美侍

カップル同棲!トラブルにならない費用折半の手引

憧れのカップル同棲。好きな人と暮らせるのは素敵ですが、気になるのは生活費用をどうするか、ということ。お金のことをあやふやにしていると、後々トラブルになるかもしれません。生活費用の折半を考える時、どのような点に注意すべきなのでしょうか?

分担は初めのうちから決めておく

費用折半をどう分担するかということについては、同棲を始める前に決めておくこと。

インターネット費や光熱費はキャッシュではなく、口座振替やクレジット支払いが一般的です。
分担を決めないうちにどちらかが支払ってしまったりすると、後になって支払口座の変更をしたり面倒なことになりかねません。

分担を決めるためには、予めどのような生活費が発生するか把握しておく必要があります。

生活費内訳

1. 家賃
2. 水道・光熱費・インターネット費
3. 食費
4. 日用品費

上記は同棲にかかる生活費の内訳例。
その他、衣服代や理容代を含むおしゃれ費や医療費、人によっては駐車場費等がかかります。

おしゃれ代・医療費は使った人の負担、駐車場費もクルマの持ち主となっている方が負担、という区分けのしかたもありますが、上記1.~4.の生活インフラ費はやはり事前にしっかり分担を決めないとあやふやになりがちなのでご注意を!

さらに実際どれくらいの費用になりそうか見積もりを立てて考えると、分担を決めやすいでしょう。

カップルによっては収入に大きく差がある場合もあるので、負担額の割当は二人でよく話し合ってくださいね。

後払いは要注意

先に説明したとおり、生活費の中には口座振替やクレジット支払いするものもあります。

注意が必要なのは、先にどちらかが支払って、後からお金を返してもらうやり方。
この場合は支払いが遅れてしまったり、カップルの間柄ということもあって疎かになりがちです。

最も良い方法は、二人で共有の口座を作ること。
お互い決まった金額を入れ、家賃や光熱費をその口座から落とすようにすれば、上手く生活費を折半できます。

銀行口座を作るのに抵抗がある、破局後に口座の扱いに困りそう…という場合は、支払い担当を決めてしまうのが良いでしょう。

水道代や光熱費は季節や使い方によって変動しますが、その点さえ納得していれば担当を固定しても問題ないはず。

その他、食費や日用品費等のキャッシュ支払いにも同じことが言えます。
後払いする方法を取るのは要注意。

共有口座を作るか、担当者をきちんと決めておきましょう。

忘れてはいけない専有物のこと

同棲する中で不満が出がちなのは、どちらか一方しか使わない専用物のこと。
例えば、男性専用あるいは女性専用のシャンプー、髭剃り等のケア用品がそうです。

トイレットペーパーや食器洗剤等の共有物であれば、折半しても納得できるというもの。
しかし、自分が使わないものまで負担するのは不公平だと感じる人もいます。

それがパートナーのこだわりで高額だったりすると、なおさら。

細かい費用をあれこれと決めるのも堅苦しいですが、せめて話し合いの場は設けるべき。
後々トラブルにならないよう、分担決めの際に専用物についてもどうするか触れておきましょう。

家事分担のことも念頭に置いて

生活費の分担と一緒に決めておく必要があるのは、家事のこと。
同棲を始めたカップルにありがちなのが、片方に家事負担が偏ってしまう問題です。

不満が溜まると、「家事までやって今の費用分担では割に合わない!」とトラブルに発展することも。

家事は金額に換算できるものではないので難しいですが、せめて役割分担くらいは前もって決めておきましょう。

仕事で忙しかったりして、パートナーが思っていたより家事をこなせない場合もあります。
そんな時は喧嘩になる前に、二人で話し合いの場を持ってくださいね。

堅実な同棲生活を!

以上、トラブルにならない費用折半のあれこれを説明してきました。

せっかく、好きな人と一緒の部屋で暮らせる同棲生活。
神経質になり過ぎる必要はありませんが、回避できるリスクは避けておきたいところ。

普段細かいことを気にしない人でも、何かでイライラしていたりすると不意にお金の話を持ち出してしまったりするものです。

結婚を前提に同棲するカップルなら、生活費とは別に貯金のことも頭に入れておくこと。
将来のため、二人で毎月貯める額を決めておくと良いでしょう。

費用のことでトラブルにならない、堅実で平穏な同棲生活を送ってくださいね!