美侍

ここぞという時にはやっぱりカフスボタン!上手な使い方をご紹介

若い世代にはほとんど愛用者がみられなくなったカフスボタンですが、昔は紳士の身だしなみとして広く使われていました。いつもの装いにカフスボタンが加わるだけで全体がビシッと引き締まるので、この機会にぜひ挑戦してみてください。

カフスボタンとは?

カフスボタンは「カフリンクス」とも呼ばれるもので、シャツの袖口のボタンホールをおしゃれに彩る目的で使われます。
色やデザインが豊富で簡単に付け外しができるので、いくつか持っているとその日の気分や装いによって使い分けられて便利ですよ。
ちなみに、カフは「cuff=シャツの袖口」、リンクは「link=繋ぐ」という意味で、カフリンクスが正式名称ですが、日本では「カフスボタン」と呼ばれることが多いです。

こんなシーンにおすすめ

結婚式

カフスボタンは華やかな雰囲気なので、お祝いの席にぴったり。
男性はどうしても女性に比べると地味になりがちですが、スーツに合うものを選んでおしゃれを楽しんでしまいましょう!
個性的なカフスボタンを選べば、同じテーブルの人との会話の糸口にも使えますよ。

重要な商談

ビジネスマンにとって、商談がうまくいくかどうかは非常に重要な場面。
時には何億、何十億ものお金を動かし、社運を背負う商談をする場合も珍しくありませんが、そんなときほど取引相手は、さりげなくあなたの服装をチェックし「信用できる人物かどうか」を見極めようとするものです。
カフスボタンをきちんと袖口にあしらった“正統な”装いで、身だしなみに気を使う確かな人間であることをアピールしましょう。

気合の入ったデート

カフスボタンには、男性の手元をセクシーに見せる力があります。
大切な女性との気合の入ったデートには、ぜひカフスボタンをあしらってお出かけください。
「細かいところにも気を使っている人」というイメージにもつながり、女性が好感を抱きやすくなりますよ。
なかなか愛用者がいないからこそ、インパクトの強いモテテクです。

カフスボタンの上手な使い方

このように、ボタンホールを合わせてそこへカフスボタンの先端を差し込み、裏から金具で留めて固定します。
慣れれば簡単にできるので、練習してみてくださいね。

カフスボタンが使えるシャツの種類

カフスボタンは、全てのシャツに使えるわけではありません。
たとえば、一般的によく見られる片方にボタンのみが付いているものには、カフスボタンを通すことができませんよね。
購入する時は必ず袖口を確かめ、カフスボタンが使えるかどうかを判断しましょう。

コンバーチブルカフスシャツ

「変換できる」という意味の名をもつシャツで、ボタンとボタンの間にカフスボタン用の穴が開いているタイプです。
気分によって使い分けができるので、一枚持っていると非常に重宝します。

テニスカフス

ボタンのない、カフスホールのみのシャツです。
フォーマルな場ではこのタイプが良いとされており、上品なイメージを演出します。

ダブルカフス

袖口が折り返してあるシャツで、テニスカフスに比べるとボリュームがあります。
華やかに見せたい時には便利ですが、正式な場ではできるだけテニスカフスシャツを着用するようにしましょう。

カフスボタンの着用例

スーツやネクタイの色と合わせて

同系色でまとめたコーディネートは、すっきりして見えます。
清潔感があって、ビジネスシーンにぴったり。

きらびやかなスワロフスキー

結婚式やパーティのような華やかな場では、このぐらい遊び心のあるカフスボタンも素敵です。

腕時計とのコーディネートを楽しむ

腕時計と同デザインのおしゃれなカフスボタン。
特注で、自分好みのものを作るのも楽しそうですね。

カフスボタンを上手に使いこなし、大人の男を目指そう!

カフスボタンは、袖口にあしらうだけでいつものスーツスタイルを華麗に変身させてくれる便利アイテム。
使い方もそれほど難しくないので、この機会にぜひ挑戦してみてください。
好きなデザインのものをコレクションするのも楽しいですよ!