美侍

結婚したらもう遅い!?30代から始める貯金のポイント3つ

30代になると子育て資金やマイホーム資金に悩む既婚者の方はもちろん、独身の方も老後の資金に悩みだすもの。中には「結婚したらもう貯金は絶望的!」なんて意見を聞いて、ハラハラしている方も多いのではないでしょうか?今回は、30代からでもお金を貯めたい!と意気込むあなたのために、今から始める貯金の可能性とそのコツについて詳しくまとめてみました!今後の人生のため、貯金について本格的に考えてみませんか?

そんなに貯めてるの!?30代の平均貯金額って?

そもそも、一般的な30代の皆さんは、一体どのくらいのお金を貯めているのか?というと、その平均は300万円~400万円程度のよう。
何だ、20代と意外と変わらないじゃん!と思ってしまいがちですが、10年後、40代の平均700万円と比べてみると、その差は実に300万円以上となります。

中央値(例えば5人の貯蓄額を並べた時、3番目に高い人の数値)は30代が200万円、40代が225万円ですから、中央値が変わらないのに平均にここまで差が出るのはつまり「ある人とない人の格差が広がっている」ということ。
30代は結婚や育児、マイホーム購入など人生の一大事が重なりがちですが、結婚したらどうせ貯まらないし……と諦めてしまわず、30代からもしっかりと貯金を続けることが大切なのですね。

30代の平均貯蓄額は379万円!中央値は200万円

30代の平均貯蓄額は379万円でした。中央値になるともっと減少し、200万円です。

出典:http://manetatsu.com/2015/10/51983/

しかし……40代になると平均は700万円に!

40代を見ていきましょう。データによると、平均貯蓄額は700万円。中央値は225万円です。

40代になると、平均値と中央値のかい離がみられます。30代と中央値にはほとんど差異はないのに、平均値が大きく上がっているということは「持つものと持たざる者」の差が広がっているということですね。

出典:http://manetatsu.com/2015/10/51983/

30代は出費が多く、貯金しづらい時期でもある!

一般に30代は、結婚費資金やクルマ、住宅購入のための自己資金、子どもが生まれれば教育費などが発生します。また、この年代にキャリアアップのため自己投資をするという人も少なくないはず。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/399500/

理想は30代前半で300万円、未婚なら600万円!

社会人になって年間30万円ずつ貯蓄すれば、10年で300万円。30代前半には十分貯められる金額です。一方、30代も終盤であれば、さらに結婚や住宅購入などの大きなイベントがまだの場合は、600万円は欲しいところでしょう

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/399500/

このように、30代以降も貯金できた人と、思うように貯金を増やせなかった人とではかなりの開きが見られます。
では、どのようなことに気を付ければ30代からの貯金が効率よくできるのでしょうか?今回は一人暮らしを前提として、ポイントを3つ挙げてみました!

ポイント① 家賃や携帯電話料金など、固定費を減らす

最初にご紹介するのは「固定費を減らす」というもの。
大抵貯金を始めよう、となると「元々の生活費は削れないし、服代や飲み代を見直そう」となりがちですが、実は毎月固定で出て行くお金にこそ改善の余地があります。
まず、住んでいる部屋は自分にとって適当でしょうか?家賃の目安は手取りの3分の1などとよく言われますが、実はこの基準、結構贅沢な金額なのです。

もしかしたらもう少しコンパクトな部屋でもいいかも?もう少し駅から遠くてもいいかも?と思ったら、家賃が安い物件への引っ越しを検討してみるのも一つの手段。
家賃が1万円削減されるだけで毎月の貯金額が1万円増えますから、引っ越し額と照らし合わせて考えてみてください。
また、携帯電話料金プランの変更や軽自動車への買い換えなども挙げられます。
中には今すぐにはできないものもあるでしょうが、長い目でコツコツと見直していきましょう。

固定費とは、“毎月決まった額の支払いが必要となる費用”のことです。

具体的には「住宅費(家賃や住宅ローンなど)」「保険料」「通信費(携帯料金やインターネット)」「自動車関連費用」などがそれに該当します。

これらの固定費を見直し・削減することで、無理のない節約・貯金が可能になるのです。

出典:http://kakeibot.doorblog.jp/archives/33713729.html

固定費節約は、長い我慢や努力の必要がない!

これらの固定費は、一度変更してしまえば再度変更しない限り、放っておいても長期間その効果が続きます。

つまり、一度のアクションでずっと節約できるわけですから、我慢や努力を続ける必要はありません。

出典:http://kakeibot.doorblog.jp/archives/33713729.html

賃貸に住んでいるなら、安い物件への引っ越しを検討してみよう

賃貸物件にお住まいの方は、ぜひ思い切って家賃が安い物件への引越しを検討してみてください。

特に今のお住まいに有意義に使ってない部屋がある方、駅徒歩がかかる方は見直してみるべきです。

職場から遠い駅になっても、駅から自宅までの距離が短くなれば、トータルでの所要時間が短くことも少なくありません。

出典:http://kakeibot.doorblog.jp/archives/33713729.html

家賃の他は、保険料と携帯電話料金が代表的!

まずもって、「家計に困ってますーー><」というご家庭のほとんどが、

保険料
家賃
携帯代

の「3大固定費で家計を圧迫している」ことが多いです!

出典:http://nanaeco.com/fixedcost/39/

特に「車」にはこんなに維持費がかかってる!

1、購入時150万円。

18年乗ると考えて(驚!!!)
1年あたり約84000円。月に7000円。


2、車検、車税金
一年間で税金7200円+車検30000円ほど
(車検は2年に一度大体6万なので、1年で3万円)

月に直して3100円。


3、維持費
ガソリン代、オイル交換で、1年大体35000円
(今はなな用になっているため、5000円のガソリン代を年5回、
オイル交換2回、1回5000円で計算)

月に直して約2900円。

出典:http://nanaeco.com/fixedcost/car-cost/302/

ポイント② 通帳をマメにチェックし、家計簿をつける

次に「通帳をこまめに確認し、家計簿をつける」。
貯金が苦手な人の多くに共通する特徴が「お金の用途をいちいち確認しない」というもの。
このくらいの金額なら迷わず使ってしまってもいいか、と思いズルズル散財した結果、いつの間にかそれが膨らんで「えっ、こんなに使ったっけ?」と首を傾げてしまう状況になってしまいます。

買い物はその都度事前に必要なものを書き留め、それだけを購入しましょう。
最近はスマホで簡単にデータ化できる家計簿アプリが多数配信されているため、そういったものを利用して家計簿を付けるのも良いですね。
また、お金を下ろしたり振り込みをしたりするたびに用途をメモしておき、定期的に記帳する癖を付けると、後々「あれ?この○万円って何だっけ……」と悩むこともなくなりますよ。

収支を把握するため「家計簿」をつける!

家計簿をつける

貯金をするには、自分の台所事情を知らなくてはいけませんね。
毎月いくら入って来て、いくら出て行くのか?という収入と支出です。
毎月の必要な支出を計算し、貯金にまわす額を決めるっていう
人が多いですが、これでは貯まりません。

出典:http://setsutame.jp/chokin/4450/

自分の日々の生活に本当に必要な資金はいくらなのか、もし自分が急死してしまったとしたらお金はどれだけ必要なのか、それを知るための材料としてまず必要なのは、

・自分に毎月いくらの収入があるのか
・自分に毎月いくらの支出があるのか

この2点を余すことなく把握すること。

出典:http://how-match.jp/average-savings-of-30s

クレジットカードを持っている人は、その明細もしっかりチェック!

家計簿を付けていない人も、銀行通帳やクレジットカード明細を家計簿代わりにして大まかな収支を把握するなどからでもOK。特にオススメはクレジットカードの明細を見る。オンラインだと見ない人も多いのでしっかりチェック!

出典:http://www.tfm.co.jp/apollon/index.php?itemid=75718

クレジットカードはつい買いすぎてしまうことが多いので、本来は「持ち歩かない」のが一番良いそう。

ポイント③ ライフプランを見直し、副業や定期預金なども考えてみる

最後にご紹介するのは「ライフプランを見直す」というもの。
例えば今後結婚したい、子どもが欲しいという希望があったり、いずれは留学したい、起業したいという望みがあったりするのなら、それに応じて貯金額の目標は高くなりますよね。
もちろん無理のない程度にですが、目指すものによっては効率の良い副業を考えたり、更なるランクアップを目指して転職を考慮したりする必要があります。

また、心を鬼にして○年間は絶対にお金を引き出さない!という強い意志があるのであれば、銀行の定期預金もおすすめです。
これは利率が高いかわりに一定期間下ろすことができないという口座なので、いつの間にか予想以上に貯金が増えていた、なんてサプライズも期待できるかもしれませんね。

今後いつ、どのようにお金がかかるかを具体的に考えてみる!

この先の人生、いつどのようにお金がかかるのかを具体的に考えてみましょう。例えば子供が大学に進学するとなると学費、親元を離れて暮らす場合には生活費や家賃といった毎月の仕送りも必要となります。将来のために学資保険を始める、専業主婦やパートなら正社員を目指すなどお金に困らないようにライフプランを練り、行動する必要が出てきます。

出典:http://moomii.jp/couple-family/30-savings-average.html

禁止されていなければ「副業」を探すのも手!

副業は会社によっては禁止されています。もしも禁止されていなければ副業に挑戦するのも良いでしょう。特に時間を有効に使える主婦の方にもおすすめです。

出典:http://www.rirekisyodo.com/study/30s-savings.html

副業と言うと怪しいイメージですが、今ではインターネットを使ったクラウドソーシングというのがあるのでお手軽な存在となりました。クラウドソーシングとはネット上で仕事の依頼を受けます。その報酬としてお金をもらうという、在宅勤務に近いものです。時間がある方、貯金を増やしたい方は挑戦するのも良いでしょう。

出典:http://www.rirekisyodo.com/study/30s-savings.html

転職したり正社員になれるよう努力したりして、収入アップを図るのも一案!

無理と思った人は、いっそのこと転職して、収入自体を増やすことを考えてもいいですよね。資格取得等によってキャリアアップして正社員になる道を本気で探す努力をしてみるのも一案です。

出典:http://noa-wa.net/career/consultation/money-30.html

自動積立定額貯金サービスや定期預金など、銀行を上手く活用しよう

銀行の自動積立定額貯金サービスってありますよね?
毎月決まった日に、決めた額が専用預金口座に自動的に貯まっていく預金口座です。
お給料口座の銀行に手続きをすれば、誰でも口座が作れます。

出典:http://toushihajime.com/tyokin-fuyasu/

貯蓄が増えてくればより金利条件の良い「定期預金の口座」を追加したり、よりアグレッシブな金融投資を行なうための「投資用口座」を増やしていくイメージです。

さらに、“使う予定はあるけどまだまだお金を貯めなくちゃいけない…”なんてものがあれば、別途それ専用に「積み立て用の口座」を作ってしまうのもオススメです。

出典:http://kakeibot.doorblog.jp/tag/%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E9%A0%90%E9%87%91

30代からでも貯金できる可能性は充分にある!

30代は様々な人生のイベントが重なることから、貯金は難しいと思われがちですが、今から始めても全く遅くはありません。
残りの人生はまだまだ長いですし、キャリアアップや転職など、収入を根本から考え直すには最後のチャンスだと言えますから、しっかりと考えて必要なら決断しましょう。

もちろん老後より前にお金を使う機会もたくさんあるでしょうから、使い道をある程度想定しておき、その上でいくら残るか、更にいくら貯めなければならないかなどを計算しておくと良いですね。

30代になってから深刻に考え始める人は、意外と多い!

物事をはじめるのに遅すぎることはないって言います。
私も投資を始めたのは、30歳の終わりでした。始めるなら少しでも早い方がいい。

出典:http://toushihajime.com/30dai-chokin/

私が貯蓄をきちんと考え始めたのは、30代になってからです。積み立てはしていたものの、給与振込の口座しか使っていませんでした。ネット銀行もなかったので、あまり選択肢がなかったということもあります。預け替えや預け分けといった発想は持っていませんでした。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/450804/

資産運用も、若いうちから慣れておくのが吉!

老後は60歳、65歳から20年以上もの期間があります。リタイアしてすぐに貯蓄を使い切ってしまうわけではなく、運用しながら少しずつ使っていくものです。リタイアして退職金などで初めて運用に直面すると、間違った商品選びをしてしまいがちです。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/450804/

お金を使い方を見直し!悲観せず、自分に合った貯金法を見つけよう

いかがでしょうか?30代は貯めるより使わなければいけない、というイメージがありますが、しっかりとした意識さえあれば貯金できる可能性も大いにあるのですね。
「この歳までちゃんと貯金できていないなんて……」と悲観される方もいるかもしれませんが、決してあなただけの悩みではありませんから、前向きに自分の収支を振り返ってみましょう。

人によって適した貯金方法は様々ですから、自分のお金の使い方を見直し、それに応じて強制的に定期預金に入れたり給料から天引きしたりしてみるか、毎月の固定費や生活費を削ってみるかなどを考え、無理なくできるものを見つけてくださいね。


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