美侍

南国の風を感じてツーリング!沖縄でのレンタルバイク活用術

沖縄と本州では、流れる風が全く異なっています。照りつける太陽と暖かい風を肌で感じるには、バイクでツーリングするのが一番です。今回は、そんな沖縄でレンタルバイクを利用するときの注意点について見ていきましょう。

沖縄でレンタルバイクがおすすめな理由

出典:http://okinawa.nankaibuhin.info/article/51360754.html

公共交通機関が少ない

沖縄でレンタルバイクを利用していただきたい理由として最初に取り上げたいのが、沖縄には公共交通機関が少ないという点です。
沖縄本島にはモノレールやバスが走っていますが、都会で暮らしている方にとっては本数が少なく感じられることでしょう。
また、バスやモノレールの時間を気にしながらでは、沖縄特有のゆったりとした雰囲気を楽しむのが難しくなります。
フェリーで自家用車やバイクを持ち込むとなると、多くの時間や手間を消費してしまうのです。
レンタルバイクであれば、ちょっとした続きを済ませてしまえばすぐにでも自由に走り出せるため、沖縄観光を満喫出来るのです。

沖縄の交通手段は自家用車がメイン。なぜなら沖縄は公共交通機関が整備されていないし利用する人も少ないので家庭に免許を持った人数分の車やバイクを所有しています。

出典:http://www.odnsym.com/douro.html

風を感じながら走るのが気持ちいい

せっかく沖縄へやってきたのですから、“内地”とは違った気候を心行くまで楽しみたいですよね。
レンタカーは確かに快適かもしれませんが、車内では沖縄特有の風を感じることが出来ません。
冬でも平均気温が二桁を下回ることがほとんどない沖縄は、まさにバイクを乗るのに打ってつけな気候といえます。
気候が温暖な沖縄においては、バイクでツーリングすること自体がレジャーと捉えられるのです。

なんと1月や2月(関東等では当然ひと桁です)が平均で15℃以上!最低気温も10℃を下回ることがほとんどありません。
真夏は当然暑いです。けど関東でも沖縄以上の記録を出す地域があります。そこに比べたらかえって涼しい(?)かもです。
しかも降雨量も全国ランキングで下位争い(降雨量が少ない)。それだけバイクで走るのに適してるんです

出典:http://moto-eng.seesaa.net/category/14091179-1.html

レンタルバイクショップが充実している

交通事情や気候を反映するかのように、沖縄にはレンタルバイクショップがたくさん存在します。
少しでも多くのお客を獲得しようと、各ショップがしのぎを削り合っているのです。
料金が安いことはもちろんのこと、アフターサービスが充実しているお店も多いので、レンタルバイクを利用したとしても損をすることはありません。

自分のバイクで走らなくてもいいなら沖縄では一番オススメの方法です。 僕も飛行機+レンタルバイクで沖縄を走りました。 最近は飛行機もLCCで安いし、出発初日にツーリングを始められるのも利点。
レンタルバイクをオススメする理由は沖縄はレンタルバイク激戦区で価格がとても安いからです。 特に那覇市はレンタルバイク屋激戦区らしく、ゆいレール各駅には至る所にレンタルバイク取り扱いのバイクショップを見かけます。

本土では250ccで1日1万円くらいが相場ですが、沖縄の相場は大体50ccで3000円/日 125ccで5000/日 250ccで6000円/日 750cc以上で10000円/日くらいでしょうか。

出典:http://ameblo.jp/tabikura/entry-11871601030.html

空港やホテルまでバイクを届けてくれるというサービスを実施しているレンタルバイクショップも、沖縄では数多く見受けられます。
事前に予約しておけば、空港へ着いたらすぐに自由な移動手段が手に入るのです。
限られた時間の中で沖縄を楽しみたいという人にとって、レンタルバイクは強い味方となってくれることでしょう。

駐車場所を気にする必要のないバイクは、機動力の高さが大きな魅力です。ホテルをチェックアウトして一度空港に足を運び、荷物をすべて空港のコインロッカーに預け、その場でレンタルバイクショップをi-modeで検索して連絡すると、ほどなくレンタルバイクショップの人が空港まで車で迎えにきてくれました。那覇空港や市内の主要ホテルへは無料で送迎してくれるサービスがあるんです。

出典:https://www.motoharusumi.com/motorcycle-touring-in-okinawa

レンタルバイクを利用する際のポイント

出典:http://www.teteru-okinawa.net/car-rental/sakihama/

安全第一!自分の体格に合った車種を

沖縄でのレンタルバイク事情が分かったところで、続いてはレンタルバイクの選び方や借りる際の注意点について見ていきましょう。
まずは、どのようなバイクを借りるかという点です。
自分が持っている免許をよく確認することはもちろん、体格に合ったものを選ぶようにしましょう。
もしバイクで転倒してしまったときのことを考えると、引き起こしや取り回しがスムーズに行えるものが最適といえます。
普段からバイクに乗っているという人は大丈夫かもしれませんが、久しぶりにバイクを運転するという人は、以前乗っていたものよりも一回り小さい車種を選んでおくといざというときも安心です。

次に考えなくてはいけないのが「体格」ですね。

「走り出したら車体の大小はきにならない」とはよく聞く言葉ですが、走り出したら止まらなければいけないのが世の常。
で、止まったら人力でバイクを動かさなきゃいけないのも当然のこと。
となると体力がものをいう=体格が関係してくる、という理屈です。

出典:http://commentarii.blog.fc2.com/blog-entry-299.html?sp

乗ってみたかったバイクにチャレンジするのもあり

バイクを日常的に運転しているという人は、自分が愛用している排気量の中で好きな車種を選んで乗ってみましょう。
値段が高くて手が出なかった車種でも、レンタルであれば気軽に楽しむことが出来ます。
レンタルバイクを通して、次に買い替えるときの候補となるバイクに出会うことも少なくないのです。
今まで乗ってこなかったタイプのバイクに挑戦して、バイクの新たな魅力を探してみるのも楽しいですよ。

他にも様々なメーカーや排気量のレンタルバイクが用意されている。なので「どうしても乗ってみたいけど購入が難しい…」、「バイクを手放したけれどもまた楽しみたい…」というような方でも、ツーリングを満喫できるのがレンタルバイクの大きな魅力だ。

出典:http://driverstand.com/tenpo/top/rental-bike-touring/01/index.html

レンタルバイクならではのルール

レンタルバイクを借りる際には、いくつか注意していただきたいポイントがあります。
1つ目は、保険への加入です。
どんなに運転が上手な方でも、突発的に起きたアクシデントに対して、完璧な対処をすることは不可能です。
そうしたアクシデントによってレンタルバイクが破損してしまうと、弁償しなければいけないケースも出てきます。
レンタルバイク店では、数千円程度でこの弁償額を抑えられる保険に加入することが出来ますから、危機回避の手段として必ずご利用ください。

必ず免責には加入しておくこと!

レンタカーを利用した方ならご存知かもしれませんが、数千円出して免責に加入することができます。
必ず免責には加入しておきましょう。
免責とは、レンタル時追加で数千円出しておくと
バイクを派手にぶっ壊しても10万円までの請求で抑えられる制度です。

出典:https://tinspotter.net/impression/bike/3792/

案外忘れがちなのが、ガソリンを満タンにして返すことです。
レンタカーと同様に、次に使うお客がすぐにでも利用出来るように、レンタルバイク店ではガソリンを満タンにしてから返すことがルールになっています。
バイクによっては、レギュラーやハイオクなど最適なガソリンが異なることもあるのでバイクを受け取る際に必ず確認しておきましょう。

ガソリンは必ず満タン返し!

ガソリンは必ず満タン返しです。
給油忘れの場合は、お店の人の目測による残り給油量×リッター250円以上の金額が請求されます。
ちゃんと給油しときましょう!
ハイオク車両はハイオク給油証明のためレシート等の証明が必要な場合があります。

出典:https://tinspotter.net/impression/bike/3792/

初めてレンタルバイクを借りる方が見逃しがちな点を解説してくれるサイト。

沖縄ツーリングのおすすめスポット2選

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/garage_s2002/10517731.html

レンタルバイクを借りる際のポイントを理解出来たら、いよいよツーリングに出掛けましょう。
沖縄はバイクで走るだけでも充分楽しいですが、せっかく行くのであればツーリングに適した名所を知っておきたいところです。
ということで、最後に沖縄でツーリングをするならぜひいっていただきたいポイントを2つご紹介します。

古宇利大橋

出典:http://www.odnsym.com/spot/kouri.html

1つ目にご紹介したいのが、古宇利大橋です。
古宇利大橋とは、沖縄本島北部に位置する屋我地島(やがじしま)から古宇利島(こうりじま)までを結ぶ橋のことです。
那覇市からであれば、沖縄自動車道路を一時間半ほど北上すると到着します。
画像をみてもお分かりいただけるように、沖縄の美しい海を左右に見ながら気持ちよく走ることが出来る点が大きな魅力です。

2005年2月に開通した古宇利大橋は1,960mで通行料無料の一般道としては日本最長の橋です。橋の上から見る海の景観は文句なしの絶景ですよ。

出典:http://www.o-cross.net/old/topPage/article/tankiji/touring_spot/03.php

橋の上からの景色も素晴らしいですが、屋我地島側には橋を間近に見られるスペースもあるため、そこで記念撮影をするのも良いでしょう。
古宇利島には、オーシャンタワーやカフェがあり、ゆったりとした時間を過ごすには最適です。
美しい海を眺めながら気持ちをリフレッシュさせたいという人は、ぜひ古宇利大橋を通って古宇利島までお越しください。

平成17年(2005)に全長約2キロの古宇利大橋が開通し、車で行ける離島として人気を集めている。島へと延びる橋の両側にはエメラルドブルーの海が広がり、まるで海上を走っているような感覚が味わえる。また手つかずの自然がたくさん残る島には、美しいビーチはもちろん、ユニークな形の岩やロケーション自慢のカフェも多い。

出典:http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000350.aspx

辺戸岬

出典:http://darksazaby.blog.so-net.ne.jp/2013-08-06

出典:http://www.panoramio.com/photo/92764577

続いてご紹介するのは、沖縄本島最北端に位置する辺戸岬です。
古宇利大橋と同様に沖縄自動車道をひたすら北上していただくと、那覇市から二時間半ほどで到着します。
那覇市は沖縄本島の南部に位置していますから、五時間ほどあれば沖縄本島を往復出来てしまうのです。
ツーリングの目的地として、辺戸岬は地元のライダーからも愛されています。
長時間運転してきたライダーにとって何よりのご褒美は、美しい景色です。
辺戸岬から見える海の美しさは、本州で暮らしていては決して味わうことが出来ません。
辺戸岬の周辺にはちょっとした売店がありますが、それ以外は美しい海と空だけが広がっています。
都会で暮らして疲れてしまった心も、この景観をみれば瞬く間に癒されることでしょう。

辺戸岬(へどみさき)は沖縄本島にある最北端の岬。那覇空港からは沖縄自動車道(高速)と一般道を利用して、車で約2時間30分のロングドライブとなる。太平洋と東シナ海がぶつかる沖合からの荒波が、隆起したサンゴ礁の断崖絶壁に打ち付ける様はとてもダイナミックで、沖縄海岸国定公園に指定されている周辺の景観と合わせて、沖縄の自然のパワーを感じさせてくれる。

出典:http://www.tabirai.net/sightseeing/tatsujin/0000365.aspx

眼前に広がる海はパノラマの景色



手前の浅瀬(といっても水深は5-6mはありそう)は鮮やかなエメラルドブルー、そして沖に目を向けると深い水深のためにどこまでも深い青の海。

また大きな波音を伴う手前の波とは対照的に沖では静かな大洋が広がっている。



この対称性がいつまで見ていても飽きさせない

出典:http://buraoki.hatenablog.jp/entry/2015/08/13/111826

辺戸岬から10分ほどバイクを走らせた地点には、ヤンバルクイナ展望台というスポットが存在します。
空と海の境目がくっきりと見えるこの展望台は、穴場の絶景スポットとして人気を集めています。
沖縄の柔らかな風を感じながら、レンタルバイクで最高の景観を見に出掛けましょう。

出典:http://kunigami-kikakukanko.com/itiran/07.html

実はヤンバルクイナの形をした別の場所にある展望台、その名も「ヤンバルクイナ展望台」!?

辺戸岬から車で10分ほどの場所にあります、辺戸岬から案内が出ているので気になる方はそちらもどうぞ。

出典:http://buraoki.hatenablog.jp/entry/2015/08/13/111826

沖縄の風を感じたいならレンタルバイクで

南国の風と豊かな自然を気軽に肌で感じ取りたいという人にとって、レンタルバイクはまさに最適な手段といえます。
自分に合ったバイクを選択し、沖縄で最高の思い出を作りましょう。