美侍

これは食べなきゃもったいない!プチ贅沢を楽しむ京都のB級グルメ特集

有名な高級グルメが多いというイメージがある京都。しかし京都には、安くてもおいしい「B級グルメ」もたくさんあります。京都のB級グルメはおいしいだけでなく、ちょっぴりなつかしさを感じるような味や見た目のものも多いです。最高の贅沢というよりは、ちょっとした「プチ贅沢」が楽しめるような、京都の人気B級グルメを紹介しています。

①うなぎきんし丼<京極かねよ>

うな丼に、大きくてふんわりとしただし巻きたまごを乗せた、ボリューミーでお得感のあるどんぶり。
浜名湖産の高級うなぎと、明治時代からつぎ足しながら使っている、どこかなつかしい味のする秘伝タレの組み合わせが最高。
甘すぎないことでたまごのおいしさを崩さないよう、まろやかな味に仕上げています。

うなぎとたまご、ご飯という組み合わせを同時に楽しめる贅沢がいいんですね。
たっぷり使われたたまごでボリュームもたっぷり。
うなぎとタレの香ばしい香りを楽しみながら、おなかいっぱいになれちゃいます。

うな丼の上にふっくらと焼き上げた出し巻き玉子をのせたもので、うなぎと熱々の出し巻きが一緒に味わえるどんぶり。錦糸玉子でもなく、う巻きでもないため”きんし丼”というそうだ。玉子2~3個を使ったたっぷりのきんしは、そのボリュームと優しい食感が堪らない。

出典:http://gurutabi.gnavi.co.jp/i/i_818/

「京極かねよ」の公式サイトです。

②壹銭洋食<壹錢洋食本店>

京都の祗園で今も愛していただいています壹錢洋食。そもそも壹錢洋食とは、大正から昭和の初めころ、駄菓子屋のおばさんたちがおダシ入の水で溶いた小麦粉を鉄板で焼いた上に、刻んだおネギなどを乗せてさらに焼き上げ、ソースをかけて、主には近所の子どもたちのおやつとして一銭で販売されていたものです。

出典:http://www.issen-yosyoku.co.jp/aboutissen/index.html

見た目はお好み焼きのような、壹銭洋食(いっせんようしょく)。
実は現在も愛されているお好み焼きの前身(一銭洋食)であり、当時は多くの子供に親しまれていたといいます。

女性の口元が気にならないように、青海苔ではなく刻み海苔で仕上げられているというのもあり、京都の舞妓さんや芸能人にも好まれています。
作り方はお好み焼きと結構な違いがありますし、ジューシーな国産牛肉を使っているなど、食べなれた味や見た目とのさまざまな違いを楽しむのもいいかもしれません。

京都祗園名物 お好み焼きの元祖「壹錢洋食」の公式サイトです。

③阿闍梨餅<京菓子司 満月>

大正11年に発売された、深い歴史のある半生スイーツ阿闍梨餅(あじゃりもち)。
しっとりとした皮に包まれた自家製餡が作り出す絶妙な味わい。
1個たった108円という安さで、お茶にぴったりな半生菓子が楽しめます。
ほくほくとしたできたてを食べるのがおすすめですが、お土産として持ち帰るのもいいですね。

京銘菓の阿闍梨餅(あじゃりもち)で知られる老舗「満月」の公式サイトです。

④鶏白湯ラーメン<麺屋極鶏>

麺屋 極鶏は、京都のラーメン激戦区一乗寺に店を構えてます。その激戦区一乗寺でも屈指の人気店で、その人気の秘密は京都でも1・2を争う超こってりラーメンにあります。
スープは名前の通り鶏ベースなのですが、大量の鶏肉をスープに混ぜ込むことで、とろりとした超濃厚なスープを作りあげています。そのスープは麺を食べているだけで麺に絡みつきスープも減っていってしまうほどですが、その見た目とは裏腹に意外とすんなりお腹に収まるラーメンです。

出典:http://r.gnavi.co.jp/c4em4jh50000/

そんな「麺屋極鶏 」の人気の秘訣は、なんといっても濃厚な白湯スープです。レンゲを沈めても、すぐにはレンゲが満たされないほどのドロっとした濃厚スープの製造法は、もちろん企業秘密となっています。中でもオススメは、定番の「鶏だく」です。鶏のうまみがこれでもかというくらいに凝縮された逸品を味わうことができます。

出典:http://r.gnavi.co.jp/c4em4jh50000/

B級グルメを楽しむなら、ラーメンも忘れたくないですね。
歴史的にも有名な地であり、京都市北部に位置する一乗寺は、現在はさまざまな人気ラーメン店が集う、「京都のラーメン激戦区」としても有名です。
そんな一条寺にある麺屋極鶏(めんやごっけい)のどろ~りとした「鶏白湯スープ」を使ったラーメン「鶏だく」や「赤だく」は、こってりしているにも関わらずしつこさがない味わいが絶品。
京都の有名な製麺所である「棣鄂謹(ていがく)」の麺との相性にも、注目です。

ちなみに営業時間は22時までとなりますが、スープがなくなり次第その日の営業は終了となってしまうので、注意してくださいね。

行列必至の人気店「麺屋 極鶏」の店舗情報とクチコミのページです。

京都で「ちょっとしたプチ贅沢」のB級グルメを味わおう

いかがでしたか?
京都には、今回紹介したような「ちょっとしたプチ贅沢」が楽しめるB級グルメやスイーツが他にもたくさんあります。
ボリュームがあって、どこかなつかしい感じもたまらない、京都のB級グルメが食べられるお店。
仕事や旅行などで訪れたときは、ぜひ立ち寄ってみてください。