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女性が憧れ、男も気になる!?日本人が出られる代表的なミスコン3つ
美しい女性たちが、更なる高みを目指して外見や能力を競い合う「ミスコン」。大学の学園祭や地方のイベントをはじめ様々なところで行われていますが、大きいものに関しては意外とどのくらいの規模なのか分かりにくいですよね。今回は「ミス○○ってよく言うけど、日本一なの?それとも世界?」と疑問を抱く男性のためにも、日本人が出場できる「代表的なミスコン」3つを取り上げて、まとめてみました!ぜひご参考ください。
歴史ある世界的なミスコン!【ミス・ユニバース・ジャパン】
最初にご紹介するのは、誰もが一度は名前を聞いたことがあるであろう「ミス・ユニバース・ジャパン」。
優勝すればアメリカのMU機構主催で行われる「ミス・ユニバース」という世界大会への道も開けている、非常に権威あるミスコンです。
毎年各都道府県ごとに行われ、優勝者がファイナリストとして全国大会に出場します。
美貌をアピールする水着審査やドレス審査はもちろん、人との接し方や生活態度を見る面接も行われるそうですから、かなり難しそうですね……。
世界大会での優勝者には、栄光と共に1年間に渡りHIV撲滅運動を含めた過密スケジュールも待っているとのことですから、体力も必要のようです。
ミス・ユニバースは米国のトランプ財団と全米ネットのNBCテレビが共同出資するミス・ユニバース機構(事務局ニューヨーク)が主催している。第1回大会は52年に米カリフォルニアで開かれ、以来、毎年約80カ国からそれぞれの国の代表が出場している。
スタイルやドレスの着こなしだけでなく、内面の美しさも求められる!
水着審査で健康的な肉体、ドレス審査で着こなしと表現力、面接で内面の美しさが審査される。「(全世界の女性が)手本とすべき女性」を探しており、審査基準は55年間変わっていないという。
世界大会で優勝すると、1年間の超過密スケジュールが待っている……
ミス・ユニバースになれば1年間にわたってニューヨークを拠点に世界各地を回り、HIV撲滅運動に参加しなければならない。その間、各地のミス・コンテストで王冠を渡したり、メディアへの対応などもあり、スケジュールは超過密だ。それに耐えられるかが観察されているようだ。
出場条件は「日本国籍をもつ、未婚の26歳までの女性」!
・2016年2月1日の時点で、年齢18歳以上26歳以下であること。
・日本国籍(パスポート)をお持ちで未婚の女性(婚姻経験無し、出産経験無し)であること。
・過去のミス・ユニバース日本大会に、ファイナリストとして出場した経験が無いこと。
・未成年の方は保護者の同意が必要です。保護者による自署・押印の同意書をご提出下さい。
2015年代表は……宮本エリアナさん!
2007年代表の森理世さんは、48年ぶりに世界一にも!
社会的貢献を目指すミスコン!【ミス・インターナショナル・ジャパン】
続いては、毎年日本で世界大会も開催されている「ミス・インターナショナル・ジャパン」。
1960年からカリフォルニアのロングビーチを会場に行われていましたが、財政事情により難しくなったため、会場が日本に移されたとか。
大会の目的は「女性による国際社会への貢献」「相互理解による世界平和の実現」などだということで、社会的な意味が強いミスコンのようですね。
ミス・インターナショナル・ジャパンの優勝者はそのまま世界大会へ進みますが、準優勝の場合もミス・ユニバースに次ぐ世界大会「ミス・ワールド」への出場権が与えられるようですから、世界的に活躍したいと思っている女性にはおすすめです。
1960年からロングビーチで開催されていたものの、現在は日本に移った!
1960年、それまでロングビーチで開催されていたミス・ユニバースがマイアミビーチに開催地を移した後、“美を競う”だけでなく、女性による国際社会への貢献を目指そうとする世界のミスたちが集結し、「平和と美の親善大使」として集い、交流を深めることを目的としてロングビーチで開催されることとなった
ミス・インターナショナルは、国際貢献事業を目的としている!
ミス・インターナショナル(正式名=Miss International Beauty Pageant)は、1960年に米国カリフォルニア州ロングビーチで誕生しました。
以来、国際貢献事業として「相互理解による世界平和の実現」と「国際社会における日本の正しい理解」をスローガンに人物交流等を幅広く展開してきました。
ミス・インターナショナルは、「ミス・インターナショナル基金」を設立し、ユニセフなどの慈善機関を通じて世界の恵まれない子供たちに寄付したり、日本のミス達による環境保全を目的とした植樹活動 “グリーンキャンペーン” を日本全国で毎年行っています。
「平和と美の親善大使」となることが求められる!
“美を競う”だけでなく、女性による国際社会への貢献を目指そうとする世界のミスたちが集結し、「平和と美の親善大使」として集い、交流を深めることを目的としている。
資格は20歳前後の未婚女性に限る!
満17歳~24歳の、未婚女性(但し、海外各国での資格年齢が異なっている)
優勝者だけでなく、準優勝者は「ミス・ワールド」へ!
三大ミスコンで最古の歴史を持つのがミス・ワールド。英国が発祥で、日本代表はミス・インターナショナルと同じく国際文化協会が選出し、世界大会へ派遣している。
「ミス・ユニバース」、「ミス・インターナショナル」、そしてこの2大タイトルより若干早く制定された「ミス・ワールド」を加えて、世界三大ミスコンと称されています。
主催国の違いと、選ばれる女性の傾向が若干ずつだけ異なるようです。
1、ミス・ユニバース(主催国:アメリカ グラマラス系)
2、ミス・ワールド(主催国:イギリス モデル系)
3、ミス・インターナショナル(主催国:日本 コンサバ系)
なるほど、こう分類してもらうと、なんとなくわかったような気になってきますね。
ともあれ、日本女性が世界的舞台にチャレンジするコンテストとしては、この3つが有名。
…と覚えておけばよいようです。
日本一のヤマトナデシコを決定!【ミス日本】
最後にあえてご紹介するのは、日本一の美女を決める「ミス日本」。
1950年から美容研究団体の「和田研究所」によって毎年開催されている大会で、世界大会を目標にした他のミスコンとは違い、あくまでも日本国内での優勝を目指すものです。
ミス日本の特徴は、グランプリが複数出ること。
最高位とされる「ミス日本グランプリ」の他に、日本の優れた水循環を応援する「ミス日本海の日」、水や森への親しみを広げる「ミス日本みどりの女神」、海の恵みと楽しみを広げる「ミス日本海の日」、そして和装が美しい女性に与えられる「ミス日本ミス着物」。
そして次点が「準ミス日本」となります。
準ミスが準優勝、と思われがちですが、実は違うのですね。
応募資格には年齢や未婚かどうかだけでなく、身長の基準も挙げられているため、興味のある方は注意が必要です。
日本で主催されているのが「ミス日本」!
ミス日本(ミスにっぽん、Miss Nippon ミスにほん、Miss Japan)は、1950年(昭和25年)から美容研究団体の和田研究所によって毎年開催されている、日本のミス・コンテストである。
ミス日本は、賞ごとに5人選ばれる!
・ミス日本グランプリ
・ミス日本「ミス着物」(復活第1回より)
・ミス日本「海の日」(1996年度新設)
・ミス日本「みどりの女神」(2015年度新設)[2]
・ミス日本「水の天使」(2012年新設)
外見のみならず「こころ美人」であることが重要!
身体のプロポーションが完璧であるだけでは、真の美しさとはいえません。
理性や知性によって内側からにじみ出る「心映え」があってこそ、真の美人として、誰からも認められ、愛される存在になるのです。
ミス日本コンテスト事務局では、そうした女性を「こころ美人」と呼んでいます。身体(外)と心(内)の均斉が取れていることがミス日本選出の重要なポイントになっているのです。
日本では明治時代から美人コンテストが行われてきましたが、それは写真による美貌(顔立ち)のみが審査の対象でした。しかし、欧米化が進むとともに美意識が肉体美へと移行するのにともない、ミスコンの多くは八頭身に代表されるプロポーション審査へとその比重を変えてきました。そのような流れのなかで、ミス日本の第一の特徴は「容貌」「容姿」に加え、「教養」「心映え」を重視することにあります。
応募資格は「日本国籍をもつ15歳から25歳まで」の未婚女性!
応募資格
日本国籍を持つ15歳から25歳(2016年12月31日現在)までの未婚女性。身長152cm以上
ミスコンは女性たちにとって夢の世界!
上記のような代表的なミスコンはもちろん、大学や高校、地域限定のものなど、どんな形であれ「ミス○○」の称号は、女性たちにとって憧れのよう。
自分がなりたい!というだけではなく、選ばれた女性と実際に触れ合って刺激を受けたり、純粋に「すごい!」と羨望の感情を抱いたりする女性も多いようですね。
希望と共にプレッシャーも大きいものですから、万が一身近な女性が出場する場合は、ぜひ応援してあげましょう。
え、大学ミスコン優勝てすごいんとちゃう
— あなざー@いろとりどりのヒカリBO3 (@Aristoteles5050) 2016年2月5日
慶應行きながら読モだったりミスコン出たりしてる人たちほんとにすごいと思う
— あさみず (@_k16m) 2016年1月30日
昨日モデル目指してる友達に会って話聞いて今ミスコンの動画観てなんか刺激受けたな〜
— まにゃん (@xlo_xlo) 2016年2月4日
絶対優勝できるよ
美人なだけじゃない!ミスコンは、様々な魅力を求められる厳しい世界
いかがでしょうか?ミスコンは一見「一番美しい女性を決めるコンテスト」だと思われがちですが、外見のみならず内面や能力なども求められる厳しい世界なのですね。
受賞した後も様々な活動をしなければなりませんし、華々しい表の顔とはまた違った苦労もありそうです。
美しいスタイルの裏には、いずれも並々ならぬ努力が隠れているもの。
万が一自分の姉妹や彼女、お友達などがミスコンに憧れ、出場を考えているという場合には、決して馬鹿にしたり批判したりはせず、親身になって支えてあげてくださいね。