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道東に眠る美味しい名所!釧路のおすすめB級グルメ3選

釧路湿原や阿寒湖など、道東と呼ばれる地方には観光名所がたくさん存在します。 そんな道東のもう1つの魅力が美味しいB級グルメです。今回は、道東を訪れたら一度は立ち寄ることになる釧路市のB級グルメをご紹介します。

釧路といえばボリュームたっぷりな「スパカツ」

釧路のB級グルメの代表といえば、やはりスパカツです。
スパカツとは、その名称からも想像出来るようにトンカツとスパゲティーを1つの鉄板の上に乗せた料理のことを示します。
鉄板に乗っているというのが、美味しさのポイントです。
トンカツやスパゲティーは、どちらもアツアツの方が美味しいですよね。
スパカツは鉄板の上に乗せられているおかげで、ボリュームたっぷりなトンカツとスパゲティーをどちらも最後まで美味しく食べられます。

スパカツ。それは、釧路名物の一つとして定着してきました。スパカツという名称は、この料理の特徴を表した2つのものを合わせた造語です。それは「スパゲティー」+「トンカツ」です。

 スパカツをオーダーすると、ミートソースがかかったスパゲティーが出てきます。しかし、ただのスパゲティーではありません。その上に、トンカツが載っているのです。これが、カツカレーならぬ、スパゲティーカツ、スパカツなのです。

出典:http://pucchi.net/hokkaido/foods/supakatsu.php

スパゲティーのソースとしてポピュラーなミートソースですが、トンカツとの相性も抜群だということをご存知でしたでしょうか?
お肉の旨味を引き出しつつ、さっぱりとした風味を醸し出すミートソースはお肉の味に飽きることなく食事を楽しませてくれます。
ミートソースと組み合わされているからこそ、スパカツは何度でも食べたくなるような味に仕上がっているのです。

本州の人間にスパゲッティの上にカツを乗せた食べ物があるという話をすると決まって変な顔をされるが、これはミートソースとトンカツの相性の良さに気づいた釧路人の勝利だと思う。

出典:http://www.kansou-blog.jp/entry/2014/12/25/180509

泉屋

そんなスパカツを釧路で食べたいと思ったとき、ぜひ訪れていただきたいのが「泉屋」です。
釧路市内でチェーン展開されているこちらは、まさにスパカツの元祖ともいえるお店です。
昔ながらの洋食屋さんが持つアットホームな雰囲気と、ボリュームたっぷりなスパカツが人気を集め、観光客はもちろんのこと地元の方からも長年愛されています。

オーダーから10分ほどで提供されたスパカツは、噂に違わずボリュームがすごい! 熱々の鉄皿の上にスパゲティ、その上にカツ、一番上にたっぷりのミートソースがかけれらている。ソースが跳ねるのを防ぐため、提供時に紙エプロン&紙ナプキンでガードする。カツはボリュームはあるものの小さめにカットされており、意外とすんなり食べられた。

出典:http://tabelog.com/hokkaido/A0112/A011201/1000970/dtlrvwlst/48856212/?lid=unpickup_review

美侍読者の男性の皆さんにとって、料理は味だけでなく量も重要ですよね。
泉屋のスパカツは、腹ペコな皆さんを満足させてくれるほどパスタとトンカツが鉄板でひしめき合っています。
これぞB級グルメの真骨頂!
お腹いっぱい食べたいという人は、ぜひ泉屋のスパカツをご賞味ください。

あるお店で食べたおそばと泉屋のスパゲティ。
麺の量をみると、見た目で明らかな違いが生じる。
そこに「ああ、泉屋で食べるってお得だよなあ」
と、「お得感」を感じさせる。

出典:http://www.megabe-0.com/archives/4140.html

釧路のB級グルメ「スパカツ」を堪能できる「レストラン泉屋 本店」の店舗詳細と口コミのページです。


見た目はびっくり、でも美味しい!「グリーンそば」と「ざるカレー」

日本には全国各地にそばの名所といわれる場所があります。
釧路は、そんな名所の中でも珍しい緑色のそばが食べられている地域です。
そばといえば灰色の麺を思い浮かべますが、釧路ではグリーンそばが市内中で習慣化しています。
釧路で最も古いそば屋の1つである東家というお店がその元祖とされています。

釧路のB級グルメ「グリーンそば」を味わえる代表的なお店のひとつ「竹老園 東家総本店」の店舗詳細と口コミのページです。


「釧路っ子にとって、そばと言えば『緑』が定番」と言ってもよいくらい、北海道釧路市のそば店で出される麺の色は緑が主流だ。子供のころから、家族や友人とお出かけで食べるそばの麺は、見た目さわやかなつやつやした若草色。のどごしの良いすっきりした食感とあいまって、釧路の多くの人は「そばは緑」とすり込まれている。

出典:http://style.nikkei.com/article/DGXDZO71112430T10C14A5EL1P01

この緑色のもとは、クロレラという植物(藻類)です。
植物ながらタンパク質や鉄分、ビタミンなどが豊富で健康食品としても知られるものです。
もちろん、そばの風味に悪影響を与えることはありません。

では、なぜ「緑」なのか・・・もともとそばの麺にいろんな材料を練りこむ文化があり、色の種類もっとあったんだそうです。しかし、着色料の制限などが厳しくなり、いまの「クロレラ」の緑だけが残ったそうです。

クロレラの緑といっても、その味がするわけではありません。味はいたって普通のおそば。

食べると美味しいんです。でも、緑の麺が当たり前という感覚には、今もなれていないかも・・・。

出典:http://gabinshiranuka.blog.fc2.com/blog-entry-215.html

こうした緑色のそばを食べてみたいという人は、お店の外観に「藪そば」と表示されているところをご利用ください。
釧路のローカルルールといっても良いこの表記は、市民の中では常識になっています。

のれん、または看板に「藪そば」と表示があるおそば屋さんは緑色の麺。逆に何も書いていない、または更科そばと書いてあるおそば屋さんは緑色ではない麺。
※注意※あくまでも釧路での基準であって、他の地域では違います。

出典:http://love.mania.daa.jp/?eid=669077

グリーンそばをカレーでいただく「ざるカレー」

緑色のそばを食べ続けている釧路は、そばの新しい食べ方も続々と登場しています。
その中でもおすすめしたいのが、ざるカレーです。
「春採東家」というおそば屋さんで提供されるこのメニューは、ざるそばの汁をカレー風味に仕上げています。
もともと「鳥ざるそば」というメニューが人気のお店ですが、こちらのざるカレーも絶品です。
釧路で変わったものを食べてみたいという人は、ぜひ緑色のざるカレーに挑戦してみましょう。

数年前までは緑色のそばに抵抗がありましたが、今はとても好きです。

相変わらず美味いですね!
そばも美味いですけど、このカレーつゆが美味いんですよ!

あっという間に麺を完食、そして最後は蕎麦湯でカレーつゆを割って飲み干しました。

大変美味しゅうございました。

出典:http://blog.goo.ne.jp/ncc-1701xx/e/d4d47af89fc362bed6176886e0811041

釧路のB級グルメ「ざるカレー」で知られる「東家 春採分店」の店舗詳細と口コミのページです。


お酒との相性抜群、ああ飲みたい ああ食べたい!「釧路ザンギ」

北海道の名物として、ザンギという料理が知れ渡るようになりました。
しかし、釧路市には「釧路ザンギ」というまた特別なB級グルメがあります。

もともと「ザンギ」自体が釧路発祥とも言われています(諸説あるようです)が
こちらは、釧路周辺でとれる食材を空揚げにした食べ物で、一般的なザンギとはまた別物となっています。
味付けは濃い目の醤油ベースで、お酒によく合います。
衣だけではなく、タレをつけて食べるのも釧路ザンギならではといえます。
今まで北海道の慚愧を食べたことがあるという人も、釧路ザンギを一口食べればその美味しさに驚くことでしょう。

今や「ザンギ」は道内各地で見られるようになりましたが、『くしろザンギ』は釧路だけのもの。独自のタレをかけて提供される「ザンタレ」や、地元産の食材を使った「鮭ザンギ」「くじらザンギ」「鹿ザンギ」「たこザンギ」のように鶏ではないもの、さらに蕎麦粉を使った「そばザンギ」等々、そのレパートリーはまさに無限大です。

出典:http://www.asahibeer.co.jp/area/01/kushiro_zangi/

そう、揚げ物にはビール。ザンギを食べて、ビールを飲む。ビールを飲んで、ザンギを食べる。なんと素晴らしいコンビネーション。なんという幸せのローテーション。たまにタレをつけて食べる。しっとりさっぱりコクが出て、それもまた捨てがたい。気がつけば、てんこ盛りのザンギは胃の中へ移動していた。あまりの美味しさに食べてしまった。

出典:http://japan-web-magazine.com/japanese/food/zangi/index.html

鳥松

釧路ザンギの名店として知られているのが「鳥松」です。
釧路ザンギは釧路市のいろいろな場所で食べられますが、こちらはオーソドックスな鳥の空揚げが人気メニューです。
こちらのお店のザンギは、骨付きであるという点が大きな特徴になっています。
骨から染み出る旨味と衣の味付けが絶妙にマッチしており、お酒がつい進んでしまうことでしょう。

北海道名物ともいえる鶏のから揚げ「ザンギ」の元祖がここ。「鳥松」で「ザンギ」と言えば骨付きのことで、骨がないのは「骨なしザンギ」650円。骨付きも骨なしもボリュームがあるが、衣はサクッと軽く、肉はジューシーでやわらか。低価格でお腹いっぱい食べられる。「ザンギ」550円は下味が薄め。ちょっとスパイシーな特製ダレを付けて。お持ち帰りができるのでお土産にも。おにぎりは各種130円。

出典:http://www.recruit-hokkaido-jalan.jp/guide/g01529

釧路ザンギには欠かせないタレも絶品です。
さらっとした舌触りのおかげでザンギの食感を損なうことが無く、衣と絡み合うことで鶏肉の風味をさらに引き立てています。
ただ単にお肉を揚げているのではなく、1つずつこだわって作られていることが実感出来る味なのです。
道東のグルメを楽しみたいという方にとって、釧路ザンギは外せないメニューといっても過言ではありません。

タレといっても焼鳥のタレのようにトロッとしたものではありません。どちらかというとウスターソースのようにサラッとしています。それでいて単なるウスターソースともまた違う、いくつもの旨味が絶妙に混ざり合った独特な風味。サクッとした食感を損なわないサラサラ感と、アツアツで柔らかい鶏肉のジューシーさをより引き立てるような味わいがツボにはまります。

出典:http://www.hokkaidolikers.com/articles/2786

釧路のB級グルメ「釧路ザンギ」の元祖ともいわれる「鳥松」の店舗詳細ページです。


素材の味が引き出された釧路のB級グルメ

トンカツやスパゲティー、そば、空揚げなど、釧路のB級グルメはシンプルながらも素材の味を引き出す料理が揃っています。
北海道の豊かな自然を感じながら、美味しいB級グルメをぜひとも楽しんでください。