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一人暮らしにおすすめの炊飯器は?手鍋で炊く方法もご紹介!

一人暮らしを始める際には様々な家電を購入すると思いますが、中でも迷いがちなのが「炊飯器」というアイテム。どのくらいの大きさで、どのくらいのスペックを買った方がいいのかな?という疑問を解消するべく、今回は炊飯器選びの際のポイントを3つまとめました!また「本当に炊飯器って必要なの?頻繁にご飯を炊くか分からないんだけど…」というあなたのために、炊飯器を使わずにご飯を炊く方法もご紹介します。ぜひご参考ください。

ポイント① サイズは「3合炊き」が目安!

まず、一人暮らしにおすすめの炊飯器サイズは「3合炊き」。
朝食に1合、お弁当に1合、夕飯に1合と考えれば、3号炊きで充分だと言えます。
最近は毎食お米を食べる人は少ないですから、朝食にパン、お昼はコンビニなどで済ませるのであれば、たくさん食べる方でも3合炊きで問題なさそうですよね。

ただし、これはあくまでも目安ですから、例えば「電気代を節約するために3日に1度炊いて、冷凍保存しておきたい」などの希望があれば、5合炊きでも構いません。
朝に炊いて夜まで保温しておくと雑菌の繁殖や変色の原因になりますし、電気代もかさむので、上記の理由以外にも炊いてすぐに食べない場合はできるだけ早く別の容器に移し、冷蔵庫や冷凍庫に保存しましょう。

一人暮らしの主流は「3合炊き」!

お米1合で普通のお茶碗2杯程度のご飯になります。
3合炊きの炊飯器だと、最大茶碗6杯分までご飯が炊けることになりまので、一人暮らしには十分の容量だと思います。

出典:http://single-seikatsu.com/4osusume-D4.html

一人暮らしの炊飯器なら3合炊ければまず問題ないでしょう。

大量に炊いて冷凍保存するという方法もアリですが、やっぱりご飯は炊き立てが断然美味しいです。食べる分だけご飯を炊いて、食べる分だけおかずを作る。これが一番理想的です。

出典:http://cookease.net/

ただし、スペック重視なら5合炊きを選ぶのも◎!

一般的に一人暮らし向けとされる炊飯器は3合炊き。最近主流となっているIH炊飯器を選びたい場合、3合前後のものは種類が多くありません。こだわって炊飯器を選ぶなら、あえて機種の多い5合炊きを買うという方法もあります。ただし、サイズは大きくなるので、置くスペースがあるかは確認を。

出典:http://allabout.co.jp/gm/gc/45591/3/

節約重視なら大きいサイズでまとめて炊いて、冷凍するのがおすすめ!

まとめて炊くを実践するならば、一人暮らしでも大きめの炊飯器を選びましょう。 5.5合炊きの炊飯器で、4合を2回炊くより、8合を一回炊いた方が消費電力は少なく節約になります。
まとめて炊いたお米は、一人前程度に小分けして、ラップなどで包装し冷凍しておきましょう。

出典:http://setuyakumanyuaru.com/kantansetuyaku/suihanki.html

ポイント② 中古でも未使用品が吉!

続いては「中古でも未使用品を購入する」というもの。
初めて一人暮らしをする場合は、アウトレットや中古の家具、家電に頼ると非常に助かりますよね。
しかし、炊飯器に限らず家電製品は「すぐに壊れるかもしれない」「補償がない」などの理由から、あまりおすすめされないことが多いよう。

特に炊飯器は水を使うため、外見以上に劣化している恐れもあるそうです。
ただし、中古でも未使用品を売ってもらえる場合がありますから、値段を重視するのであればそういったものを利用すると良いでしょう。
炊飯器は型式が古すぎると自動炊飯の機能がなかったり、保温が甘かったりして苦労する人もいるようですから、何年前に発売されたモデルかも確認しておくことが重要です。

中古の家電には補償がつかない!

電器屋さんいわく「中古なんていつ壊れるかわかんないし補償もあったって微妙だから絶対やめたほうがいい」そうです。
中古品によく触れてる私としては、そんなすぐに壊れないだろって思っちゃうんですけど…
しかし電器屋さんでは、5万くらいの冷蔵庫でもちゃんと5年保証がついてくる。
この違いは大きいのかもしれないなぁ。

出典:http://ameblo.jp/yuni-diary/entry-11631531800.html

炊飯器は水を使うため、外見以上に劣化している恐れも……

水を使う家電製品、炊飯器・電気ポット・コーヒーメーカーなども、見た目以上に劣化が進んでいる場合が多く、中古品はおすすめできない家電に上げられます。

出典:http://enesuke.jp/re9/8249?number=10

購入するなら、大手のリサイクルショップがおすすめ!

中古家電は、新品で購入するのと違って、メーカーの保証がありません。

そういった意味では、はじめの動作確認をきっちり行っているところかどうかによって、後の対応も変わるので、店舗なら大手のリサイクルショップや、短期間でも動作保証をしてくれるショップがオススメです。

出典:http://enesuke.jp/re9/8249?number=10

中古でも「未使用品」で、製造日が比較的新しいものを狙おう

炊飯器買いました。中古でも未使用なものありますよ。説明書がないだけで安くなるらしいです。有名な 家電ブランドしか買いませんが製造日を見てわりと新しいものだったら買います。

出典:http://girlschannel.net/topics/269148/

ポイント③ 美味しく炊けるより、多機能性を重視!

最後に「多機能性を重視」すること。
もちろん美味しく炊けない炊飯器でもいいというわけではなく、近年発売されている炊飯器は、もはや「お米が美味しく炊けることは前提」となっています。
中には料亭並みのお米が炊けるという高級炊飯器もありますが、基本的にはそういった味の違いよりも、機能が豊富かどうかを重視した方が良いでしょう。

最近では炊き方に様々なバリエーションがあるだけでなく、パンが焼けたりお粥ができたり、スマホと連携してお気に入りのレシピが登録できたりといった機能も存在しますから、用途に合わせて選ぶことができますよ。

美味しいご飯が炊けるのは当たり前!機能面を重視しよう

昔の炊飯器と違い、今の炊飯器は美味しいご飯が炊けるという事は大前提になっているので、他の機種にない独自の機能が付いているとか、デザインが好きとかそういう選び方でも良いと思います。

出典:http://cookease.net/

スマホと連携も!?最近の炊飯器はこんなにすごい!

無洗米コース
無洗米コースでは、予熱を長めにとりお米の吸水を促進。また、表面のでんぷんの影響で焦げたりふきこぼれやすいため、通常より時間をかけゆるやかに炊き上げます。ただし、詳細はメーカーや機種によって異なります。

内ふた丸洗い
炊飯器の内ふたを取り外して丸洗いできる機能です。内ふたの汚れをそのまま放置しておくと細菌が繁殖したり、カビの原因になることもあるので、内釜を洗う時は内ふたも一緒に洗いましょう。

遠赤外線
熱を放射して物を温める遠赤外線。遠赤外線を多く放射する土鍋や炭などでできた内釜は、炊飯時にお米の一粒一粒をしっかり加熱、米の芯までじっくりと熱を伝えます。その結果、ふっくら、おいしいご飯に仕上がります。

スチーム炊き
100度以上の高温のスチームを内釜全体に行き渡らせて炊飯します。うまみや甘み、香ばしさを引き出すといわれ、つやと粘り気のあるご飯が炊き上がります。

蒸気セーブ
炊き上がりの際に炊飯器から噴出する蒸気の量を抑えることができる機能です。機種によっては、蒸気をまったく出さない構造を採用し、噴気口がないものもあります。

パン焼き
こねたパン生地を炊飯器内で発酵させ、パンを焼き上げることができる機能です。タイマー機能とあわせて使えば、朝食に焼きたてパンを食べることもできます。

玄米コース
玄米は炊飯前に長時間水に浸し吸水させる必要があります。玄米モードでは、40度程度の水で吸水させるなどの工夫を施し、吸水も考慮した上で炊飯します。ただし、それでも炊飯時間は白米より1.5~3倍ほどかかります。

炊き分け
最近の炊飯器には、米の種類(白米、無洗米、玄米、米の銘柄別など)や食感別(もちもち、しっかりなど)、食べ方別(おかゆ、カレー用、お寿司用、おこわなど)といった豊富な炊き分けメニューが搭載されています。

スマホ連携
近年ならではの特長ともいえるのがスマホとの連携。スマホに専用アプリをダウンロードし炊飯器と連携すれば、スマホで検索・閲覧して気に入った料理のレシピやその炊飯方法を、炊飯器に設定できます。

出典:http://kakaku.com/kaden/rice-cooker/guide_2125/

ご飯とおかずが一緒に作れる!「tacook」もおすすめ

僕が一人暮らしの方におすすめする炊飯器は、tacook(タクック)というタイガー製の機種です。炊飯と調理を同時にできるので料理の時間を確保できない忙しい一人暮らしの方に最適です。

出典:http://cookease.net/

 米を入れた内なべの上に材料が入ったクッキングプレートをセットする構造で、炊飯中の蒸気を利用してプレートにある材料を加熱調理する仕組み。蒸気を吸い込む空気穴がプレート底面でなく側面にあいているので、汁気の多いメニューでもごはんに味移りせず、それぞれおいしく仕上げられる。ご飯も押し潰されることなく、ふっくら炊き上げられる。

出典:http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120404/1040335/?rt=nocnt

ロコモコ丼や親子丼などの幅広い料理が作れる上に、内なべだけを利用した、リゾットやミネストローネ、ガトーショコラなど多彩な調理に対応している。

出典:http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120404/1040335/?rt=nocnt

炊飯器を買わなくても、鍋でご飯は炊ける!

炊飯器は1台あると便利ですが、昨今では昔に比べると、比較的お米を食べる機会が減っていますよね。
「朝はパンだし、もしかしてあんまり自炊しないかも……」という方の場合は、炊飯器を購入せずに、必要な時だけ鍋でご飯を炊くという方法もあります。

土鍋があればそちらの方が美味しくできると言われていますが、ステンレス製の鍋でも大丈夫。
お米と水を入れたら蓋をして火にかけ、炊けたら蒸らすだけでOKです。(詳細は下記ご参照)
ただし、加熱時間も火加減もすべて手動ですから、気を付けていないと焦げてしまいます。
その点、ちょっとコツが必要かもしれませんね。

用意するものは「米・水・鍋」だけ!

・炊きたい分量の米
・浸水後の米と同量の水
・蓋の閉まる鍋

出典:http://food-drink.pintoru.com/rice/how-to-cook-rice-using-pot/

土鍋もいいけど、ステンレスでも大丈夫!

味にこだわるのであれば土鍋を使用してご飯を炊くのがおすすめですが、一般的な鍋であっても蓋がしっかりと出来るタイプであれば炊き方は変わりません。

出典:http://food-drink.pintoru.com/rice/how-to-cook-rice-using-pot/

基本の工程は8ステップ!

鍋炊飯の手順は以下の8ステップです。

⒈準備(研ぎ&浸水)
⒉1対1(1.2)の割合で水を入れる
⒊蓋をしたまま火にかける
⒋沸騰してから2分そのまま
⒌火を弱くして3分炊く
⒍さらに弱火にして6分炊く
⒎10秒強火でコゲ作り
⒏10分蒸らして完成

出典:http://food-drink.pintoru.com/rice/how-to-cook-rice-using-pot/

使用する鍋に合わせた米の量としては、一般的に片手鍋サイズであれば2合程度まで炊くことが可能です。

鍋でご飯を美味しく炊くためには「浸水を終えた米と同量(同体積)の水」を使うのが目安であり、浸水前の米であれば1合につき180~200ml程度、無洗米の場合は1合につき250~300ml程度が目安とされています。

出典:http://food-drink.pintoru.com/rice/how-to-cook-rice-using-pot/

程よくおこげの付いたご飯を炊くには「2-3-6-10-10」の合言葉で!

合言葉は「2−3−6−10−10」です!この言葉を覚えておけば、失敗することなく、軽くおこげのついた美味しい鍋炊きご飯が完成しますので、その合言葉を踏まえて火加減について解説します。

⒈蓋をしたまま強火にかけ沸騰を待つ
⒉沸騰したら「2分間」火加減そのまま
⒊中火に戻して「3分間」火にかける
⒋弱火にして「6分間」火にかける
⒌水分が抜けたら「10秒間」強火
⒍火から下ろして「10分間」蒸らす

出典:http://food-drink.pintoru.com/rice/how-to-cook-rice-using-pot/

最後の「蒸らし」も重要!

鍋で炊いたご飯は「蒸らし」という工程を踏むことで、初めて米の芯までふっくらとした炊き上がりになります。上でも説明しましたが、蒸らしに必要なじかんはおよそ10分程度。蓋を閉めた状態で待ちましょう。

出典:http://food-drink.pintoru.com/rice/how-to-cook-rice-using-pot/

自炊する頻度を考え、自分に合った方法や炊飯器を選ぼう

いかがでしょうか?一人暮らし向けの炊飯器も様々にバリエーションがあり迷ってしまいますが、場合によっては鍋で代用もできるのですね。
手間はかかってしまいますが、炊飯器を購入するお金や電気代を節約できますから、お米を炊く頻度が少ない方にはおすすめです。

炊飯器を購入する場合でも、自分がどのくらいお米を食べるのか、自炊はどのくらいするかなどを考えながら選べば、最も最適なものが見つかるはず。
デザイン・性能・価格ともに、ぜひ自分に合った炊飯器を見つけてくださいね。