美侍

車としての魅惑を追求し尽くした「セクシーな車」4つ挙げてみた

皆さんは「セクシーな車」と言われて、どのような車を想像するでしょうか。現代では実用的な車に注目が集まりますが、車本来の「セクシーさ」を忘れたくないものです。そこで、この記事では「セクシーな車」と思われる車種についてまとめました!

1・フィアット500

出典:http://fesoku.net/archives/5957363.html

セクシーな車として最初にご紹介するのは、イタリア生まれのおしゃれな車「フィアット」です。
コンパクトな作りながら、内装・外装ともに洗練されたデザインになっています。
街中をフィアットで走るだけで、ほかのコンパクトカーよりも注目を浴びること間違いナシ!

クルマに乗らされるのではなく、自分がクルマを操っているんだという実感が味わえる

出典:http://autoc-one.jp/fiat/500/report-1178692/

フィアットがセクシーな車と言われるのは、そのデザインと共に心地よいエンジン音にあります。
ミッションでシフトを上げていくと「パタパタ」という独自のエンジン音と共に加速していきます。
この加速の音を聞きながら走れるコンパクトカーは、ほかにはありません。
ミッションにて操ることで「乗っているぞ」と思わせてくれると共に、エンジン音で答えてくれる。
それがフィアットのセクシーポイントです。

2・ランボルギーニ・ミウラ

出典:http://www.lamborghini.com/jp/%E6%AD%B4%E5%8F%B2/1965-1966/

2台目に紹介するセクシーな車は、「ランボルギーニ ミウラ」です。
異様に低く流線型のボディは、数々のスポーツカーの中でも異彩を放っています。
「ミウラ」とは、スペインで伝説的に有名な闘牛を輩出してきた牧場「Miura牧場」に因んだもので、日本人の「三浦」姓とは関係がないようです。
ドアを全開にして前から見ると闘いを挑もうとしている牡牛のように見えるデザインとなっているとのことで、いかにも!という感じがしますね。

出典:http://sudacolumn.cocolog-nifty.com/typer/2005/09/post_57d5.html

ミウラのカウルは、ちょっと特殊な形で開きます。
カウルの開閉影響によって、マフラーカッターがカウル下に便宜上付いています。
本来のマフラーとマフラーカッターは完全に連結できないため、排気ガスの流れが乱れて独特の排気音が出るのです。
その音は、まさに獣の咆哮のようだとか。
カウル開閉の影響によって、奇しくも「闘牛」との関連が強くなった1台です。

3・フェラーリ458

出典:http://www.webcg.net/articles/-/5189

3つ目に紹介するセクシーな車は言わずと知れた「フェラーリ458」です。
スポーツカーの王道と言える車であると共に、車の中で最もセクシーな車に挙げる人も多い車種。
その車体からは生み出されるスピードは、なんと260キロ!
エンブレムにもなっている「跳ね馬」に恥じない作りとなっています。

出典:http://www.webcg.net/articles/-/5189?page=2

歴代のV8フェラーリのなかで最高の570psを発する「458イタリア」。車内からも車外からも、その心臓をガラス越しに眺めることができる。

出典:http://www.webcg.net/articles/-/5189?page=2

フェラーリが最高260キロものスピードが出せるのは美しいボディだけでなく、もちろんエンジン性能によるものです。
そのエンジン部分は車内・車外の両方から見ることができます。
フェラーリがセクシーと言われるのは、エンジン部分の見せ方が美しいからです。
ただ速いだけでなく、自分の心臓を見せつけるボディ。
車に求められる「セクシー」を詰め込んだような車種です。

4・マツダ「デミオ」

出典:http://autoc-one.jp/mazda/demio/report-1968378/

最後に、あえてこの車を「セクシーな車」としてご紹介したいと思います。
車産業に革新的なデザインを打ち出しているマツダの「デミオ」。
日本の車産業でも大いなる功績を残すほど、マツダというメーカーのデザインコンセプトは高い評価を得ています。
この「デミオ」も、コンパクトカーの中では目を惹くデザインとなっています。
「安ければいい」ではなくて、車本来の「楽しさ」を追求して生まれた車です。

デミオは、スタイリッシュで、乗って楽しいクルマに仕上がっている。とくにディーゼル車の贅沢な乗り味は従来の国産コンパクトの常識を遥かに凌ぐ。

出典:http://autoc-one.jp/mazda/demio/report-1968378/

デミオは、燃費や室内・荷室の広さにおいて、とくにライバル車を凌駕するものではありません。
しかし、乗っていて走り出すと、そうしたスペックとは関係ない、「何か」を身につけていることがわかります。
エンジン音を極限まで消す遮音材を使い、乗っているときにストレスを感じさせない。
室内空間の広さではなくて、運転席周りのインテリアやハンドリング性能を高めている。
車に求められる「機能性」ではなくて、車で走る「楽しさ」を追求した車と言っていいのではないでしょうか。
デミオが美しくて人を惹き付ける「セクシーな車」たる理由は、そこにあります。

車の魅力は「機能性」だけじゃない!

出典:http://www.geocities.jp/mos39562279/miura.html

最近の車では、低燃費や空間の広さなど「機能性」が得てして語られることが多くなっている気がします。
しかし、車を運転して路上を駆け抜けるうえで、そうした「機能性」以外の魅力を忘れたくはない。
この記事で紹介した車たちは、そんな車本来の「セクシーさ」を持ち合わせています。
そう、車に必要なのはそのセクシーさです。
願わくば、そのセクシーさに触れて、私たち自身も「スペックを凌駕したセクシーな男」になりたいものですね。
え? セクシーな車を手に入れるにはそれなりのスペックを持った男でないとダメ?
ほらほら、そんなことをいう事自体が、セクシーの定義から外れていますよ。