美侍

「PER」って一体なに?株式投資でどう使えるの?関連用語も教えて!

株式投資を行う際、その会社の株を購入するかどうかの目安の一つとなる「PER」。これは「株価収益率」とも訳されますが、一体どのような意味になるのでしょうか?また、どうやって使われるのでしょうか?これから株を始められる方や、始めてみたものの今ひとつPERを理解できない…という方などのために、その他の関連用語や、合わせて見ておくべきところなども含め、PERについて詳しくまとめました!ぜひご参考ください。

「PER」って一体なに?

出典:https://www.pakutaso.com/20140655175post-4273.html

PERは正式名称を「Price Earnings Ratio」といい、日本語では「株価収益率」と訳されます。
分かりやすく言えば「株を購入する時、その株の割安感や“お得感”の目安となるもの」です。
株を購入する際には、配当金や優待等はもちろんですが、何よりその企業の将来性や「売った時の価値が高いか」が重要ですよね。

しかし、そういったことはなかなか企業の表面だけを見ても分かりませんから、業績と現在の株価を見比べて判断しなければならないのです。
PERは「時価総額÷純利益」を一株あたりの株価で割ったもので、株の価値をはかる際の指標となる数値と言えます。

PERは「株価収益率」のこと!

Price Earnings Ratioの略称で和訳は株価収益率。株価と企業の収益力を比較することによって株式の投資価値を判断する際に利用される尺度である。時価総額÷純利益、もしくは、株価÷一株当たり利益(EPS)で算出される。例えば、株価が500円で、一株当たり利益が50円ならば、PERは10倍である。

出典:https://www.nomura.co.jp/terms/english/p/per.html

PERが低いほど、株価は割安となる!

一般的に、『PERが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安である』といえます。

出典:http://kabukiso.com/apply/useinfo/per.html

計算方法は?

■PER(株価収益率)=時価総額※÷純利益
               (=株価÷1株あたりの利益)
※時価総額とは、“株価×発行済み株式数”を指します。会社丸ごとの値段を表します。

出典:http://kabukiso.com/apply/useinfo/per.html

PER10倍なら、投資額を回収するのに10年かかるということ!

PERが“10倍”であれば、純利益の10倍まで買われていることになり、投資した資金の回収までに“10年”かかると言う見方にもなります。

出典:http://kabukiso.com/apply/useinfo/per.html

PERの数値は、どのように活かせるの?

出典:http://blogos.com/article/17533/

さて、PERが低いほど「株価は割安」と言えますが、1社の現在のPERだけ見て、この企業の株を購入していいんだ!という判断に至るのは危険です。
現在の数値のみならず、その企業の過去の数値と比較することでこれまでの動向が分かりますし、何より大事なのは同業他社と比べてみること。

この業界では一番PERが低い、あるいは業界内での平均よりも低い、と分かれば安心ですし、購入する銘柄の目安にもなりますよね。
また、業界によってPERの高低には違いがあるようですので、そのあたりも注意して見ておきましょう。

PERは、株価が下がれば下がり、上がれば上がる!

 PERの変化としては、株価が下がれば↓、PERも下がります↓。逆に、株価が上がれば↑、PERも上がります↑。
 純利益の視点から見ると、純利益が前年より増えれば↑、PERを下げる↓要因となり、純利益が前年より減れば↓、PERを上げる↑要因になります。

 

出典:http://kabukiso.com/apply/useinfo/per.html

過去の数値と比較したり、同業他社の数値と比較したりしてみよう

『その会社における、過去のPERや将来の予想PERと比較すること』もありますし、『同業他社とPERを比較すること』もあります。前者の場合は、PERの変化によりその会社内での割安性を読み取ることができますし、後者の場合は、その業界平均のPERから見て割安か、割高かを比較することもあります。  

出典:http://kabukiso.com/apply/useinfo/per.html

PERが高すぎる銘柄にも注意!

業界によって平均PERは異なります。これは業界によって成長力や安定力などに違いがあるからです。特にIT関連の銘柄は成長力期待が強く、PERがとんでもなく高いです(100倍以上のところもあります)。PERが高すぎる銘柄は成長がついてこないことがわかった時に、急落する恐れがあるので個人的には避けて買わないようにしています。

出典:http://kabukiso.com/apply/useinfo/per.html

PERの数値だけでなく、背景にも注目しよう

「低PER=割安」と飛びついて買うのではなく、「なぜこの銘柄が低PERで放置されているのだろうか」、「今期が業績のピークで、来期以降業績が急速に悪化するのではないか」など、よく考えてみることが必要です。

出典:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/adachi/adachi_20140508.html

PERだけでなく、PBRのことも知っておこう!

出典:http://toushi-world.net/kabupbr.html

PERと同じく、株の割安度をはかる指標に「PBR」というものがあります。
PBRは「Price Book-value Ratio」の略で「株価純資産倍率」とも訳されますが、つまるところ1株あたりの株価に対し、純資産がどれだけ大きいのかを表す数値ですね。
PBRは1倍が基準となっており、それを下回ると割安ということになります。

PERとPBRの違いは「純利益と比べるか、純資産と比べるか」というところ。
PERが1株あたりの利益の何倍まで購入されているかを見るのに対し、PBRは純資産がいくらぐらいあって、それに対して株価は適当かを見るのです。
目的は同じでも割り出す方法が異なるため、その株の本当の割安感を判断するためには、PERと合わせてPBRにも注目すべきだと言われています。

PBRは「株価純資産倍率」!

PBRとは、"Price Book-value Ratio"の略で、

「株価純資産倍率」
と呼ばれる指標である。

出典:http://toushi-world.net/kabupbr.html

PBRが1倍以下なら、割安株と言える!

株価が1株あたりの純資産(株主資本)と比べてどれだけ大きいのかをあらわし、その株が割高か割安かをあらわす。

簡単にいうと、その会社の株価が高いと割高で、低いと割安ということだ。

また、PBRは1倍が基準になっているので、1倍を下回る株価は割安株ということになる。

出典:http://toushi-world.net/kabupbr.html

計算方法は?

PBR(倍) = 株価(円) ÷ BPS(円)

ここでBPSとは、Book-value Per Shareの略で、一株あたりの純資産のことをいいます。

これは、「BPS(円)=純資産(円) ÷ 発行済株式総数(株)」で求めます。

出典:http://asset-formation.com/2015/07/13/column-equity-investment-8/

PERとPBRの違いは「元となる基準」にある!

PERとPBR、どちらも現在の対象とする銘柄の株価が割高か割安かを判断するための指標である点は共通しています。

ただ、PERが純利益を、PBRが純資産を基準に割高か割安かを判断しているという違いがあります。

出典:http://asset-formation.com/2015/07/13/column-equity-investment-8/

PERとPBRは、両方見ておくと安心!

”損益”の数値を元に算出されるPERの方がPBRよりも数値が変化しやすく何倍が適正値となるかという目安が曖昧です。

一方で、”純資産”の数値を元に算出されるPBRは相対的に変化しづらく1倍という目安の信頼性が高いといえます。

出典:http://asset-formation.com/2015/07/13/column-equity-investment-8/

PERやPBRは、株を購入する上で大事な指標!

何だかんだ言っても配当金や株主優待の内容が大事だから、そこまで計算はしないかな……という方もいるかもしれませんが、株式投資においては、PERやPBRは非常に大切な目安となっています。

前述した通り意外と簡単な計算で割り出せますから、購入時にはぜひ注目してみてください。

株式投資には必須!PERの計算法を頭に留めておこう

いかがでしょうか?アルファベットを並べられると分かりにくいですが、PERは株式投資において非常に重要な役割を果たしているのですね。
はじめのうちはとりあえず絶対に損をしなさそうな株を買っておこう……となりがちですが、慣れてきたら利益率の高い株を探してみると良いでしょう。

株はスピード勝負とも言われていますから、PERやPBRの計算法を頭に留めておけば、気になる株が出てきた時、素早く対応できるかもしれませんね。

「PER」って一体なに?株式投資でどう使えるの?関連用語も教えて!