎航空機工業)に経営を引き継いだ形となったものでした。
当時を知る人にはそれこそ垂涎の名機であるとも言えます。

かつて存在したイギリスのメーカー「BSA」の影響も受けている!

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA

マン島TTや浅間山レースと言った初期ワールドグランプリで、圧倒的な速さを誇ったBSA GOLD STARは、マン島TTクラブマン/350ccクラスにおいて、8年連続全戦1位の座を譲ることなく、500ccクラスでも4年連続1位を勝ち取り続け、プロ・アマを問わず世界中のライダーを魅了し、憧れのマシンでした。

出典:http://ichiba.geocities.jp/seiyaa_desk/bsac12-seiyaacp.html

「BSA」は、正式社名がバーミンガム・スモール・アームズ(Birmingham Small Arms Trade Association)。
その名からもわかるように、小銃から自転車やオートバイ・自動車を作っていたイギリスのメーカーです。
18世紀頃にイギリス軍の兵器を作る工房としてスタートし、そこから軍事物資移送のための自転車や自動車を作るようになりました。
「GOLD STAR」の名で知られる500cc単気筒車をはじめ数々の名機を生み出して、一時期は世界最大級のオートバイメーカーとして知られていましたが、時代の波に追われてその王座を去ることになりました。
何回か経営母体の変遷を経た後で、いまではBSA Regal Groupとしてオートバイの開発・生産も行っているとのことです。

価格も程よい!エストレヤの新車・中古価格は?

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/estrella/

エストレヤは、見た目こそ高貴な雰囲気を醸し出していますが、サイズがコンパクトということもあって新車の本体価格は53万3,520円と、比較的リーズナブルです。
同じサイズのバイクの中では少々お高めと言えますが、使い勝手の良さと昨今ではなかなか見ない個性的で美しいデザインを考えれば、非常にお買い得なのではないでしょうか。
カラーは上でご紹介している黒と白の他、最初の画像に使われている赤も選ぶことができます。

また、中古市場ではモデルによって差がありますが、大体10万円前後から45万円前後で取引されているよう。
平均は25万円前後となっていますね。
中には既にカスタムされ、より一層個性溢れるバイクになっているものもありますから、ぜひ自分好みのものを探してみてください。

エストレヤの新車価格は「53万3,520円」!

メーカー希望小売価格 533,520円

(本体価格494,000円、消費税39,520円)

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/estrella/

カラーは黒と白(上画像)、赤の3色から選べる!

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/estrella/

中古相場は10万円前後~45万円前後!

中古車の価格相場
9万8000円~44万9300円

出典:http://www.bikebros.co.jp/catalog/4/75_1/dist-map/

平均価格は25万円前後!

全国平均:25.4万円
価格帯:12.52~41万円

出典:http://moto.webike.net/KAWASAKI/ESTRELLA_RS/summary/

エストレヤは最高にオシャレ!若者からも熱い支持を受けている

エストレヤは、外見も性能も文句なしということで、世代を問わずバイクファンたちから支持を受けているよう。
最高にオシャレでカッコいい!という声もたくさんありましたから、街中で乗っていると目立ってしまうかもしれませんね。

夜の灯りにも映えるエストレヤで、平日も休日も充実したバイクライフを送ってみてはいかがでしょうか?

絶対注目されるカッコ良さ!エストレヤで日々を美しく彩ろう

いかがでしょうか?エストレヤは歴史あるバイクたちの面影を抱かせる、カッコよくて魅力的な存在なのですね。
実際、こんなにクラシカルで美しいバイクは昨今なかなか見ませんから、通勤やお出かけに使えばきっと自然と注目を集めてしまうことでしょう。

少しでも気になった方は、ぜひカワサキのホームページや店舗を覗いて、購入をご相談くださいね。