美侍

社会人の必須スキル!コミュニケーションで一歩リードするためには

社会人にとって必須スキルとなるコミュニケーション能力。しかし、上司から「コミュニケーション能力が足りない」と言われても、漠然としていて具体的にどうすればいいのかわからない能力でもあります。そこで、社会人に必要なコミュニケーションとは何か確認してみましょう。自分では気づいていない、意外な落とし穴に入っているかもしれませんよ!

そもそも、社会人に必要なコミュニケーション能力って?

学生同士のコミュニケーションは対等な関係であることが多い。だが、会社においては「上下関係」に基づくコミュニケーションが基本である。

出典:http://blog.tinect.jp/?p=13093

社会人には「上下関係」に基づくコミュニケーションが必要!

コミュニケーションにおいてよく言われるのが、学生と社会人のちがいです。
学生のときは、そこまで上下関係に支配されることなく会話は成立します。
しかし、社会人になると上司と部下という関係性が発生します。
その関係性に慣れることができなくて、コミュニケーションを難しく感じる人がいます。

「相手が誰であろうと、受け手に合わせるコミュニケーション」、すなわち受け手が支配するコミュニケーションの技術が必要とされる。

出典:http://blog.tinect.jp/?p=13093

また、社会人になると会社を代表してクレームやお客様の要求を受け入れることが求められます。
学生時ならば、自分とは合わない人間を排除できました。
しかし、社会においてそれはできません。
得てして、相手側が主導権を持つコミュニケーションが多くなることを理解しておきましょう。

しかし社会人のコミュニケーションはそれだけでは足りない。それは「相手に何らかの行動を起こしてもらうこと」を暗黙的に含む。

出典:http://blog.tinect.jp/?p=13093

ですが、相手の言い分にすべてイエスと答えているだけでは、コミュニケーションではありません。
自分から相手に対して「こうしてほしい」という要求を伝えて、そのように行動してもらうコミュニケーションも必要です。
簡単にコミュニケーションと言っても、社会に出るとこれだけ意識して使い分ける必要があることを理解しましょう。

コミュニケーションとは「聞く」と「話す」のバランス!

言ったこと、言われたことを理解し、実行することが主題なのだが、こと新人に求められることは「話す」よりも「聞く」ことに主眼がおかれている。

出典:http://offerbox.jp/jobhunting/2642/

コミュニケーションの基本は、対話!そして、相手の話を聞くことが大事。

コミュニケーションの基本は、対話をして行動することにあります。
しかし、そこで最も大事なのは相手の話を「聞く」ことです。
社会人の、とくに新人におけるコミュニケーションとは相手(ほとんどの場合目上の人間)からの要求内容を理解して、それを行動に移すことが求められるからです。
相手との話の本質を理解しなければ、その要求に応える行動はできませんし、それを繰り返していると、「コミュニケーション能力がない」などと言われてしまうのです。

「新人は発進力が弱い」とあるように、自分の意見を言うべきときに言わなければ、これもまたコミュニケーションが出来ていない、ということになるようだ。

出典:http://offerbox.jp/jobhunting/2642/

いつまでも聞くだけのスタンスを取るのも問題です。
聞いた内容を具現化することも、社会人には求められる能力となります。
たとえば、あるプロジェクトの話をしっかり把握しても、上司にプレゼンしたときに伝わらなければ意味がありません。
最終的には、「相手に情報を伝えた上で」「相手にしてほしい行動をとってもらう」要求ができることが、コミュニケーションの目的ですので。

社会人とは「ヨコ」だけでなく「タテ」とのつながりが重要です!

社会の一員になると、学生時代とは違い、上司・先輩・お客さま・取引先など自分の「苦手だなあ」と思う相手でも、自分からコミュニケーションを取らなければならない。

出典:http://hrd.php.co.jp/shainkyouiku/cat21/5.php

ここまで高いコミュニケーション能力が求められるのは、社会の中でさまざまな人と仕事をするからです。
社会では友人や親族だけでなく、まったく自分のことを知らない人たちとも話す必要があります。
そのため、「これはわかってもらえる」という内輪の会話は通じません。
しっかりと他人のことを理解し上で、尚且つ自分のことをわかってもらうようにアクションを掛ける必要があります。

上司・部下というタテの関係とチームというヨコの関係がうまく機能し合って仕事が進むのである。

出典:http://hrd.php.co.jp/shainkyouiku/cat21/5.php

そもそも、会社という場所は上司・部下だけでなく「チーム」という両方の側面を持っています。
そのため、多岐にわたるコミュニケーション能力が必然的に求められるのです。
相手と意思疎通がうまくできていないと感じたときは、自分が「聞くほうがじょうず」なのか「話す方がじょうず」なのか確認したうえで、両者のバランスがうまくとれるように補正をしていきましょう。
それができるようになってくると、上司や社外の人たちからも評価が上がってくるはずです。

バランスよい姿勢で「コミュニケーションできない」なんて言わせない!

社会人におけるコミュニケーションの基本は、「聞く」と「話す」のバランスです。
もちろん、人によって得意分野は違います。
しかし、苦手な分野に対して必要以上にネガティブとなるのは止めましょう。
意識して苦手分野を直すことは大切です。
ですが、それと同時に長所も伸ばすことを忘れないように。
欠点を意識して長所を伸ばしていけば、自分なりのコミュニケーション術が生まれますよ!