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変化球デートにおすすめ!?大阪の魔窟「味園ビル」の魅力に迫る

バブル時代、一世を風靡した大阪ミナミの「味園ビル」。若い人にはあまり知られていませんが、実はデートにお誂え向きの面白スポットなんです!今回はそんな「味園ビル」のあれこれを紹介。その知られざる魅力に迫ります。

味園ビルって何?

「そもそも味園ビルを知らない」という人のために、その歴史から振り返ってみましょう。

味園ビルは今から60年ほど前に建てられた複合商業ビルです。
当時は現代風で高級感漂う佇まいで人気を博し、ダンスホール・キャバレー・スナック・サウナとビル内は大賑わいを見せていました。

平成に入ってから一時低迷しましたが、現在はテナントフロアに若オーナーの飲食店やバーを迎え、再び注目を浴びています。
日本のサブカル発信地でもあり、ネット界隈では「大阪の魔窟」と呼ばれているのだとか。

今も残るバブリーな昭和感

先に紹介した通り、当時は現代風で高級感漂う佇まいが評判だった味園ビル。
時代を経て、今やバブリーな昭和感を残す懐かしのビルとなりました。

かつて「日本最大のクラブ」と言われたキャバレーは現在、ライブやイベント開催用の貸しホールに。
バブル期ならではのゴージャスな内装はそのままで、その時代を知らない若者の心まで射止めています。

もう一つの見どころは500人収容可能な大宴会場。
こちらも古き良き時代を感じられる内装で、規模の大きな会社宴会などに使われています。

2名から利用できる個室もあるので、気になる人はカップルでどうぞ。

とにかく、味園ビルの中に一歩入れば、そこは昭和の世界。
色んな店がごった雑に並ぶ廊下を歩くだけで、風変わりな楽しいデートになること間違いなしです。

珍妙な店が勢ぞろい

味園ビルのテナントフロアにはカフェやスナック、アートギャラリーといった多種多様なお店が沢山あります。

サブカル好きが集う、味園ビルの老舗「深夜喫茶・銭ゲバ」。
珍料理やゲテモノを楽しめるステーキ店「赤狼」。
怪しげな雰囲気がプンプン漂うバー「秘密倶楽部アニマアニムス」。

味園にあるのは、どれも他に類を見ない変わったお店ばかり。
大阪ミナミの魔窟と呼ばれるのも頷けます。

公式サイトで店舗情報の詳細を見られないため下調べしづらいのが難点ですが、あえてノープランで冒険してみるのも面白いかもしれません。

テナントフロアに至っては昭和と言うより、もはや異世界。
ディープ過ぎる大阪を感じられる珍妙スポットです。

今までにない変化球デート!

以上、味園ビルについて諸々紹介してきましたが、いかがでしたか?

バブル期の絶頂期、人々の心を惹きつけて時めいた味園ビル。
当時の名残を留めつつもサブカルと言う新たな要素を取り入れ、味園ビルは以前にも増して魅力的な存在になったと言って良いでしょう。

マンネリ化しているカップルにとっては刺激的なデートになること間違いなし。
サブカルに興味のない人でも一見の価値がある場所です。

あなたも彼女も、いつの間か味園ビルの持つ魅力に取り憑かれてしまうかもしれませんよ!