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無料で海外旅行も夢じゃない!?効果的なマイルの貯め方3つ
航空会社がお客様に向けて行っているポイント制度「マイル」。たくさん貯めれば無料で航空券を購入できたり、電子マネーに替えられたりすることもあるので、よく利用する人にとっては見逃せない特典ですよね。今回は「もっと効率よくマイルを貯められる方法はないのかな?」と悩むあなたのために、初心者にも分かりやすい効果的なマイルの貯め方について3つご紹介します。これを参考に、海外旅行目指して頑張りましょう!
貯め方① マイレージカードとクレジットカードをひとつにする!
最初にご紹介する貯め方は「マイレージ機能がついたクレジットカードに入会する」というもの。
「マイレージカード」は、その名の通りマイル専用のポイントカードのようなもの。
それぞれの航空会社別に存在しますので、自分が一番よく利用する会社のカードを作るのもコツのひとつです。
中には入会金無料でクレジット機能の付いていない純粋なマイレージカードもありますが、出張もそんなにないし、旅行に何回も行っていたら赤字だし……という方の場合は、航空会社と提携したクレジットカード(ビザやJCBなど、大手カード会社のものもあります)に入会するのがおススメ。
そうするとクレジット機能を使った時にもマイルが貯まっていきますから、飛行機に乗らなくてもオトクなのですね。
マイレージカードは航空会社別!よく利用するところを選ぼう
各社からマイレージカードが発行されているため、
自分に合った航空会社のマイレージに登録することをおすすめします。
効率良くマイルを貯めていくことが特典航空券ゲットへの近道になります。
注意点は、どの航空会社によく乗るのか。というのもポイント。
出張などで乗る飛行機が決まっている場合はその航空会社のマイレージに
登録するのがいいでしょう。
飛行機の利用頻度が低い人に嬉しいのが「マイレージ機能つきのクレカ」!
出張や旅行等で頻繁に海外に行く方以外はフライトだけでマイルを貯めるのは大変です。そこで活躍するのがクレジットカードでマイルを貯める方法です。クレジットカードを利用すると、フライトはもちろん普通の買い物でもマイルをどんどん貯めることができます。
本来、「マイレージサービス」は実際に飛行機に搭乗した際に、その距離と同等(もしくはそれ以上)の「マイル」を付与することで、搭乗頻度が高い顧客に向けてサービスを行うために始まったが、今では航空会社と提携したクレジットカードの利用金額によって「マイル」を獲得したり、航空会社と提携したポイントプログラムで獲得したポイントを「マイル」に移行したりすることで、航空券に交換することができるようになっている。
定期的に行われるキャンペーンも要チェック!
マイレージカードでは、入会や利用、搭乗でボーナスマイルが貰えるキャンペーンを頻繁に開催しています。キャンペーンを上手に活用すれば、爆発的にマイルを貯めることが可能です!あなたにとって、ベストなマイレージカードを積極活用してタダで旅行に出かけちゃいましょう。
貯め方② マイルが貯まりやすいカードを選ぶ!
続いての貯め方は「マイルが貯まりやすいカードを選ぶ」というもの。
クレジットカードと提携した時点で航空券以外でもマイルが貯まりますが、やはり還元率や使い勝手の良さなどはカードによって多少違いがあります。
今回は、中でもマイル貯蓄におススメだと言われている3つのカード「アメリカンエキスプレス・スカイトラベラーカード」と「ANA VISA Suicaカード」、そして「 JALカード TOP&ClubQ」を詳しくご紹介しましょう!
最強のマイレージカードとも謳われる!【アメリカンエキスプレス・スカイトラベラーカード】
最初にご紹介するのは、代表的なクレカのひとつである「アメリカンエキスプレス」のマイレージ機能付き「スカイトラベラーカード」。
通常、マイルの交換には有効期限が設けられているカードがほとんどですが、何とこちらのカードは無期限で貯められますから、ゆったりと目標に向かって使用できます。
また、ANAのみならず全26社の対象航空会社と、2社の旅行会社の旅行代金をカード決済することで、何と通常の3倍!のボーナスポイントが貯まるので「マイル系最強」とも謳われるカードです。
Suica利用者は必見!【ANA VISA Suicaカード】
続いては、こちらも有名カード会社「VISA」から発行されている「ANA VISA Suicaカード」。
飛行機やショッピング利用のみならず、Suicaで鉄道を利用する時にもマイルを貯めることができるカードです。
クレジットカードが利用できないコンビニでも、電子マネーでなら支払えることが多いですから、少額からコツコツ無駄なく貯めることができます。
毎日電車通勤をしている方はかなりの還元が期待できますから、特に嬉しいですね。
JALのマイルがどんどん貯まる!【JALカード TOP&ClubQ】
最後にご紹介するのは、JALのマイルを貯めやすいと評判の「JALカード TOP&ClubQ」。
イオン系列のお店で使える「WAON」や、全国の鉄道で使える「PASMO」のポイントもマイルに交換できるため、こちらも無駄なく積み重ねることができます。
毎日電車やバスで通勤されている方には特におススメですが、公共交通機関もそんなに利用しない……という方の場合は、日々の買い物はなるべくイオンでする!と決めておくと良いかもしれませんね。
貯め方③ クレジットカードでの支払いを増やす!
3つ目としてご紹介する貯め方は「クレジットカードでの支払いを増やす」というもの。
クレジットカードを作ったは良いものの、元々現金主義だから何か抵抗あるな……という方も多いでしょう。
しかし、キャッシング機能を使わない限り、基本的には現金と同じように使った分が出て行くだけですから、マイルを貯めたい場合はどんどん活用するべきです。
口座から自動引き落としにしている人が多い公共料金もクレジットカード支払いに変えてしまうと、年間で大きな支出となり、かなりのマイルが期待できます。
その他にも食費や交際費、趣味のお金など、意外とカード払いができる場面はたくさんあるものです。
ただし、あくまでも元々使う予定だったお金をカード払いにするだけ。
余計な出費は増やさないように注意してくださいね。
まずは、公共料金をクレカ払いにしてみて!
携帯電話代、電気代、ガス代、プロバイダー代、各種サービス、保険代、医療費など。
携帯代月1万円、電気代1万円、ガス5,000円、プロバイダー代5,000円と考えても、これだけで月3万円、年間36万円の決済金額になります。
口座引き落としをクレジットカードに変更する事はとても簡単。各サービスに「支払いをクレジットカードでするので、書類を送ってください。」と連絡するだけです。
食費もなるべくクレジットカードで!
支出金額の大きい食費をカード決済で出来るようになると、陸マイラーでの成功は目前です。
さらに電子マネーを組み合わせれば小額の決済でも取りこぼしはありません。(電子マネーに関しては別特集で。)
「とりあえず纏めて払うか」の時には、積極的に名乗り出よう
例えば1人4000円の10人規模の飲み会が月1回あったとすると40,000円×12カ月=48万円の決済金額になります。
しかも自分が支払う金額はその10分の1で済みます。
この形の応用としては、グループで行く旅行の代金を立て替えたり、親戚の電化製品購入のお手伝いをしたりと小技はたくさんあります。
必要経費の立て替えにも、カード決済が使える!
勤めている会社で必要なものを購入する時、または交際費などの必要経費もクレジットで済ませます。
この場合、立て替え払いなので本人の支出はありません。(会社がクレジット決済を認めていないといけませんが。)
SuicaやPASMO連携のカードは、電子マネーも見逃せない!
カードを使えない場所では、カードでチャージした「Suica」や「PASMO」を使います。電車やバスに乗るときはもちろん、キオスクや自販機でもかざすだけで支払いが完了。小銭要らずでマイルが貯まり、一石二鳥です。
「特約店」を常に意識して買い物をしよう!
街中には、マイルが通常よりも多く貯まる、カード会社の「特約店」があります。例えばJALカードなら、ファミリーマートやイオン、ENEOSで使うとマイルが2倍。ANAカードなら、スターバックスやセブン-イレブンで使うとマイルが1.5倍になるんです。外出時は、こうしたお店を頭に入れておくと便利です。
旅行に興味がなくてもオトク?マイルの交換方法とは
中には「マイルを貯めても、別に航空券ってそんなに使わないし……」「旅行する暇がないから意味ないんだよね」という方もいるでしょう。
しかし、マイルは何も絶対に無料航空券と交換しなければならない、というものではありません。
そういった方のために、マイルは電子マネーやギフト券として交換することもできるようになっているのです!
様々な事情で遠出ができない方、気乗りしない方でも、マイルはきちんと活用することが可能なのですね。
ビジネスクラスへのグレードアップもおススメ!
もっともお得な使い道は、ビジネスクラスの特典航空券に交換すること。なかでもおすすめは、ヨーロッパなどの遠距離路線だ。ヨーロッパ直行便のビジネスクラスは安い時期でも34万円を超えるので、マイル単価は4・5円以上に!繁忙期なら1マイル=7・5円に達し、お得度はさらに増す。
電子マネーに変えて、ショッピングに利用することもできる!
マイレージは航空券にしか替えられない、と思っている人も多いと思いますが、
EDYやSUICAなどの「電子マネー」に換えられます。
普通にお金として普段の買い物に使うことができるわけですね。
楽天ポイントやAmazonギフト券に交換して、ショッピングサイトで使うこともできます。
もちろん無料航空券や、クーポンとしても利用可能!
① ポイント相応の無料航空券と交換できる。
例)国内往復航空券に交換=12,000マイル
② ビジネスクラスにアップグレードできる。
例)日本⇔グアム往復をビジネスクラスに変更=20,000マイル
③ 電子マネーやポイントに交換できる。
例)10,000マイルで10,000円相当
(JALはSUICAやAmazonギフト券, ANAは楽天ポイントやEDYなど)
④ 旅行クーポンとして利用できる。
例)20,000マイルで30,000円相当の旅行クーポンとして利用できる。
(JALはJAL系、ANAはANA系の店舗のみで利用可能)
貯め方が肝!マイルを上手く活用し、オトクに旅をしよう
いかがでしょうか?
マイルはクレジットカードで貯めることができる上、航空券以外にも様々な用途が存在するのですね。
クレカのポイントと同じような調子で貯めていっても、損をすることはまずなさそうです。
国内旅行や海外旅行はもちろん、マイルを貯めればいずれは憧れのビジネスクラスに乗れてしまうかも?
ぜひ紹介した貯め方を活用して、オトクなサービスを利用してくださいね。