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着崩し方・持ち物・歩き方など…かっこいいメンズ浴衣着こなしガイド

お祭りと言えば浴衣ですが、男性は女性と比べて浴衣にこだわらず私服で出かける人も多いですね。しかし最近はさまざまなタイプのメンズ浴衣が登場しており、浴衣を着る男性も増えています。もし浴衣を着る場合は、不慣れな浴衣や下駄に戸惑うことも多いと思います。メンズ浴衣をかっこよく着こなすためのコツや、おすすめの持ち物などを紹介しています。

カッコよく着崩す

女性の浴衣は、着崩れしないように注意する必要がありますが、メンズの場合は多少着崩したくらいでもかっこよく見えるので大丈夫。
ただし、あくまで自然に着崩すのがポイントです。

着くずれに関しては、浴衣はもともとカジュアルな衣服ですし、男性の場合多少崩れている方がカッコ良いというところもありますので、余り神経質にならずともよいでしょう。ただしあまりにも襟元がはだけた場合には帯の下から引っ張るようにして整えます。

出典:http://www7b.biglobe.ne.jp/~kimono-link/mans_yukata.html

また、衣紋(衿のこと)は抜かず、帯は腰の位置で結びましょう。結び目を少し右寄りにすると粋に見えます。寄せ過ぎると「曲がってますよー」と勘違いされるので、バランスが大切です。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/220669/

浴衣の下に何か着たほうがいい?

昔は襦袢という着物用の下着を着ているのが普通でしたが、現在では下に何も着なくても大丈夫です。
ただし、暑い日などは汗をかいてしまうので、浴衣に直接汗がついてしまいます。
何か着ておきたい場合は、汗を吸い取る効果のある機能性下着や、Tシャツなどを着ておくと安心です。
襟元から見えたときにかっこ悪くならないように、Vネックのものを選びましょう。

下にはステテコを履くのが一般的です。ステテコは普通の木綿でも良いのですがクレープ地といって生地に細かいシボ(しわ)が入っているものが涼しくてお勧めです。予算に余裕があれば麻の下着も考慮してください。

出典:http://www7b.biglobe.ne.jp/~kimono-link/mans_yukata.html

おすすめの持ち物

普段はズボンのポケットに入れている小物ですが、浴衣だと何に入れればいいか分からないですよね。
袖などに入れておくと、荷物を落としてしまったり、重さによって浴衣が着崩れしやすくなるので注意が必要です。
浴衣のデザインなどに合った、和風のポーチやミニバッグを別に用意するのがおすすめです。

信玄袋/帯掛けポーチ

帯に引っ掛けて持ち歩ける和風のポーチ。
財布やケータイなどの小さなものを、入れられます。

巾着袋

メンズ向けの巾着袋もあります。
浴衣の色や柄などに、合わせて選ぶと良いでしょう。

扇子

暑い夏の日は扇子があると、とっても快適に過ごせます!
粋な雰囲気の扇子は、持っているだけでも涼しげな印象を与えてくれます。

かっこよく見える歩き方

浴衣を着ているときは、姿勢や歩き方にも注意したいもの。
姿勢や歩き方が悪いと、見た目の印象が悪くなるのはもちろん、せっかくの浴衣が着崩れするなどの原因にもなります。
慣れない浴衣を着たり履き物が下駄だったりと、最初のうちは戸惑うかもしれませんが、歩くときに腰がふらついているとせっかくの浴衣がかっこよく決まりません。
なよっとした見た目にならないように、注意しましょう。

また背筋が悪かったり、猫背だったりすると途中で浴衣が着崩れすることがあります。
立ったり歩いたりしているときは、なるべく背筋をピンとのばしておくのがメンズの鉄則だと思ってみましょう。

靴で歩く時のように踵(かかと)からの着地ですと、台から踵が出ているために踵が痛くなってしまいます。
重心がやや前にかかるような感じで姿勢よく歩きましょう。
歩幅は狭く、小股で歩くとより一層綺麗に見えます。

出典:http://www.otokokimonokato.com/ashimoto.html

普通の靴のときとはちょっと歩き方が違います。

準備を整えてかっこよく着こなそう

そろそろあちこちで夏祭りが開催される時期。
男性が浴衣を着る場合でも、意外と注意ポイントがたくさんあります。
しっかり準備を整えて、快適に&楽しく時間を過ごせるようにしましょう。



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