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春デートにもおすすめ!2017年・京都葵祭の概要と見どころはコレ!

毎年5月15日に開催されている葵祭は、今年も京都の注目大行事となっています。「葵」の花を飾った約500人の大行列を中心に、さまざまな祭事が行われています。見所が多い大きなお祭として知られていることから、カップルのデートの場としても人気が高いです。今回は、そんな葵祭でおすすめの祭事や、観覧席などに関する情報をまとめています。

葵祭とは?

毎年5月に行われる「葵祭」は平安時代から長く行われてきた春のお祭りです。
京都の「祇園祭」や、10月の「時代祭」と同様、「京都三大祭」の一つとして有名です。

葵祭の内容は、貴族たちの雅な衣装を着た華やかな「王朝行列」が、下鴨神社と上賀茂神社を中心に、市内をまわることで有名です。

葵祭には馬や牛車も登場し、さらに鮮やかな装束をまとった女性も多くいます。
その美しい行列を眺めたり、さまざまな祭事を楽しめることから、京都に訪れたカップルのデートのお祭りとしても人気が高いです。

賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭で、5月15日に行われる。古くは賀茂祭、または北の祭りとも称し、平安中期の貴族の間では、単に「祭り」と言えば葵祭のことをさすほど有名であった。

出典:https://www.kyokanko.or.jp/aoi/enkaku.html

大行列のコースと時間

京都御所 出発(午前10時30分)堺町御門 → 丸太町通 → 河原町通 → 下鴨神社到着(11:40)
路頭の儀・出発(14:20)→下鴨本通 → 洛北高校前(14:40) → 北大路通 → 北大路橋(14:55) → 賀茂川堤 → 上賀茂神社到着(15:30)

出典:https://www.kyokanko.or.jp/aoi/junkou.html

葵祭に車で訪れる場合は、駐車場のチェックが重要です。
交通規制などによって丸田町から北方向の場所は、ほぼ駐車自体できない状況。
現地駐車場に早めに着くようにするか、京都駅周辺に車を停めてから、電車で来るのがおすすめです。

周辺のお店も要チェック

下鴨神社の茶店・さるやの紹介ページ

記念のお土産などを買いたい場合は、お店をチェックしておきましょう。
周辺には茶屋やカフェなどもあるので、和菓子スイーツを楽しみながらまったり休憩もできます。

葵祭のおすすめ前儀

葵祭には、15日の行列以外にもたくさんの前祭(前儀)があり、彼女と来ても退屈することはありません。
日時もGWなので、多くの人が訪れます。
主な見どころとなっているのは、以下のような祭事です。

流鏑馬神事(やぶさめしんじ)

葵祭の前儀として行われます。名称は異なりますが、武士の間で平安末期から鎌倉時代に盛んだった「騎射」がルーツ。古来より中断・復活を繰り返し、昭和48年に下鴨神社式年遷宮の記念行事として、名称を「流鏑馬神事」と改め、百数年ぶりに復興しました。

出典:http://souda-kyoto.jp/travel/saijiki/aoi.html

5月3日13:00から。

下鴨神社で行われる、葵祭の大事な前儀。
葵祭の祭事の中でも、一番有名な祭事といってもいいでしょう。
お祭が無事に・安全に終わるように、道を御払いして清めます。
射手が疾走する馬に乗ったままで、的を射抜きます。
地鳴りをたてながら走る馬の迫力も、大きな見どころです。

斎王代禊の儀(さいおうだいみそぎのぎ)

「斎王」(さいおう)とは、賀茂神社に御杖代として仕えるために皇室から差し出された内親王・女王のこと。

1956年(昭和31年)に斎王にちなみ、斎王代と女人列が創設された。京都ゆかりの一般女性から選ばれるので「斎王代」(さいおうだい)となる。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%B5%E7%A5%AD

5月4日10:00から。

女人列に参加した女性(斎王代)が、御手洗川に手を浸してその身を清めるという神事。
毎年斎王代として選ばれる女性は、京都にゆかりのある神社仏閣・天皇家に連なる若いご令嬢が多いです。

賀茂競馬(かもくらべうま)

5月5日14:00頃から。
有料席もありますが、柵外からは無料で見られます。
徒然草などにも記述されている、上賀茂神社の歴史的な行事。
簡単に言うと平安時代の競馬ですが、赤と黒の舞楽装束をまとった騎手や馬は迫力満点です。
速さだけでなく、作法なども競技のポイント。

行列観覧は有料観覧席もあります

京都市観光協会によって用意された、都御苑と下鴨神社参道に行列を眺めやすい、有料(1席 2,050円 )の観覧席です。
チケットはパンフレットつきで、ネット購入やコンビニ購入などもできます。

混雑しやすいため、あらかじめ旅行計画を立てて早めにつけるようにしましょう。

葵祭・京都市観光教会

京都御苑(建礼門前南側) 午前10時30分頃
下鴨神社参道 午前11時40分頃
※行列通過開始時間直前にお越しになりますと、規制がかかるため着席できません。 京都御苑は10時までに、下鴨神社は11時までにお越し下さいますようお願いいたします。

出典:http://www.kyokanko.or.jp/aoi/kanran.html

有料観覧席以外でのおすすめ場所は、
1 堺町御門を入って左手に進み、建礼門が正面に見える場所
2 建礼門の前
です。準備風景や築地塀沿いに進んでくる行列が見られるのできっと面白いと思います。

出典:http://www.jrtours.co.jp/kyoto_plan/sightseeing/200904.html

その他葵祭の詳しい日程などは、以下のサイトも参考にしてください。

葵祭の日程など

今年も葵祭を楽しもう!

見所満載の葵祭は、京都の大きなお祭の一つ。
葵祭の観覧には、ビニールシートやミニ椅子などがあると便利です。
5月15日の王朝行列に行けない場合は、GWの前祭を楽しむのもおすすめです。
日程などもよく確認して、彼女といっしょに、楽いひとときを過ごしてください。