美侍

風水で運まわりのよい間取りを!新生活の部屋選びポイント4つ

一人暮らしを始める場合、最初に決めるのが「新居」。築年数やデザインも重要ですが、実は風水的な「間取り」も大事なポイントなのです。今回は、気にはなるけどどこを見ればいいのか分からない!というあなたのために、部屋を検討する際に気を付けておきたい点について、室内における4つの場所ごとにまとめてみました。方角や位置だけでなく、インテリアのコツなども合わせてご紹介しています。ぜひご参考ください!

風水には「吉方位」が重要!まずは知識を付けておこう

風水的に間取りを見るには、自分を良い方向に導いてくれる「吉方位」というものを知る必要があります。
これは生まれついての吉方位を表す「本命卦(生まれながらの運勢を8種類に分類したもの)」と、その年や日によっての吉方位を表す「本命星(生まれながらの星を9種類に分類したもの)」に分かれており、それぞれネット上で調べることが可能です。

中には誰にとっても不吉とされる方角もありますが、基本的には人それぞれ、その時々によって適した方角があるとのこと。
ずっと住み続ける家ですから、間取りには年によって吉方位が変化する「本命星」よりも、生まれ持っての「本命卦」を重視するのがおすすめ。
本命星は、室内で置くアイテムやインテリアなどを考える際にご参考ください。

生まれ持った運勢から吉方位を知る「本命卦」8種

命卦とは人間が生まれ持った運勢で、全部で乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤の八つです。 人間は生まれた日付により、この八つの運命を持っています。
この属性により生まれながらの吉方位、凶方位を知ることができます。

出典:http://www.geocities.jp/fusuisenka/star.html

生まれ持った星から吉方位を知る「本命星」9種

 人間には生まれ持った本命星というものがあります。
この本命星により、吉方位やその年、月、日の運勢を見ることができます。

出典:http://www.geocities.jp/fusuisenka/star.html

星によって、健康や人生の傾向も変わる!

九星名    十二支 易象   象意                  人体関係
一白水星  子    坎(カン) 水、情事、秘密、中年男性、悩む  腎臓、貧血、生殖器
二黒土星  未申  坤(コン) 地、勤勉、脇役、母、従順、大衆  胃腸、皮膚
三碧木星  卯    震(シン) 雷、繁盛、長男、音楽、奮動    肝臓、咽喉、神経
四緑木星  辰巳  巽(ソン) 風、結婚、通商、長女、温暖    呼吸器、毛髪、風邪
五黄土星            無、腐敗、汚物、盗賊、墓地、暴力
六白金星  戌亥  乾(ケン) 天、信仰、父、多忙、投機、官庁  左肺、頭痛、血圧
七赤金星  酉    兌(ダ)  沢、恋愛、金銭、悦び、愉悦、少女 口腔、歯痛、気管
八白土星  丑寅  昆(ゴン) 山、変化、相続、貯蓄、少年、明暗 腰痛、脊髄、関節
九紫火星  午    離(リ)  火、栄転、中年女性、華美、明敏  頭痛、眼病、心臓

出典:http://www1.bbiq.jp/fukachan/page006.html

吉方位(良い方角)は大きく分けて4種類!

☆生気(せいき):
最大吉方位で、生命力をUPさせるパワーにあふれた方向。
子宝の望みを叶えてくれる方角として期待できます。

☆天医(てんい):
大吉方位で、 健康増進を司ります。
協力者のサポートによって、トラブルを解消できる方角でもあります。

☆延年(えんねん):
中吉方位。人との調和に関係の深い方角です。
この方角のパワーを活かせば、恋愛、結婚、友情運がUP?

☆伏位(ふくい):
小吉方位。原点・基本に戻ることを意味する方角です。
エネルギーを充実させる効果のある方角でもありますので、
迷ったらこの方角の力を借りて原点回帰&パワーチャージしましょう。

出典:http://fusuiweb.com/category1/entry3.html

凶方位(悪い方角)も大きく分けて4種類……

★絶命(ぜつめい):
最大凶方位です。その名の通り、命を奪うほどのマイナスパワー!
生命力が弱まったり、人に裏切られたり、お金に苦労したり…。
とにかくツイていないことに見舞われる方角です。

★五鬼(ごき):
大凶方位。鬼のような「凶暴性」が強く出る方角です。
対人関係でのトラブルが多発しそう…。
場合によっては犯罪に手を染めることになるかもしれませんので
注意が必要です。

★六殺(ろくさつ):
中凶方位。安眠を妨げる方角ですので、それによって集中力が低下し
結果的に仕事でミスをしたりする可能性が!
まだ、男女関係のトラブルに巻き込まれやすい方角でもあります。

★禍害(かがい):
小凶方位。疲れが溜まりやすく、体調もイマイチ。
しかも、断り切れずに人に押し切られて悪い流れに流されてしまったり、
人に騙されたり…。小さな悪いコトが多発する方角です。

出典:http://fusuiweb.com/category1/entry3.html

間取りのポイント① 人と気が出入りする!玄関

部屋の最初に見る部分は、やはり人が出入りする玄関。
外界と一番接触の多い場所なので、玄関は必ず「吉方位」に向かって配置されている家が良いようです。
玄関は家全体の運のカギを握るスポットですから、ごちゃごちゃと物を置かず明るい印象にし、常に整頓された雰囲気を心がけましょう。

また、自分の吉方位も重要ですが、日本には古来から「鬼門」という考え方があります。
それによれば、吉方位は「東、東南、南」で、凶方位は「北東」とされているため、念のために避けた方が良いでしょう。
この意識は日本に古くから根付いているため、そうならないように気を付けている物件もあるかもしれません。

玄関は、必ず吉方位を向けて!

気がうまく入ってくる玄関が「吉」です。

風水では、玄関は非常に重要で、「気」は玄関から入り、家の中に巡ります。
玄関は「家の顔」、家運の土台を作る場所で、玄関がよくないと、「家運」にも影響を与える。玄関は「吉方位」に向けてパワーを高めるのがよいです。

出典:http://www.reizan-fusui.jp/madori.html

日本古来の思想「鬼門」を避ける

日本の家相の場合、吉とされる方位は「東、東南、南」、次に「西、西北」。北東は「鬼門」とされるので、避けるのが無難です。

出典:http://www.reizan-fusui.jp/madori.html

清潔だと「陽のエネルギー」が!明るい印象を心がける

風水では、明かりは「陽の気」のエネルギーです。
さまざまな「気」が入ってくる玄関は、「明るい印象」にするのが間取りのポイント。玄関が散らかっていると、「陰の気」が溜りやすく、家運が低下となるので注意!

出典:http://www.reizan-fusui.jp/madori.html

観葉植物や花、絵画などを飾るのも吉!

・玄関は明るく、清潔に。
・観葉植物や花を置く。
・明るい雰囲気になるように、絵画などを飾るのは効果的。
・アロマなどの良い香りをただよわせるのもよいです。

出典:http://www.reizan-fusui.jp/madori.html

ドライフラワーや人形、ぬいぐるみなどはNG!

靴の出しっぱなし

見た目にも汚いのでNGです。
下駄箱というしまう場所があるのにそれを使わないのは気が散ってしまうことになります。
>>玄関の下駄箱や靴箱の風水的なポイント

✖NG2 ドライフラワーやアートフラワー
「死んでいる花」を置くと陰気がこもるのでNGです。
その陰気が玄関から他の部屋に流れていってしまいます。

✖NG3 たたきに物を置く

玄関風水では広くて整理整頓された解放的な玄関作りが基本です。
ゴルフバックや自転車などを置かないように。
>>玄関風水的にあるとダメなアイテム(自転車・造花・人形・ぬいぐるみ・ベビーカー・のれんなど)

✖NG4 人形、ぬいぐるみ、犬の置物

人形やぬいぐるみは旺気を吸収し、犬の置物は旺気とケンカするのでNGです。
>>玄関風水的に良い動物の置物(カエル・獅子・龍・招き猫など)

出典:http://www.interior-heart.com/seven-color/fengshui/door.html

間取りのポイント② 常に過ごす場所!リビングとキッチン

続いては、日常的に過ごすことになるリビングと、食事を作ったり冷蔵庫を開けたりするキッチン。
一人暮らしの場合は隣り合わせになっていることが多いので、今回は一緒に開運のコツを見てみましょう。

まずリビングですが、これも基本的には玄関と同じ吉方位に配置します。
ただし、リビングの場合最も重要なのは「日当たり」。
これはなぜかというと、人が集まりやすいリビングはどこよりも「明るく」しておく必要があるから。
理想的な方角は「南東」か、あるいは南、東が良いと言われています。

また、キッチンに関しては陰の気が集まるところなので、逆に「凶方位」でも構わないとされています。
おすすめは東、東南、西北ということですが、凶方位だからといって西や西南を選ぶと、夏場に食べ物が腐りやすくなるそうなので注意。

リビングは「南東」の配置がおすすめ!

風水の解釈では、南東=風の方角と考えられています。

風って、色んなものを運んできてくれますよね。

そこから転じて、“縁”や“良い知らせ”が流れ込む方角とも言われています。

出典:http://fusuil.biz/hougaku/nantou.html

パソコンやテレビなども南東に置くと、良い知らせを運んでくれることも……

風水では、パソコンやテレビなど、“情報”をもたらしてくれる物を南東に置くと「良い知らせを届けてくれる」と考えられています。

出典:http://fusuil.biz/hougaku/nantou.html

インテリアも明るいものでまとめて、笑顔溢れるリビングに

風水では、南東のリビングは「人間関係に恵まれる」と言われています。

それは家族内に留まらず、親戚、友人、会社・・・。

来客の絶えない、明るい笑顔あふれる家庭になることでしょう。

インテリアも、そこで過ごす人がHappyな気分になれるような明るいものでまとめるのが吉。

出典:http://fusuil.biz/hougaku/nantou.html

キッチンは凶方位でもOK!おすすめは「東、東南、西北」

吉方位は「東、東南、西北」。(通風を考慮してください)。西や西南の台所は、夏は食べ物が腐りやすくなるので、避けるのが無難。

出典:http://www.reizan-fusui.jp/madori.html

台所は「鬼門」になりやすい場所とも……

家相では、台所は「鬼門」になりやすい場所です。
台所は、「陰・陽」両方の性格をあわせ持つ場所で、この場所で「火」と「水」を扱うということ。火と水は、私たちの生活に欠かせないエネルギーの根源ですが、風水では火(熱)と水(冷)は、反するもの。「要注意エネルギー」が存在する場所です。

出典:http://www.reizan-fusui.jp/madori.html

こまめに換気し、ナチュラルな色でまとめよう

・空気をよどませず、空気の流れを良くする。
・天井は明るく、床は落ち着いた色。
・色は暖色系やナチュラルな感じの木質系、
・床暖房で冬も足元を暖かくする、
・台所が寒いと、料理をする人の健康に影響を及ぼすので注意が必要。

出典:http://www.reizan-fusui.jp/madori.html

間取りのポイント③ 水を使う場所には注意!トイレとバスルーム

続いては、生活をするにあたって欠かせない場所であるトイレと、1日の疲れを癒すバスルーム。
こちらも一人暮らしの場合は一部屋にまとまっている物件もありますので、今回は一緒に見てみましょう。

まず、トイレもお風呂も基本的にはキッチンと同じく、凶方位でも構わない場所であると言われています。
鬼門になりやすい場所だともされているため、万が一そうなってしまった時は、こまめに換気や掃除をして清潔にしておきましょう。

トイレに風水的な吉方位は存在しないようですが、家相(日本古来からの家を見る運勢)によれば、鬼門である「北東」と裏鬼門である「西南」はやめておいた方が無難。
バスルームは「東」と「南東」が最もおすすめで、方角的には水の気が強い北も良いのですが、冬場の寒さが厳しいため実用性を考えると不安があるようです。

トイレは基本どこにあっても凶!掃除や換気で清潔に保とう

トイレは基本的に「陰気」のこもる場所であり、家のどこにあっても原則として凶です。比較的、影響の少ない場所はあっても、吉の場所はありません。換気をし、掃除をして清潔にしておくことで、やっと凶意が小さくなるだけです。

出典:http://www.reizan-fusui.jp/mizumawari.html

日本の「家相」では、北東と西南はNG!

・トイレの位置は、北東(鬼門)と西南(裏鬼門)は「NG」
・家の中央、玄関の真向い、玄関の真上は「NG」 (風水の場合も同じ)

出典:http://www.reizan-fusui.jp/mizumawari.html

陰陽五行で見ると、南や北西もやめた方が無難!

また、トイレや風呂は「南」にあると「凶」とされる。理由は、陰陽五行説では南は「火」となり、「水」の意が強いトイレは、 「火と水」が対立関係になる。このため南はNG。

北西のトイレは「凶」。風水の八卦の象意(しょうい)は、北西は父親(世帯主)を表す方位、南西は母親を表す方位。父親は家の大黒柱であり、最優先されるのが風水(家相)の慣わし。この方位に不浄なトイレを置くと、家庭全体に問題が発生すると言われる。

出典:http://www.reizan-fusui.jp/mizumawari.html

バスルームにおすすめなのは「東」と「南東」!


「木」の気が強い方角なので、バスルームとは相性バッチリ!
さらに木の気を強める意味でも、
木を連想させるグリーン系のカラーでコーディネートしましょう。

出典:http://fusuiweb.com/category4/entry24.html

南東
こちらも、東と同様、「木」の気が強い方角。
バスルームにするにはピッタリの方角です。
グリーンも良いですが、オレンジとも相性が良い方角ですよ。

出典:http://fusuiweb.com/category4/entry24.html

黒いものは置かず、残り湯は溜めないようにしよう!

✖NG1 黒いものは置かない
水の気を持つ浴室に黒いものを置くと陰気がこもりやすくなるので避けましょう。

✖NG2 バスタブに残り湯

水気の場所では水の流れを止めないようにしましょう。

出典:http://www.interior-heart.com/seven-color/fengshui/bath.html

間取りのポイント④ ゆっくりとリラックス!ベッドルーム

最後にご紹介するのは、1日の最後を締めくくる「寝室」。
こちらも玄関やリビングと同じ吉方位に位置するのが望ましいとされています。
寝室は疲れを癒し、身体を休める場所でもあるということで、風水的には健康をつかさどる重要なスポット。
特にベッドの位置が運勢を左右すると言われているそう。

最初にご紹介した自分の「本命卦」を調べ、該当するものによって「北、東、東南、南」にベッドを置くのが良いか、それとも「北西、西、西南、北東」に置くのが良いかが決まるとのことなので、ぜひご参考ください。
また「北枕(きたまくら)」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、仏教的には不吉とされる北枕は、実は風水的には◎。
ベッドの向き的に可能であれば、意識してみましょう。

寝室の間取りは「本命卦」の「天医」を参考に!

寝室の場所は、本命卦(ほんめいけ)で割り出します。一番よい場所は、大吉の「天医」(てんい)の方位で、ぐっすり眠れてストレスが解消できます。

出典:http://www.reizan-fusui.jp/bedroom.html

ベッドの位置も本命卦によって決めることができる!

本命卦が「震(しん)、巽(そん)、離(り)、坎(かん)」の人は「東四命」(とうしめい)と呼ばれ、「北、東、東南、南」にベッドを置くのが「吉」とされる。 (寝室の中心から見たときの方位です)

出典:http://www.reizan-fusui.jp/bedroom.html

本命卦が「坤(こん)、兌(だ)、乾(けん)、艮(ごん)」の人は「西四命」(せいしめい)と呼ばれ、「北西、西、西南、北東」にベッドを置くのが「吉」とされる。本命卦とベッド(床)がこのようになっていれば風水に合致し、床命適合(しょうめい てきごう)とされる。

出典:http://www.reizan-fusui.jp/bedroom.html

風水的には実は「北枕」がイイ!

風水では北枕は最も良いとされています。

それは、睡眠中の人間の体は水の気になり
頭頂部から運気を吸収する為、水の気を持つ北を
頭にした方が、気の流れがよくなるからです。

できるなら、北枕にして寝るようにしましょう。

出典:http://yakudatu.biz/1133.html

その他におすすめの枕の向きは、東枕です。
若々しい木の気を吸収できます。

静かに眠りたい場合は、西枕です。
ただ、寝つきが悪くなり、老けやすくなるという難点もあります。

出典:http://yakudatu.biz/1133.html

鏡の位置や家具の角、ぬいぐるみに注意!

✖NG1 寝ている姿が鏡に写る
寝ている姿が鏡に写るとせっかく吸収している運が鏡の中の自分にとられてしまい運気が半減します。
寝室のレイアウト上どうしても鏡に写りこんでしまう場合は、布などをかけておくなどの対策をしておきましょう。
また上記の例のように寝室にテレビを置く場合も同様に布をかけておくと良いです。

✖NG2 家具の角がベッドを指す

家具の角がベッドをさしてしまうと、角に切られてしまうのでよくありません。
レイアウト上避けられない場合は、角とベッドの間に観葉植物を置いて意識を散らしましょう。

✖NG3 ぬいぐるみは死のイメージ

風水では人形・ぬいぐるみは死のイメージにつながり陰気がたまりやすくなります。
頭からつるされた人形など考えてみると少し怖い感じもしませんか?
その他に、ドライフラワーや古くなったファブリック、アンティークなものも陰気がたまりやすいので気をつけるとよいでしょう。

出典:http://www.interior-heart.com/seven-color/fengshui/bedroom.html

実は意外と奥が深い!風水を参考に、快適な一人暮らしを満喫しよう

いかがでしょうか?風水といえば女性に人気のある占いのようなイメージですが、実は学術的にも非常に奥が深い世界です。
日本においては昔からの言い伝えである「家相」と共に、物件を見る際にはぜひ参考にしてみましょう。

自分の本命卦、本命星を知るところから始めれば、「こんな運勢を持って生まれてきたんだ……」と何となく感慨深い気持ちになるかもしれませんね。