美侍

時代は今、ミニマリスト!あなたも挑戦してみる?

近頃、頻繁に耳にするようになった「ミニマリスト」。余計な物を購入したり、部屋に置いたりせず、本当に必要なものだけを厳選して暮らす人のことを指す言葉です。メリットもあればデメリットもそれなりにあるとは思いますが、どのような生活ぶりなのでしょうか?

ミニマリストとは?

画像を見ても分かるように、テレビやパソコン、食事をするためのテーブル、布団など、生活に必要な最低限のものだけを使って生活する人のことを「ミニマリスト」と呼びます。
がらんとしてちょっと寂しい気もしますが、余計なものに気を取られない分、リラックスできそうな気もしますね。
また、縛られるものが少ない分、いつでも自由に行動できるところも魅力。
究極のミニマリストともなれば、定住する場所を持たず、ホテルやネットカフェなどを泊まり歩くこともあるというのだから驚きです。

ミニマリストになったきっかけ

 
何か目的があってミニマリストになったわけではなく、必要に迫られて無駄を省いた人も多く存在します。
物を増やせばそれだけ維持費や置き場所も必要となるので、シンプルな暮らしでお金を節約するわけですね。

なんだか急に、いらないものをデスク周りや身の周りから排除したくなる時もある。
気が付けば、それがいわゆるミニマリスト。

 
散らかりようのないミニマリスト生活なら、急な来客でも安心。
部屋の片づけって本当に面倒なので、案外このような理由でミニマリストを目指す人は多いような気がします。

わたしはこんな風に暮らしています

ハービーさんの“ミニマリストブログ”

本当に気に入った洋服だけを大切に、コーディネートを楽しんでいるハービーさん。
定番のシャツスタイルにちょこちょことアイテムを足すというスタイルなので「何を着ていこう?」と悩む必要がないのだそうです。
朝の支度に時間がかかる人は、ハービーさんのように洋服の断捨離をしてみると気が楽になるかも!

kotonoさんの“ミニマリストブログ”

ご主人がミニマリストという主婦・kotonoさんのブログ。
何もかも節約するのではなく、おいしい食べ物を買ったり贈ったりすることにはお金を使うという、ポリシーのはっきりしたご主人のようです。
なんと、昔は汚部屋住人だったとか。

ASさんの“ミニマリストブログ”

「もうなんもいらんわ。」というタイトルのブログを書いているASさんは、徹底的にムダを削ぎ落とし、実に潔いシンプルライフを送っています。
食事は自炊、洋服も基本的なアイテムだけを所持して、家賃込みの1ヶ月の生活費、なんと57,000円!
ただ、こうした生活に息が詰まってしまいそうになる時もあり、1つだけ集めていいものがあるとすれば何にするか?と聞かれたら「本」と答えるそうです。

ミニマリスト生活のメリット・デメリット

メリット1:気分が落ち着く

ミニマリスト生活を送っていると部屋の中ががらんとしてきますが、まるで畳敷きのお寺の本堂にいるような落ち着いた気持ちになれます。
考え方も自ずとシンプルになってくるのでストレスを抱えにくく、常にすっきりとした気分でいられるのです。
物が溢れている部屋は、自分でも気づかないうちに気が散ってしまっているもの。
忙しい生活を送る人こそ、ミニマリスト生活が合っているのかもしれません。

メリット2:無駄遣いをしなくなる

ミニマリスト生活を始めると、買い物のたびに「これは本当に必要なものか?」と考える癖がつくので、無駄遣いが減ります。
また、持ち物の中に無駄がなくなるので1つ1つのものが貴重に思え、大切にできるようになるのです。

メリット3:フットワークが軽くなる

家の中に荷物がたくさんあると、それを維持するために働いたり、置き場所を確保したりする必要性が出てきます。
また、引っ越しをするとお金や手間がかかるので、もっと快適な場所に移りたくてもなかなか腰が上がらないのです。
その点、ほとんど物のないミニマリスト生活なら、思い立ったらすぐに行動することができて便利。
旅行にも出やすく、人生の幅が広がります。

デメリット1:女性からケチだと思われる

ミニマリスト生活はあくまでも無駄を省くことであり、決してお金をケチっているわけではないのですが、女性からするとそれが「ケチ」に見えることがあるようです。
自分のために使うお金は必要最低限にしても、デート代は奮発したほうが良いかもしれませんね。

デメリット2:友人が遊びに来ても間が持たない

ミニマリストの部屋にはゲームやマンガなどの娯楽品が少ないので、友人が遊びに来てもほとんどすることがなく、間が持たないことがあります。
また、食器も自分が使う分しか置いてないので、一緒に食事をするのも難しいでしょう。
もちろん、来客用の布団もありません。

デメリット3:結婚の障害になる

ミニマリストという生き方はまだまだ少数派で、必ずしも恋人が理解してくれるとは限りません。
お互いの生き方を尊重できれば良いのですが、ミニマリストを実践する側からすれば普通の暮らし方は無駄だらけだし、相手にしてみればミニマリストな生き方は無理があると感じてしまい、どうしてもぶつかることが多くなるのですね。
結婚を実現させるには、ある程度の妥協が必要かもしれません。

ミニマリスト生活で人生を見つめ直そう!

これだけ物が溢れている時代にあえて無駄なものを省こうという生き方は、誘惑が多く、決して簡単なことではありません。
しかし「自分にとって本当に必要なものは何か?」と考えることで今までの人生を振り返るきっかけになるので、これからの生き方を考える良い機会になるでしょう。
誰にでも実践できることではありませんが、興味があれば一度挑戦してみるのも良いかもしれませんね。