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100万円以下じゃヤバい!?20代の平均貯金額と効果的な貯金法

社会人になって数年目になると、自然に気になりだすのが「貯金」。遊びたい気持ちもあれど、結婚やマイホームなどの問題が次第に生じる年齢でもありますから、皆どのくらい貯まってるんだろう?このくらいじゃヤバいかな……と不安になってしまいますよね。今回はそんなあなたのために、20代の平均的な貯蓄額や、効果的な貯金の方法などをまとめてみました!まだそういうのは気にしてない、という方も、今後のためにぜひご参考ください。

20代の平均貯金額って?今から貯めはじめても遅くない?

さて、まず気になるのは、20代の平均貯蓄額。
年収によって差はありますが、一般的な社会人(年収300万円以下)は「100万円前後」が目安のよう。
年収500万円以上の方の場合は300万円から500万円、中には1000万円貯めている方もいます。

社会人になってから間もない20代は独身の友人が多いため支出も多いですし、転職したり資格を取得したりと仕事も不安定になりがちなので、なかなか思うように貯金ができないのが本音ですよね。
最初から高い数値を設定すると無理が生じてしまいますから、まずは100万円貯めることを目標にしましょう。

割合で言えば「20万円以下」が最も多い!

割合が最も多いのが、20万円未満で、次に多いのが200~500万円です。20代で500万円貯金するのはかなり大変だと思いますが、1,000万円以上という人も5%ほどおり、日本も富裕層と貧困層で二極化しているということなのでしょうか。

出典:http://www.paci-nenkin.com/bank/2850/

年収や使い方によって、貯蓄額の差が激しい……

同じくらいのお給料でも、貯蓄がまったくのゼロという人もいれば、29歳ですでに1000万円以上ある人もいます。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/412893/

平均は100万円~300万円前後!

年収300万円未満の会社員 101万円(中央値0万円)
年収300万円以上500万円未満の会社員 平均約273万円(中央値183万円)
※金融広報中央委員会の平成26年家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]による

出典:http://daini2.co.jp/wp/post-25134/

「全くしていない」人も半数近くいる!

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]平成26年調査結果」(※)によると、20代で貯金をしている人は52.6%、していない人は47.4%という結果になりました。

出典:https://career-tasu.com/media/lifestyle-20s-savings-average/

一体何に使うの?貯金が必要な理由とは

そもそも、なぜ20代のうちに貯金が必要なのか?というと、最も大きな理由として「結婚、育児資金」が挙げられます。
今はしたいと思わなくても、結婚や育児などの機会はいつ訪れるか分かりません。
その時になって急に何百万というお金は用意できませんから、20代後半から30代前半くらいで結婚したいなら、今からその資金を貯めておく必要があるのです。

また、独身を貫くつもりでいる方も、実家暮らしなら今後ご両親の介護や施設の費用がかかる恐れがありますし、家を購入する可能性もありますよね。
何よりそれを捻出した後に自分の老後もやって来ますから、早めに準備をしておくに越したことはありません。
もちろん、若いうちの旅行や勉強なども重要ですから、使い切らなければ娯楽や資格取得に使っても良いでしょう。

30代、40代の結婚や住居の購入、育児費用などの準備!

■結婚費用の為
■車を購入する為
■マイホームの為
■失業した時の保険として
■将来起業する時の為
■老後の資金が不安だから

出典:http://daini2.co.jp/wp/post-25134/

 30代、40代になれば、結婚や住居の購入費、子どもの教育費など、プライベートで必要なお金も増える。20代での貯金には、そのときの準備の意味もある。

出典:http://president.jp/articles/-/11271?page=2

起業や投資など、チャンスを逃さないための切り札でもある!

貯金があれば、生活費を心配することなく、勝負や挑戦のために一歩を踏み出すことができる。いざチャンスが訪れたときに、迷わずつかむことも可能になる。貯金は、挑戦権を確保するための切り札でもあるのだ。

出典:http://president.jp/articles/-/11271?page=2

子どもを育てるのが遅いと、自分の老後の生活費が厳しくなることも……

結婚が遅くなり、子育ての時期も遅くなると、50代の後半あるいは60代の前半まで教育費負担が生じることになります。こうした家庭の場合、自分の老後資金準備について手が回らないことになります。年金不安も考えれば老後の資金準備のリスクは無視できません。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/401425/2/

独身時代に1000万円貯めるくらいの覚悟が必要!

しかし、結婚が遅い世代においては、結婚後に夫婦が共同してお金を貯める時間も短くなります。結婚前にいくらお金を貯められるかは重要な課題です。それこそ結婚前に1000万円貯めるくらいの覚悟が今の若い世代には求められており、貯蓄率向上はむしろ歓迎されるべきことです。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/401425/2/

貯金を優先しすぎるのも危険!今を楽しむことも考えよう

確かに貯金は無いよりあった方が良いのは事実ですが、一所懸命貯金に励むあまりお金よりも大事な物を失わないように気を付けて欲しいと思っています。

出典:http://se1000.biz/tyokin-sinai/

削れるところはない?効率的な貯金術

このように、20代のうちにまとまった貯金をしておいた方が、将来のためには安心と言えます。
しかし、20代は遊びたい盛りでもありますから、飲み会や旅行、趣味など、出費もあまり削りたくありませんよね。

使いたいけど、ある程度我慢しなきゃ……このようなジレンマと上手く付き合うためのコツとしては「給料のうち1割は既にないものとして考える」「1つ我慢したら1つ使うなど、ルールを決める」「出費の内訳を明確にする」「使う前に、投資か浪費かを考える」などが挙げられます。
一番問題なのは「考えなしに使う」ことですから、自分にとって必要なものは何なのかをしっかりと把握して、不必要な支出は取り除いていきましょう。

給料の1割前後はないものと思い、先に貯めてしまう!

手取りが13万円なら、お給料が入ったと同時に、1万~3万円、先に貯めてしまうのです。実家暮らしの方なら、多めに、できれば40~50%くらい(手取りが13万円なら、月に5万~7万円)貯める習慣をつけたいですね。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/412893/

「1つ我慢したら、1つ使う」など、支出にメリハリをつける

1つ我慢したら、1つ楽しいことに使おう、という風に考えると、予定額からの「はみ出し」を防ぎやすいかもしれません。
例えば、今月は洋服を我慢して、音楽フェスに行こう。タバコを控えて、飲み会には行こう。不要な外食は我慢して、サーフボードを買おう……といった風に、ですね。

出典:http://howcollect.jp/article/5094

出費の内訳を明確にする!

貯金にまわすお金を捻出するためには、「無駄なお金を使わない」という心がけも大切。必要な物やタイミングには使うとしても、「あれ、何でこんなに減っているんだ!?」「私、何買ったんだっけ?」などと、自分でも使い道を思い出せないような支出は、せめてなくすようにしたいもの。

出典:http://howcollect.jp/article/5094

「浪費なのか、投資なのか」を考えて使う

20代であまり「自己投資」を節約しすぎるのも考えもの。
勉強したり、資格を取ったり、人脈を作るために交際費を使ったり……ということは、将来のためには絶対に必要なので、少し大きなお金を使うときは、「これは投資か、浪費か」を考えて決断するとおすすめです。

出典:http://howcollect.jp/article/5094

とはいえ、飲み会のたびに「仕事に繋がる交流だろうか」と悩んだり、興味があるのに「投資にはならないかも……」と趣味を諦めたりなど、極端に消極的になってしまうのは、人生にマイナスかも。浪費だと思う出費については、2のように、バランスを考えながら「この分は、“楽しみ”のお金!」と決めて使うとよいでしょう。

出典:http://howcollect.jp/article/5094

貯蓄用の口座を別に作ると、貯金額が分かりやすい!

「複数の口座で管理する」と言われると、面倒に感じてしまうかもしれませんが、難しく考える必要はありません。基本的には、給与の入金や日々の生活費を引き出すための「メイン口座」と、お金を貯める「貯蓄用口座」の二つを分けることが最も重要です。預金が少ないうちは、シンプルにこの二つで管理することから始めると良いでしょう。

出典:https://career-tasu.com/media/lifestyle-20s-savings-average/

貯金したいけど遊びたい!と苦しむ声も……

20代から貯金に励むことは大切ですが、やはり多くの方々は「貯金しなきゃいけないのは分かってるけど難しい……」「貯金なんてムリ!もっと遊びたい!」と、その重責に苦しんでいるよう。
夢中になる物事が多いのに、若いうちは収入が比較的少ないですから、お金を使いたい部分も大きいですよね。

あまり自分を追いつめすぎず「毎月給料全額使い切らないようにしよう」くらいのところから始めてみてはいかがでしょうか?

目標の設定が肝心!20代からコツコツ貯金を始めよう

いかがでしょうか?20代は社会人になったばかりということもあり、友達付き合いに趣味、飲み会などと忙しい年代ではありますが、貯金しておかないと思わぬ不安が生じることもあるのですね。
まずは結婚やマイホームなど何を目標にするのかを考え、100万円を目指して頑張ってみましょう。

貯金に回すためにあれもこれも我慢する必要はありませんし、中には将来に繋がる大切な投資もありますから、決して無理はせず、その都度使い道をきちんと考えるというところから始めてみてくださいね。


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