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その方法では逆効果?間違った口臭対策と自分でできる正しい対策術
口臭の原因はさまざまありますが、口臭を改善しようとする対策の中には、間違っている方法も多くあるのをご存知ですか?場合によっては、口内を傷つけたり乾燥させたりして、逆効果につながってしまうものも・・・今回は、ついやりがちだけど間違っている対策術と、口臭を正しく改善する方法を紹介しています。
間違った口臭対策方法
何度も歯を磨く
歯磨き自体は間違っていませんが、口臭が気になるからといって、一日に何度も歯を磨くのは逆効果。
口臭防止の鍵にもなっている、唾液の分泌をさまたげる恐れがあります。
また回数が多くても磨き方が雑であったり、歯茎などを傷つけるような激しい磨き方では、逆に口内を傷つけて新たなトラブルにつながることもあります。
口臭スプレーの利用
これは防止方法としては間違っていないのですが、口臭の根本的な解決法になるかというとそうではありません。
あくまで根本的な原因を見つけて改善しなければ、これらの口臭防止グッズはその場しのぎにしかならないのが現状です。
また効果も一時的なものなので、使用をやめてしまえばまた元に戻ってしまいます。
マウスウォッシュのやりすぎ
口の中にトラブルがない“生理的”口臭の人は、マウスウォッシュは逆にやり過ぎない方がいいようです。ただ、マウスウォッシュが完全に悪者という話ではあ りません。「(歯周病や虫歯、親知らずの炎症が原因の)病的口臭の方は徹底した口腔清掃が必要ですので、マウスウォッシュは有効です」とのこと。
口腔内の問題ではなく、ストレスや空腹などによる生理的口臭の場合は、マウスウォッシュのやりすぎに注意。
唾液の量が減ることがあり、逆効果になることもあります。
正しい対策方法
タバコを控える
タバコを吸っている人は、吸っていない人と比べて口臭が強い傾向にあります。
いきなり禁煙をするのは難しくても、本数を減らすなど少しでも控えることが大切です。
ストレスや緊張を防ぐ
仕事や人間関係などによるストレスやイライラ感は、口臭の大きな原因の一つです。
また緊張や不安感を感じたときも、口臭が強くなる傾向にあります。
ストレスや緊張感などを一切感じないのは難しいですが、何らかの形で解消して溜め込まないようにすることが大切です。
食事の改善
にんにく・タマネギ・乳製品・肉類・コーヒーなどの食品や飲み物は、内側から口臭や体臭を悪化させる成分が、多く含まれています。
口臭を改善するためには、なるべくこれらの食品を避けることが大切です。
反対にカテキンの多い緑茶や、野菜類などを積極的に取り入れると、口臭予防につながります。
よく噛んで食べる
唾液の分泌のためによく噛んで食べる、
酸っぱい食品や繊維質の食品を食べることも大切です。
早食いは褒められるべき習慣ではありません。
胃腸にもよくないため、
乱れた食生活や習慣が、
原因の口臭も誘発される心配があります。
口臭があるのは、唾液が少なくなって口の中が乾きやすくなっているのも、原因の一つです。
食事の際にたくさん噛む習慣をつけることで、唾液の分泌がさかんになり、口の嫌なニオイが和らぎます。
また空腹のときや口寂しくなったときはガムなどを噛むようにすることで、唾液が分泌されて口臭予防につながります。
正しく歯を磨く
舌苔は舌ブラシなどの専用のケア用品がありますが、注意すべきは歯垢と違い、取り過ぎは禁物ということ。「舌の先の方が少し白っぽく、後ろの方が白い」くらいの状態は正常です。
また、歯ブラシでゴシゴシ取ろうとしてしまうと、舌の表面を傷つけてしまう恐れがあります。歯科医などで処置をしてもらうのもオススメです。
数十秒で済ませるのではなく、時間をかけて丁寧に磨くことが大切。
特に寝る前には必ず歯磨きをする習慣をつけましょう。
正しい方法で正しく予防しよう
正しい口臭対策の方法は他にもたくさんありますが、大半は病院などに行かなくても実践できる方法です。
ただしあまりにも深刻な場合や、他にも不調がある場合は、体全体の問題があることも考えられます。
気になる場合は病院を受診したり、歯科医で相談することをおすすめします。