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大人上品な“パルファム”で男の魅力を底上げ!

“パルファム”は、香水の一種。あらゆる香水の中でも最高ランクのクオリティを持つものがこの名で呼ばれます。そんな大人の香りをつけて、上品な雰囲気を演出しませんか?いつもの香りの代わりにパルファムをまとうだけで、グッと大人っぽい印象になりそうです。おすすめの品や選び方を紹介します。

パルファムとは何か?

日本では全部ひっくるめて「香水」と呼んでいますが、香水というのは厳密に言うと一番濃度が高い「パルファム」のことを指します。パルファム(parfum)はフランス語で香水のこと。

出典:http://みお.net/892.html

香水の成分のひとつであるエタノールの濃度によって、呼び方が変わり、最高級のパルファムでは、それが15%〜30%のものを指します。

ちなみに、
・エタノール濃度:15%~30% = パルファム
・エタノール濃度:10%~15% = オードパルファム
・エタノール濃度: 5%~10% = オードトワレ
・エタノール濃度: 1%~ 5% = オーデコロン
と分類されています。

最高峰のパルファムは香りが強く、持続時間は5時間〜半日と長いため、1滴垂らすだけで十分。
品格を備えた、大人の香水と思ってよいでしょう。

パルファムの魅力は?

パルファムのなによりの魅力は、香りが本格的で豊かな気分を味わえる点に尽きるでしょう。
オードパルファムやオードトワレとは明らかに異なる特徴です。
一滴で十分に香り、長時間持続するため、一日中忙しく動き回っていてもその優雅な香りをずっと身にまとい続けることができます。
高価ですが、それだけ“濃密な本物の香り”であるため、男の魅力が格上げできるはずです。

パルファム、どう使うべき?

せっかくのパルファムです。
つけるのならポイントをおさえて品よく香らせるに限ります。
つけ場所や使い方を知っておけば、より一層さりげなく香らせることが可能です。
香りで男らしくかつセクシーな雰囲気を演出しましょう。

身体のどの部分につけるのがよい?

香水をつける場所の定番として、耳のうしろや手首の内側といった箇所があげられます。
ただ、パルファムは香りが強いため、さりげなく香らせるためにはもう少し工夫が必要です。

それは、上半身でなく下半身につけること。
そのほうが香りがゆっくりと上がってくるため、より上品に香らせることができます。
例えば、膝の裏や太ももの内側、アキレス腱など。
腰の後ろのあたりにつけるのもおすすめです。

しかも「1滴」。
パルファムは1滴だけをつけるのが鉄則です。
それ以上をつけてはいけません。

効果的に香らせるためのタイミングは?

周囲の人への影響も考えて香水をつける場合、香水をつけるタイミングはよい印象を与えたいその人に会う前の30分くらい前がよいでしょう。

出典:http://www.azaban.com/howto/06.html

つけた最初はトップノートといい、強い香りが放たれます。
これはやや強すぎます。
つけてから30分ほどで香り始めるミドルノートを香らせると心がけることで、自然で魅力ある香りを醸し出せます。
つまり、タイミングは外出時の30分前。
そこ時間を見計らって「1滴」垂らすようにつけるのが最善の策です。

初心者の方にもぜひ!パルファムの選び方とおすすめ2品

香水のなかで最高ランクのパルファム。
やはりつけるシーンを考えながら、お気に入りの香りを選びたいものです。
1滴で存在感のある香りを放つパルファムは、パーティーや結婚式などのフォーマルな場所に最適。
華やかでありながら、かといって大勢の人が集まる場で目立ち過ぎない。
そうした大人の節度と矜持をもった香りを選びましょう。
周囲の人が、誰よりも女性たちが、あなたを見る目も違ってくるはずです。


おすすめの2品をご紹介します。

オピウム パルファム/イヴ サンローラン

重厚感と強さを持ち、魅惑的な中にどこか退廃的な空気感を持つ香りオピウム。スパイシーでフレッシュなノートと豊かなフローラルとウッディ・アニマルノートが共存した幻想的な香りは、身に纏う者すら陶酔させ、非現実的な夢の世界=オリエンタルへ連れて行ってくれる。

出典:http://www.flower-liquid.com/parfum/pa-ex/woman/opium_parfum.html

阿片(アヘン)という名を持つ蠱惑的なパルファム。
「印籠」をモチーフとしたデザインのボトルに収められています。
女性用として生み出されたイヴ サンローランのパルファム。
しかし、スパイシーでオリエンタルな香りは、男性がつけていても違和感なく、ふっと振り返ってしまうほど魅力的です。
まさにパーティーシーンに打ってつけの逸品。
セクシーな雰囲気を醸し出してモテ度アップを計りましょう。


エンヴィ パルファム/グッチ

ひと吹きした瞬間、ヒヤシンスのフレッシュなグリーンフローラルノートの際立つファーストインプレッションから、白いマグノリア(泰山木)の花の透明感のある甘い香りが漂い始める。そしてグリーンノートのスミレやイリス(アイリス)、フローラルのすずらんなどの初夏に咲く白い花のブーケ、6月初旬に白い花をつけるグレープの香り、ジャスミンが次々に顔をのぞかせながらムスクの官能の香りと共に広がる。

出典:http://www.flower-liquid.com/parfum/pa-ex/woman/envy_parfum.html

エンヴィ(ENVY)。
つまり周囲から集める「羨望」を名に掲げた華麗なパルファムです。
洗練されたファッションやシーン、とくにスーツスタイルに映える爽やかな香りはビジネスシーンでも嫌味なく使えます。
ボトルデザインからもわかる通り、ゴージャスというよりはシャープな印象。
朝からほんのりと香らせて、切れ味のあるデキる男を演出したい。

希少だからこそ、使いこなしたい

オードトワレやオードパルファムなど、パルファムに比べて香料濃度が低い香水は種類豊富にありますが、最高ランクと位置づけられているパルファムは近年あまり見かけなくなりました。
希少価値が高い本物だからこそ、大人上品を演出するには欠かせないもの。
デイリーにはもちろん、仕事や恋愛など、ここぞというときのためにお気に入りの香りを用意しておくと良いですね。