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迫力あるレースを体感!モトクロスバイクの楽しみ方とは
未舗装のラフなコースを駆け巡るモトクロス。その大会は、日本全国で盛んに開催されています。土埃を巻き上げてオフロードを走破するライダーの姿に憧れている人はいませんか?実は、モトクロスはバイクに乗ったことが無い人でも気軽に楽しめる競技なのです。
オフロードで繰り広げられる、迫力のバイクレース
モトクロスとは、専用のマシンで繰り広げられるバイクレースのことを示します。
そのコースは起伏に富んだオフロードであり、バイクという小さな駆体を操りながらそのコースを走る姿は、1度でもレースを見た人の心を惹きつけて離さないほど迫力に溢れています。
約1kmのコースを周回し、そのタイムを競うことで順位を付ける競技です。
わかりやすくいうとオートバイで未舗装(以下オフロードという)のコースをいかに速く走るかということ。
そのコースはただフラットな未舗装ではなく、いろいろなセクションがあります。
例えば、ウォッシュボード(洗濯板みたいなでこぼこ)、ジャンプ(シングル、ダブル、トリプルなど)、あるいは上りや下りなどコースによっていろいろ・・。
コースの長さは1周1キロ前後でしょうか・・。そういったコースで速さを競うレースがモトクロスレースです。
モトクロスと混同されやすいクロスカントリーとの違いは、コースの形状です。
クロスカントリーはあくまで自然の地形を走るものですが、モトクロスはオフロードを人工的に整備したコースを走ります。
レース会場や観客席が整備されているので、オフロードのバイクレースの中でも一般の人が親しみやすいのです。
ただし、モトクロスやエンデューロが、整地されたコースや人工的に作られたセクションを取り入れることも多いのに対し、クロスカントリーと認識される競技のほとんどは、自然の地形をなるべく変えることなくコースを設定し、自然との調和を目指す傾向が強くなっています。
モトクロスを見る際には、スタートシーンにも要注意です。
参加するすべてのバイクが横一列に並び、合図とともに先頭を目指す躍動感は、他のレースでは見られません。
自分のテクニックだけではなく、他のレーサーとの駆け引きが順位を決める大きな要素となっているのです。
さて、他のレースとは異なる、モトクロスならではの特徴のひとつとして、スタートシーンが挙げられます。モトクロスでは、スタート時に全車が横一列に並び(フルグリッドは30台ほど)、一斉にスタートして1コーナーを目指します。これほど迫力があるスタートシーンは、他のバイクレースではまず見られないでしょう。
整備された道を走るよりもテクニックが必要とされるオフロードでの走行。
地面の起伏や土の状態、マシンのスペックなどを考えながらバイクを操るのは至難の業です。
しかし、難しいからこそコースを走り抜けたときの充実感も大きいため、レースを見ているうちに自分もやってみたいと思う人は少なくありません。
モトクロスはオフロードでバイクを操る楽しさを気軽に体感出来るスポーツとして、あらゆる年代の人の支持を集めています。
オフロードはオンロード以上に大きいボディアクション、体重移動で操る事を要求されます。
路面も土ですから人の操作に対してバイクも大きく動きます。
だから操っていて楽しいのですね。
リアが滑ったり前が浮いたり、そんな挙動も絶対的スピードが高くないので余裕を持って楽しめます。
モトクロスを手軽に体感したいなら、レンタルで出場できるレース場へ
モトクロスに憧れを抱いている人に朗報です。
最近ではモトクロスを気軽に体験出来る講習会を開いているレース会場が続々と登場しています。
モトクロスで使用するバイクはもともと公道を走るマシンではありませんから、二輪免許を持っていない方でも参加可能です。
自転車に乗るような平衡感覚さえあれば、バイクを走らせる素質を充分持っているといえます。
以下のリンクにあるような体験型モトクロスレース会場では、初心者から上級者まで気持ちよくバイクを走らせることが出来るのです。
レジャーとしてモトクロスを楽しみたい人の疑問に答えてくれるQ&Aページです。
免許を持っていませんがバイクに乗ってもよいのですか?
はい、まったく問題ありません。
公道ではなく、オフロード走行専用のコースで走りますので免許が無くても参加できます。バイクの免許をとる前や、免許を取得後に練習のために参加する方もいらっしゃいます。
バイクに乗ったことがありませんが参加できますか?
自転車に乗れればOKです。
ほとんどの方がバイクに乗ったことがない初心者ですから安心してご参加ください。
体験型のレース会場では、マシンのみならずウェアやヘルメットなどモトクロスをするうえで必要な道具を全て貸し出してくれます。
料金も数千円から1万円程度で済むので、レジャーとしても非常にお得です。
また、レース会場によっては団体の割引を実施しているところもあるので、友人や家族を連れ立って訪れるのも良いでしょう。
お得な割引が満載です。
ウエア類・用品を持っていれば、参加費を割引いたします。
※すべてお持ちの方に限ります。
親子2人(お子様は小学生まで)でのご参加は格安のファミリー料金となっています。
5人以上のグループで参加すれば、団体割引があります。
親子でのお申込みと団体割引きは併用できません。親子申込み分は、申込み人数から除外されますので、ご了承ください。
会員登録してウェブから申し込めば、ポイントが付きます。
バイクの腕をもっと磨きたいと思った方には、バイクスクールに通うことをおすすめします。
以下のリンクのようなバイクスクールで、モトクロスの基本的な動かし方から本格的なコース走行まで丁寧に教えてもらえます。
自分が体験型レース会場で培ってきた技術をインストラクターにチェックしてもらい、さらなるレベルアップを目指しましょう。
時間の都合がつかないという人のために、個人レッスンコースを準備しているスクールもありますから、社会人の皆さんにも安心してご利用いただけます。
こちらの都合に合わせてくれるスクールもあります。スクール開校の情報一覧ページ。
¥10,000 / 1Lesson(5時間)
休日に休みが取れず、スクール参加が難しいとお悩みの方はご相談下さい。
こっそり練習したい方・・・秘密特訓引き受けます。
モトクロスを本格的に始めたいときは?
専門店でバイクやウェアを揃える
レンタルやスクールだけでは満足出来なくなってしまったという人は、自分でマシンやウェアを揃えて本格的にレースへ参戦しましょう。
マシンやウェアを購入する際には、オフロードバイクの専門店で一式まとめて購入してしまうという方法がおすすめです。
オフロードバイク専門店では、ほとんどのお店がモトクロス用品を扱っています。
店員や店主がモトクロスをしていることもありますから、これから始める方はアドバイスを求めるのも良いでしょう。
オフロードバイク・モトクロス用品とパーツの専門店!/ダートバイクプラス
品ぞろえ豊富な専門店サイトの一例です。
モトクロスの専用マシンとして有名なバイクを2台ご紹介しておきます。
1つ目はホンダのCRFシリーズです。
赤が目を惹くボディが特徴的で、カッコいいですよね。
歴史あるバイクなので、中古でも手に入りやすくモトクロスを始める人にはおすすめです。
もう1台がカワサキのKXシリーズです。
こちらも歴史が古く、この車種オンリーの専門店が存在するほどユーザーから愛されている車両となっています。
どのマシンにもライダーとの相性があるので、必ず試乗してから購入に踏み切りましょう。
ヘルメットやゴーグル、ウェアといった用品も、モトクロスバイクを運転するには欠かせません。
肘や膝を守るサポーターや故障したときに整備出来るようなグッズを持っておくと、いざというとき安心です。
お店の人と相談しながら、自分に必要なものを購入しましょう。
【必要になるもの】
安全基準をクリアしたヘルメット、ゴーグル、しっかりとしたグローブ、スネまでガードするオフロードブーツ、膝ガード(気にする人は肘のガードも)、汚れたり転んでもよい衣類。小型の空気入れ。酷い転倒をするとレバー類が折れることがあるので、スペアのレバー(左右)、交換用の工具など。
トランポの準備も忘れずに
モトクロスバイクをお持ちになる方が忘れてはいけないのがトランスポーター、通称トランポと呼ばれる運搬用の車両です。
モトクロスで使用するバイクは、冒頭でご紹介したように公道を走ることが出来ないのでレース会場まで運ぶための車両が必要になります。
トランポ買ちゃいました\(^o^)/
トランポとは「トランスポーター」のこと。
バイクを乗せて走ることができる車、ってことですね。
トランポとして使われるは、バン型の車両です。
排気量の小さなバイクであれば軽やミニバンでも充分に収納出来ます。
ただし、モトクロスはオフロードを走るため、車内が汚れてしまうことは覚悟しておきましょう。
始めるまでの踏ん切りはなかなかつかないモトクロスですが、1度バイクに跨ればすぐにその楽しさのとりこになるはずです。
レンタルや体験型のレース会場から少しずつその魅力に触れてみてください。
トランポとして、意外なほど使えるのは軽の箱バン。
「それよりも軽トラだろう!」というご意見は、バイクショップで軽トラが大活躍しているのを見れば分かる通り大正解なのだが、今回は「趣味性」を重視して、あえて、軽トラは外させていただきたい。
…ということで、軽ボックスの中でも、出来ればワゴン(5ナンバー)ではなく、バン(4ナンバー)のほうを推したい。
理由は、内装が簡素で汚れても気にならないから。
また、人が乗ることをほとんど想定していないセカンドシートもワンタッチで床下に収納できるので便利。
オフロードを走る楽しさを知る
モトクロスは、体験してみてはじめてその魅力がわかる競技です。
お近くのレース会場でマシンをレンタルして、オフロードを走行する楽しさを体感してみましょう。