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おしゃれなメンズのお部屋に必須!間接照明の始め方

彼女や友人をお部屋に招いたとき、「おしゃれだなあ」と思わせるちょっとしたコツがあります。それは、光の使い方。インテリア用品などに頼らなくても、間接照明を上手に使うことで皆さんのお部屋の雰囲気がガラッと変わってしまうのです。その「コツ」をつかんで、この週末から、お部屋を一新してみませんか。

間接照明でリラックス出来るムードを演出

お部屋のイメージを決定する要素として、照明の役割は非常に大きなものです。
コンサート会場を思い浮かべたいただければわかっていただけると思いますが、例え同じ空間だったとしても照明の使い方によって、雰囲気はガラリと変化させることができます。
お部屋をおしゃれに見せたいときには、光の力を借りない手はありません。
今回ご紹介する間接照明とは、文字通り、光を間接的に反射させることでより幻想的な雰囲気を演出する手法です。

直接照明は光が直接あたりを照らすものであるということは先ほどお話しました。間接照明はその反対に光が「何か」(壁や天井など)にあたり、その反射光を利用して周囲を照らすものと言うことになります。つまり間接照明とは反射照明なのだと言えますね。反射することによって光は柔らかくなり、ムード照明など雰囲気作りに役立つ光になります。

出典:http://www.yasuragisyoumei.com/arekore/kansetu/

間接照明で照らされたお部屋は、リラックス効果を生むといわれています。
太陽の光を浴びると交感神経が刺激され活力が湧いてくるのですが、反対に光の量を抑えてあげると気持ちは落ち着き、自然とリラックス出来るのです。
つまり間接照明は、ゆったりとした時間を過ごしたいプライベートルームに打ってつけのインテリアコーディネートといえます。

まずメリットですが、最大のメリットはなんといっても部屋全体を落ち着いた雰囲気にできるということでしょう。
主照明と違い部屋全体が少し暗めになりますし、柔らかい光で照らすことになりますのでなんとも言えない独特の雰囲気を作り出すことができます。
また、リラックス効果もありますので仕事で疲れた体と心を癒やすのにも役立ちます。
心身ともに癒される空間を作ることができる、これが間接照明の特徴と言えるでしょう。

出典:http://enjoy-home.net/merit.html

間接照明で照らされたお部屋は、直接的な明かりで照らされたお部屋よりもおしゃれに感じられます。
彼女をお部屋に招いたとき、間接照明を上手に使えていればよりロマンティックなデートになることでしょう。

ズバリ、お勧めは間接照明です。間接照明は、安価な物から手に入りますし、少し高さのあるような物を部屋の一角に置いておくだけで、なんとなくおしゃれ感が演出されます。さらに、映画を観たりするときなどは、この間接照明に切り替えてムードを作るなど、素敵な空間作りに一役買ってくれます。

出典:http://gorilla.clinic/cms/moteteku/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%81%AB%E3%83%A2%E3%83%86%E3%82%8B%EF%BC%81%E7%94%B7%E3%81%AE%E7%8B%AC%E3%82%8A%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%80%8C%E3%83%A2%E3%83%86%E9%83%A8%E5%B1%8B%E3%80%8D%E3%81%AE%E3%83%9D/

訪れた人全員をリラックスさせるようなお部屋作りには、間接照明が欠かせません。
これから始めてみようと考えている方は、以下でご紹介する3つのポイントを覚えておきましょう。

間接照明の基本1 家具・家電の後ろに照明を置く

間接照明の原則は、家具や家電に光を反射させることです。
反射させる光を当てるものが大きいほど、間接照明に必要な柔らかな光を手にすることが出来ます。

また、間接照明は複数用意しておくようにしましょう。
1つしか間接照明が無いと、お部屋が暗すぎるだけでなく、おしゃれな雰囲気も演出しにくいからです。
反射した光と影が重なることによって、お部屋の雰囲気が少しずつ変わっていきます。

間接照明は1つではダメです。最低でも2つ以上置きましょう。
それが出来ないのであれば(1つしか置かないのであれば)、むしろ何も置かないほうがいいです。
寝室などであれば話は別ですが、リビングであれば最低2つ以上。これは鉄則です。
間接照明の良さとはなんですか?
何となくカッコイイ?オレンジ色の光がいい?
違います。影が多重になるからいいのです。

出典:http://ferret-news.com/archives/1260

光を反射させるものとしてよく使われるのがソファーやテレビといった大きめの家具です。
大きな家具や家電は壁際に設置することが多いですよね。
こうした家具の後ろに照明を設置することで、家具そのものを照らしたときにできる影と、反射された光がお部屋を幻想的に彩ります。
テレビはそれ自体光を放つものですから、後ろからの間接照明とテレビの光が重なり合い美しいインテリアになるのです。

壁付近に置くことが多いテレビを間接照明に活用するDIYテクニックを示したページです。

まばゆい灯りの元テレビを観るのはなんだか落ち着きませんが、かと言って真っ暗な中テレビだけがついているというのも、あまり目に優しくないみたいです。このようにテレビの裏がぼーっと光っていると雰囲気も良いですし、テレビの光に対して目が慣れて疲れにくくなります。

出典:http://asianroom.seesaa.net/article/212782723.html

テレビの裏に設置して終了。倒れないように、もうちょっと板の幅を広めにしても良いと思います。ぼくはジブリのアニメが好きでよく見ているのですが、この間接照明でさらに気分良くリラックスできそうです。今日は『天空の城ラピュタ』を見ようかな。

出典:http://asianroom.seesaa.net/article/212782723.html

ベッドやソファーも間接照明の素材として優秀です。
壁に近く表面積が大きいため、照明の光を適度に遮りながら壁に反射した光を確認出来ます。
ベッドの枕もとで柔らかな光が揺らいでいる様子は、映画のワンシーンのようです。
非現実的な世界に浸ることで、心と身体をリラックスさせましょう。

間接照明をベッドの裏に配置する場合には、ベッドと壁の間の床から天井にかけてを照らすように配置するのが一番効果的です。
そして、枕元の壁を照らすのが最も綺麗で、素敵な雰囲気が作れるでしょう。

ベッドと壁の隙間からぼんやりと光が漏れ出ている様子は、想像しただけでも素敵ですよね。
照明の強さは人それぞれの好みですが、枕元の照明でしたら柔らかく、天井まで届くか届かないか位の光が一番良い雰囲気になります。

出典:http://www.sayahiyo.com/okibasyo/beddoura.html

大きめの家具や家電をおすすめする理由として、配線を隠しやすいということも挙げられます。
大規模な工事によってわざわざ配線を隠さなくても、壁と接する範囲の広いこれらの家具や家電は配線を目立たせることなく照明を設置可能なのです。
おしゃれな雰囲気を演出するための間接照明で、配線が丸見えだと興ざめしてしまうことがあります。
間接照明初心者の方は、大きな家具や家電を利用することから始めてみると簡単にお部屋の雰囲気を変えられるのでおすすめです。

間接照明の設置はいたって簡単。
ソファーの後ろに、ポンと機材を置くだけです。

コツは、コンセントや機材を見せないで明かりをだけを見せることです。

出典:http://interiorformen.top/living/201/

間接照明の基本2 スポットライトでアクセントをつける

大きめの家具を後ろから照らすだけでも雰囲気はガラッと変わりますが、さらにおしゃれなお部屋を目指したいという方は、スポットライトでお部屋にアクセントを加えると良いでしょう。
例えば、スポットライトで観葉植物を照らしてあげるとその影が壁に映し出されます。
お部屋の雰囲気にも変化を与えますし、明るく照らされた方に視線を誘導する効果も。
自分のお部屋で自信がある部分を照らすようにすれば、よりおしゃれで落ち着くお部屋だと認識してもらえるのです。

観葉植物の鉢にクリップライトを仕込み、下から照らすテクニックです。葉の表情が壁面や天井に広がるので、ドラマチックな雰囲気を生みたいときにおすすめの間接照明です。

出典:http://interior-style.tokyo/post-860/

スポットライトには様々な種類がありますから、照らしたい場所によって使い分けると良いでしょう。
小さなライトを上からぶら下げて、部屋の角や天井付近を照らすという方法もありますし、上の画像にあるような小さなスタンドタイプのライトは、小物を飾ったテーブルや棚を照らすのにピッタリです。

天井に取り付けて壁面にかけてある絵や写真などを照らすと、すごくオシャレな雰囲気になります。さらに壁面などが立体的なレンガ調やアクセント壁、模様のある壁だとさらに雰囲気が出てカッコイイですね。
テーブルなどに置くタイプもあるので、テレビボードの上に設置してテレビの後ろ側を照らしたり、インテリアの脇を照らしたりするのがおすすめです。

出典:http://www.lirumika-light.jp/spot_light.html

下の画像のようなスタンド式のスポットライトは、背が高いものを全体的に照らしたいとき役立ちます。
デザインもおしゃれなので、間接照明としてだけでなくインテリア用品としても活用出来るのが嬉しい点です。

クリップタイプのライトも、間接照明をする人たちから人気を集めています。
クリップが付いているおかげで、場所を選ばずに照らせるのが魅力です。
大きな家具や家電を照らしつつ、こうしたスポットライトでアクセントをつけてあげるだけで充分におしゃれなお部屋を演出することが可能なのです。

クリップライトというのは、まさにライトの根元がクリップ状になっていて家具などに挟み込んで使うライトのことです。

 はさみ込む場所さえあれば、どこにでも付けらるので家を改造しなくても良いしお手軽です。

出典:http://a-tak.com/blog/2015/10/01/philips-hue-with-clip-light/

間接照明の基本3 光の特徴を使い分ける

最後に、間接照明に使われる光の種類や性質について見ていきましょう。
電球や蛍光灯に使われている光は、オレンジや白に近いものが多いですよね。
オレンジに近いもの、いわゆる電球色と呼ばれる色はリラックス効果を期待出来ます。
間接照明のメインとして使う電球は、こうした色を選択すると良いでしょう。
反対に、白に近いものほど太陽の光と同じような効果を持っているためスポットライトなどでアクセントをつけるときに使う程度でとどめておくことをおすすめします。

メーカーによって少々呼び方が異なったり、細かく分かれていないケースもある
様子。基本的には下記のような電球の色が存在しています。

昼光色・昼白色・白色・温白色・電球色
←白っぽい        赤っぽい→

一般的に白色に近い方が頭が覚醒するとされています。朝日を浴びると「新しい一日がはじまった~!」と頭がスッキリしますよね。白っぽい光はそういった朝日を連想させる効果が期待できるでしょう。

逆にオレンジ系の照明はリラックスさせてくれる様子。古代、もちろん電球など
ありませんから、暗くなったときにはたき火で灯りをともして生活していました。

出典:http://www.e-goods.co.jp/blog/2015/03/27/roomlight/

間接照明で照らす位置によっても、私たちが抱く印象は大きく変わってきます。
スポットライトを設置する場合には、目線よりも高い位置に付け過ぎないように注意が必要です。
目線よりも高い場所にある光に対して、私たちは緊張を覚えてしまいます。
大きな家具や家電の後ろに設置する場合はこのようなケースが少ないと思いますが、スポットライトには注意が必要です。
スポットライトで目線より上を照らす場合には、足元や腰の高さにも間接照明を置いてバランスをとるようにしましょう。

目線よりも上から照らされる光には興奮。どんどん光が下がっていくにしたがって落ち着いてきます。これは日中に私達が体験している太陽の光と同じ心理現象なのです。
試しに懐中電灯で頭の上から→顔の正面→顔の下にと、目に直接光がさしこまない程度に試してみてください。光が上から下に降りてくると、だんだん落ち着いてくるのがわかると思います。

出典:http://www.lirumika-light.jp/light_array.html

光の色だけでなく、電球や蛍光灯など光を発する物体にもそれぞれ特徴があります。
以下のリンクを見ていただくとわかるように、電球の光は暖かさを感じられ、蛍光灯はアクセント用のスポットライトに最適。
LEDは寿命の長く、色のバリエーションが豊富です。
光源の色だけではなく、その特徴を抑えたうえで間接照明に挑戦するとより楽しくなりますよ。

電球の種類によって見え方が違うことを解説した、「家庭のエネルギー相談窓口」というサイトの情報ページです。

好みもありますので、一概には言えませんが、一般的にはそれぞれ次のような場所に適しているとされています。
●白熱電球…点灯・消灯を頻繁に繰り返す場所。お手洗いや玄関など。
●電球型蛍光灯…長時間点灯させる場所。色味を選びたい場所。
●LED電球…長時間点灯させる場所。

出典:http://nichijuko.co/beginner_column41/

間接照明でスタイリッシュなお部屋に

間接照明は、光の度合いを変えるだけでお部屋をよりおしゃれに見せられる優れものです。
照明の置き方等にこだわって、自分だけのスタイリッシュなお部屋を手にいれましょう。