みちのくの風情を堪能！青森のおすすめＢ級グルメ3選

青森県といえば、リンゴやねぶた祭りといった名物が一般によく知られています。しかし、これだけではまだ青森の魅力全てを満喫出来ません。今回は、青森に行くのであればぜひ食べておきたいＢ級グルメについて詳しく見ていきましょう。

独特の食感がクセになる！八戸せんべい汁

最初にご紹介するのは、ご存知「八戸（はちのへ）せんべい汁」。
B級グルメの祭典ともいわれるB-1グランプリで金賞を受賞したこともあり、ここ数年で一気にメジャーになったB級グルメです。
せんべいと聞いて思い浮かべるのは、あのパリッとした食感のお菓子ですよね。
八戸せんべい汁には、そのせんべいが汁物の具材として使用されています。
鍋で煮込んでも溶けにくく、大昔からせんべい汁用に創意工夫が繰り返し行われてきたことが感じられます。

肉や魚介の出汁に漬けられたせんべいは、すいとんの歯ごたえにも似たような、もちもちとした独特の食感に。
この食感がクセになり、何度も食べたくなる衝動を抱く人も少なくありません。

せんべい汁とは、肉や魚、野菜や茸等でダシを取った汁の中に、小麦粉と塩でつくる鍋用の南部せんべい(「おつゆせんべい」とも言う)を割りいれて、煮込んで食べる八戸地方の郷土料理です。鍋料理として食べる場合と、汁物として食べる場合があります。

出典：http://www.senbei-jiru.com/first/first_1.html

八戸せんべい汁の美味しい食べ方は、せんべいの食感をある程度残しておくことです。
出汁が浸みこみ過ぎてしまったドロドロなせんべいよりも、多少歯ごたえのあるものの方が美味しくいただけます。
もちろん個人の好みもありますから、初めてせんべい汁を召し上がるときは煮込み加減を変え、自分好みの食感を探してみるのも良いでしょう。

せんべい汁は本当にアルデンテが美味しい！！
せんべい汁の歌の通りでした。（青森県民なら知ってるあの歌）
せんべいのアルデンテって何よ？って感じですが
食べてみたらわかります。なんか、もっちりの中にアルデンテな部分があるんですよ。
こう歯がぐ～っとのめりこむような食感の。
それが美味しい楽しい。

出典：http://event-gift.com/otoriyose/2012/1107-1554.php

八戸せんべい汁は青森県の方にとってとても一般的な料理です。
せんべい汁を使った町おこしも行われており、その証拠に「八戸せんべい汁の歌」というものも存在します。
八戸せんべい汁と同様に、1度聞いたらクセになるメロディーですよね。

津軽じょっぱり魚屋酒場

こんな魅力が詰まった八戸せんべい汁を青森で食べたいという人におすすめなのが、青森市にある「津軽じょっぱり魚屋酒場」です。
じょっぱりとは、津軽弁で頑固者という意味の方言になります。
こうした青森の方々の気性を表現したかのような力強いねぶたの顔が、こちらのお店の目印です。

「津軽じょっぱり漁屋酒場」の入口上部には、ねぶた師内山龍星氏が製作した大きな「ねぶた」が掲げられており、お客様をお迎えいたします。

出典：http://marutomisuisan.jpn.com/isariya-tugaru/#foods

八戸せんべい汁はもちろんのこと、郷土料理や地酒といった青森のグルメを1度に味わえる素敵なお店です。
料理もさることながら、津軽三味線の生演奏や個室席完備といったサービス面も充実しており、快適に青森の魅力を堪能出来ることでしょう。
観光客だけではなく、地元の方からの評判も高いお店なので、青森を訪れたときはぜひこちらで八戸せんべい汁を召し上がってみてください。

メニューも豊富で、八戸名物いか料理、帆立の貝焼き、十三湖名物しじみ料理、
お刺身はもちろん、青森名物の味噌おでん、けの汁、せんべい汁、
じゃっぱ汁など、青森の鍋料理をはじめ黒石のつゆ焼きそばまで網羅してます。

出典：http://aomorigourmet.g-f-link.com/?page_id=1061

津軽じょっぱり漁屋酒場

お店の情報と口コミが載っています。【青森B級グルメ】

津軽海峡で獲れたイカの通な食べ方！イカメンチ

2つ目にご紹介するのは、「イカメンチ」というB級グルメです。
青森の内陸部では海産物が貴重だったため、すり身にして野菜や小麦粉と混ぜて揚げることで保存性を高めるという形が生まれました。
イカといえば新鮮なお刺身を売りにしている地方が多いので、イカメンチは青森ならではの郷土料理といえます。

イカの足（ゲソ）を包丁でたたき、季節の野菜などと一緒に小麦粉を混ぜ、油で焼いたり揚げたものが「いがめんち」。戦前、津軽内陸部では貴重だった海産物。先人の知恵と愛が詰まった食文化であり、「母の味」として受け継がれてきた郷土料理。

出典：http://www.umai-aomori.jp/eatarea/4.phtml

イカの食感を残しつつそのほかの具材とミックスすることで、揚げた時にイカの風味や野菜の甘味が全体にいきわたります。
その風味を油でしっかりと閉じ込めているので、揚げたてはもちろんのこと、時間が経っても美味しく食べられるのですね。
ご飯にも合いますし、お酒の肴としても古くからから愛されています。

イカを刺身にしたときに残るゲソをミンチにし、玉ねぎや人参等の野菜と小麦粉等で混ぜ合わせ、油で揚げたお惣菜。

イカの風味と野菜の甘味、油で揚げた香ばしさで、食べ始めると止まらない美味しさ。

ご飯のおかずはもちろん、お酒のつまみや、おやつとしても美味しくいただけます。

出典：http://www.ajiiku.jp/ikamenchi.html

津軽　お日様の味

イカメンチを提供してくれるお店は多々ありますが、中でもおすすめなのが弘前にある「津軽　お日様の味」です。
イカメンチに合うお酒や料理も同時に味わえますから、ちょっとした軽食感覚で立ち寄るのも良いですし、がっつり食事をとる場所としても最適です。

お城とさくらとりんごのまち、弘前駅から徒歩10分。アットホームな雰囲気が人気の「津軽お日さまの味」です。地元の旬の食材を使った郷土料理と創作料理が自慢！

出典：http://hitosara.com/0005034390/

こちらのお店の魅力は、店員さんの人柄がうかがえるアットホームな雰囲気です。
青森産の食材を生かした料理を明るい雰囲気で食べられるので、気の置けない仲間で集まるにもおすすめのお店といえます。
仲の良いメンバーで青森旅行へ行く際には、こちらのお店で夕飯をとってみてはいかがでしょうか？

本当にアットホーム感のある居酒屋さんでした。居酒屋というと男の人が多いイメージでしたが、この日は四組のうち一組がカップルで後は女子(笑)
メニュー表がジャポニカ学習帳だったり、メニュー名もアイデア&ダジャレ&ひねりがあり、読んでいて面白かったです。

出典：http://tabelog.com/aomori/A0202/A020201/2006510/dtlrvwlst/5162637/?lid=unpickup_review

津軽　お日様の味

お店の情報と口コミが載っています。【青森B級グルメ】

お酒の締めにピッタリ！しじみラーメン

最後にご紹介するのは、貝の旨味がスープに満ちた「しじみラーメン」。
ご当地ラーメンは日本各地に存在しますが、こちらはその中でも珍しいしじみを使用したラーメンです。
しじみから抽出される出汁が胃に優しく、お酒を飲んだ後の締めとして食べていただきたいラーメンとなっています。
十三湖（じゅうさんこ）の特産であるしじみは、身が大きく歯ごたえも抜群。
食べごたえのあるしじみとあっさりとしたスープは、1度食べたら忘れられない味に仕上がっています。

塩ベースのスープの中に、十三湖の特産品である大和しじみのエキスがたっぷり入っているラーメン。もちろん、トッピングにもたくさんのしじみ貝がのせられていて、プリプリの大和しじみと旨みたっぷりのスープはまさに絶品！

出典：http://www.aptinet.jp/Detail_display_00003875.html

十三湖本家しじみラーメン

しじみラーメンを食べるのであれば、やはり「十三湖本家しじみラーメン」しかありません。
しじみラーメン発祥の地といわれる十三湖（じゅうさんこ）の中でも特に人気の高いお店で、昔ながらの雰囲気で美味しいしじみラーメンをいただけます。

鶏ガラのスープにしじみの出汁がしっかりと出ていて美味しい。
あっさりしているので飲んだ後にも食べたくなります。

麺にスープが絡んで美味しい。
細麺なので飲んだ後にもスッと入りますね。

出典：http://batebate2.blog.so-net.ne.jp/2012-01-23

売りであるしじみもたっぷり入っており、しじみラーメンのみで勝負しているお店です。
塩・醤油・味噌と3種類用意されているのですが、しじみの味を堪能したいのであれば塩をおすすめします。
混じり気のない、引き立てられた本来の風味を味わうことができるので、初めて訪れるのであればまずこちらをご賞味ください。
もちろん醤油や味噌も絶品なので、訪問ごとにスープを変えることで、飽きることなく美味しいしじみラーメンを味わうことができますよ。