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新社会人におすすめしたい!人気のオープンカー「NAロードスター」とは

若者の車離れといわれている昨今、新社会人にこそおすすめしたい1台があります。それは、マツダ「NAロードスター」です!ロードスターといえば新型が2015年に発売されたばかりですが、今回ご紹介するのは初期型、いわゆるNA型と呼ばれるロードスター。別名、ユーノスロードスターです。マツダを代表するオープンカーの人気の秘密に迫ります。

NAロードスターとは

出典:http://clicccar.com/2013/03/15/215322/

世界一売れているオープンカーとしてギネスブックにも掲載されている
マツダが世界に誇るオープン2シーターです。

出典:http://clicccar.com/2012/04/06/130589/

マツダが1989 年から販売している「ロードスター」。
新社会人の男性といえども誰もが一度は耳にしたことがあるはず。

販売当時、マツダは5チャンネル体制で店舗展開しており、その中の一つユーノス店で販売していた車が「NAロードスター(別名:ユーノスロードスター)」です。

NAロードスターは、現代の実用的で低コストな車とはまったく異なる車です。
しかし、実用車では決して味わえない車重940kgが生み出すライトウェイトスポーツカーとしてのポテンシャルと走行性を「NAロードスター」は秘めています。

開発コンセプトは「人馬一体」

出典:https://www.rspeed.net/RSpeed_Mazda_Miata_MX_5_Parts_Accessories_1990_1997_s/106.htm

「だれもが、しあわせになる。」
1989 年に誕生した初代ロードスターの、カタログ・コピーです。
その「しあわせ」とは、人とクルマが心を合わせることにあると思います。
ドライバーの意思と、それに反応するクルマの間に余計なものが介在しない、ピュアな「感覚」。

出典:http://www.mazda.co.jp/cars/roadster/

マツダ「NAロードスター」は、人とクルマが一体となる「走る楽しさ」を追求していました。

ライトウェイトならではの走る楽しさを実現するときに問題となったのが、安全性の確保です。
実はルーフ部分を外すと、車の剛性が約10分の1まで大幅に低下してしまいます。

当時のマツダ開発チームはボディを単純に補強するのではなく、根本的な構造から見直すべく、零戦と同じく徹底的に無駄をそぎ落としたと言われています。
その結果、極限まで軽量化したにもかかわらず、激しい動きにも耐えられるボディ剛性を実現しました。

剛性の高さで確保した安全性と軽量化が生み出す軽快なハンドリングが、開発コンセプトの人馬一体の軽快な走りを可能としたのです。

NAロードスターの「世代を超えて愛されるデザイン」

出典:http://fzr250r.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302429118-1

デザインモチーフには「日本の伝統」を記号化したものが多く用いられた。フロントマスクは、能面のひとつである「小面」、フード部分で盛り上がり、サイドウィンドウに沿ってなだらかに下がって再び盛り上がるサイドのラインは、同じく能面のひとつである「若女」を横から見た姿にインスパイアされている。そして車体の曲面は光の映り込みまで計算されている。シート表面のパターンは畳表の模様、リアコンビランプは江戸時代の両替商が使った分銅の形をデザインしている。独特の形状のアウタードアハンドルは、あえて従来のものとは一線を画すようにデザインされた。これは、日本の茶室の「くぐり戸」から入る際の緊張感と同列の感覚をロードスターの運転を前に感じて欲しいという、開発者からのメッセージでもある。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC

NAロードスターのデザインコンセプトは「ときめき」。
その高いデザイン性は、日本国内だけでなく海外からも大きく評価されています。

特にヘッドライトは、デザイン性と機能性の両立を評価され、ニューヨーク近代美術館 (MoMA) に展示・永久収蔵されています。

ちなみに、NAロードスターのように点灯時に出てくるライトのことを「リトラクタブル・ヘッドライト」といいます。

約26年前の車とは思えない質の高い内装インテリア

出典:http://www.flexnet.co.jp/stockdetail/cn/eunosroadstar/kn/0386900786/

デザインもさることながら、マツダの強いこだわりが凝縮された車

ロードスターというオープンカーに惹かれてしまう理由は、マツダの「強いこだわり」が感じられるからです。

どの世代のモデルからも、重量とデザイン、そしてエンジンや機能、細部至るまでとことんこだわり抜いたマツダの魂が垣間見れます。
その徹底した全体バランスを追求して生まれたロードスターは、車に興味ない人まで惹きつけるものとして誕生したのです。
ある意味、マツダの誇る芸術品のひとつといって過言ではないでしょう。

NAロードスターの「乗ったらやみつきになる走る楽しさ」

出典:http://autoc-one.jp/mazda/roadster/report-1914109/

「走る楽しさ」を追求したNAロードスターは、運転初心者にも安心して乗れる設計になっています。
スポーツカーと言えば、ハンドルや足回りに神経を使うイメージがあるでしょう。

しかし、誰が乗っても幸せになれる(楽しめる)ことを目的に作られた「NAロードスター」は違います。
ハンドルが妙に軽いこともなく、絶妙な重さなのでコントロールしやすいです。

ハンドルによるコントロールがしっかりできるので、「自分がクルマを操る感覚」(=人馬一体)を持つことができます。
その感覚が、次第に快感という名の「走る楽しさ」へ変わるのは時間の問題です。
いつのまにかルーフを開けながら走る自分がいることでしょう。

「今」だからこそ、NAロードスターに乗って走る!

出典:http://www.auto-motor-und-sport.de/news/auto-der-woche-mazda-augenzwinkernd-zum-erfolgsmodell-7680287.html

NAロードスターは「走る楽しさ」を追求した人気のオープンカーです。
その走りの快感からNAロードスターの虜になってしまったオーナーがたくさんいます。

さらにNAロードスターは、中古市場の平均価格が50万程度なので、新社会人でも手が出しやすい価格です。
新社会人になった今だからこそ、NAロードスターに乗ってみてはいかがでしょうか?